高校生のための哲学入門

高校生のための哲学入門

715円 (税込)

3pt

どんなふうにして社会はここまできたのか。西洋も日本も「近代」を通過することにより、自分で自分の生き方を決められる社会になってきた。しかし「個人」は一人では生きられない。他者との関係の中で自分の道を見きわめていくにはどうしたらいいのか。「知」の在り処を探ってきた著者が書き下ろす、万人のための哲学入門。

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高校生のための哲学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年01月11日

    著書は、「哲学」や「思想」は「個人の人生」と、どのように関わるのかを記す。答えは、「人生を楽しむ」ためというのが本書の主張である。
    著者は、塾に通う子供たちと山奥の合宿や演劇祭を行い、その子供の親たちと付き合い、PTAや地域の活動など、ながい模索を経て、「まわりに気兼ねしないで自分の考えをきちんと提...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月28日

    [ 内容 ]
    「自分」とは、「社会」とは。
    私たちの「生きにくさ」はどこから来ているのか。
    難解な語を排し、日常の言葉で綴る待望の哲学入門。

    [ 目次 ]
    第1章 自分と向き合う
    第2章 人と交わる
    第3章 社会の目
    第4章 遊ぶ
    第5章 老いと死
    第6章 芸術を楽しむ
    第7章 宗教の遠さと近さ
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    Posted by ブクログ 2010年05月21日

    「高校生のための」と前書きしてありますが、アイデンティティーに揺れる青年期の人たちだけでなく、或る程度事故を確立したと考えて日々を淡々と営んでいる人も揺るがせる、貴重な著作だと思います。

    抽象的な知と思考の在り方をどう具体化し、現実世界に生かしていくかを追求し続ける著者の姿は、宮城谷昌光作品の主人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月30日

    長谷川さんの良心を感じた。市井の学者っているんだな。感慨深い。学問的な意味での哲学ではない。最初はなんだかなぁ、と思いながら読んでいたが(我見に過ぎないのではないかとの疑念ありつつ)、読み終えてみると、よい意味で裏切られた感じ。こころが暖まるエッセイだった。

    ・平等と対等。
    ・人柄への関心。
    ・共...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月15日

    「自分と向き合う」「人と交わる」「社会の目」「老いと死」
    といった、人生におけるテーマ8つについて論じた本。
    哲学というほど大げさなものではなく、もっととっつきやすい
    人生論的な内容です。
    高校生でも十分読めるけど、この本の内容を真に実感するのは
    もっと後になってからだろうな。
    誰もが漠然と感じてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月08日

    ほとんど術語なしに書かれた高校生向けの本。あlくまでも入門書なので、ありふれた結論に陥っている感もあるが、在野の哲学者としての論考をじっくりたどるのは楽しかった。

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    Posted by ブクログ 2011年06月03日

    「高校生のための」とタイトルにはあるが、著者も“はじめに”で書いているように、誰が読んでもいい内容です。哲学というと言葉遊びのような文章をこねくり回したり、やたらと小難しいイメージがあるけれど、この本は入門というだけあってとっつきやすい。第1章の「自分と向き合う」思春期にかけて、それまで外に向かって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月05日

    高校生向きというので読んでみました。でも私にはちょっと難しくて分かりづらいところもありましたが、哲学って深いんだと思えるようになりました。

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    2007年第一版

    塾講師でありながら哲学者という変わった経歴を持つ著者。

    「哲学」の入門書であり、「哲学学」の入門書ではない。
    (「哲学学」の入門書は例えば「ソフィーの世界」)

    世界と自分との対峙、人間存在への関心、生と死、自分とは何か?

    人が生きていく上で向き合う疑問→哲学

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    Posted by ブクログ 2012年03月21日

     筆者は学習塾の講師という立場に身をおく在野の哲学者である。哲学という自由度の高い学問と、極めて実用的な学習塾での授業という両方をこなしていること自体が私にとっては興味深いものであるが、そのほかにも様々な行動を通して知の実践をおこなっている方のようである。
     タイトルにあるように高校生に向けられた本...続きを読む

    0

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