長谷川宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理性的なものは現実的であり、
現実的なものは理性である。
・・・・・・『新しいヘーゲル』79頁
この本は、ヘーゲルを中心に、当時の宗教観や、西洋哲学に対する日本、ヘーゲル以後の哲学などについても語られており、俯瞰からの解説という印象を受けた。
ヘーゲル自身の著作を読んだことがないのもあって、
朧気な人物像しか掴めていない。
最初に、生の言葉を聞いてから、解説書として読むべきだったかもしれない。まずは、『精神現象学』がいいだろうか。。。
断片的な印象をメモしておこうと思う。
理性への信頼。その姿勢には大いに好感が持てた。
この感情は、カントやスピノザの思想に触れた際の、感覚に似ている。
私 -
Posted by ブクログ
丸山の思想は学問に向かっているから一般庶民、生活者の視点からするとわからない。それでも学術論文としてはわかりやすい。
理解できるようになるためには不断の努力が必要。日本を代表する知性なんだから当たり前のことです。
丸山は行動する大学教授だ。
ナチスには独裁者がいて、日本にはいなかった。どちらが良い悪いとは一概には言えない。ナチスではユダヤ人迫害があり、日本は南京虐殺があった。そんなことは百も承知で丸山は、独裁者の不在、独裁観念の欠如をもって、ナチスに対する軍国日本の意識の遅れをいう。独裁の前提となる「自由なる主体意識」の存在が丸山にとってどんなに大きな意味を持っているか象徴している。