長谷川英祐のレビュー一覧

  • 働かないアリに意義がある!

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    おもしろかった!アリたちの社会模様がとてもわかるのもさることながら、きっちりオチがあって楽しい。裏表紙にも出てる「ミスマッチ」のオチなどは思い切りツボ!

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    2012年09月01日
  • 働かないアリに意義がある!

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    アリたちをビジネスマンに例えてアリ社会をわかりやすく解説しています。アリの社会とは実によくできたシステムだな、と思いました。

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    2012年08月30日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    面白いタイトルなので手に取ってみたが、想像通り面白く読めた。全員がフル稼働でタスクにあたるのが、必ずしも最良ではないと読み取れ、それは自分たちの組織においても理解できる。働かないアリをボトルネックと捉えるのだとすれば、ボトルネックを取り除くのではなく、如何に活用するかを考える方がよほど生産的なのだと思う。

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    2025年11月05日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    「働かないアリに意義がある」10年ほど前でしょうか、TVで取り上げられたようで会社給湯室で話題に上がった。組織の中に一定割合で働かない者が生まれるのは必然らしい。当時は同僚の鈴木さん(仮称)が頭に浮かんだ。

    そんな懐かしい記憶が本屋さんに陳列されている本書を目にしてよみがえった。またドーキンスの「利己的な遺伝子」で登場した利他的行動をする社会性動物の代表的な”アリ”について詳しく知りたくなったため購入。

    アリはキリギリスと比較され、行列で忙しなく餌を運び小さい頃から働き者のイメージだったが、シワクシケアリの研究でなんと2割のアリは働かない。そして、その働かない2割を実験的に取り除くと残りの

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    2025年09月27日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    アリやハチといったコロニーを作る生き物の生態について。当然,そこをベースに人間社会への考察となる。働くアリばかりだと同じタイミングで疲れてしまうというのが面白い。働かないというより働くスイッチが入るのが遅いそうだ。スロースターターにバトンタッチして休憩し,休憩後にまたバトンタッチする。うまくできている。生物学の言葉が出て来てもそこまで難解ではないが,各章末にまとめがあるので,そこだけ読んでも良い。興味があればもっと読めばいい。個人的には「文庫本あとがき」と「解説」が最も興味深かった。あこがれるなぁ。

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    2025年04月05日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    個人的にとても勉強になったのは植物の色が緑、カエルの卵が黒なのは
    なぜかということ。植物が葉緑体の色で緑なのは知っていたが
    もっと掘り下げて、葉緑体はなぜ緑に見えるのかの説明が
    「そういうことか!」
    と納得し、黒に見えるものにどういう反応が起きているのか
    も素晴らしい説明だと思った。

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    2024年06月06日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    「あくまでクジャクの話です」の反応閾値の話が面白く、生物学に興味を持ったので読んでみた。漫画という表現方法の秀逸さを改めて実感した。

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    2024年05月19日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    思いのほか薄くサラッと読めてよかった。生物の複雑さと持続させるための戦略はすごい。
    章ごとにポイントでまとめてくれているのもよかった。

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    2023年09月02日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    自分とは全く違う専門の科学書だったが、分かりやすく応用しやすいエッセンスを取り込んであった。あまり実践的に役立つものではないが、知識を広げ考え方を拡張するという観点では長期的に有効と感じた。閾値と余力、適応度などの考え方は活かしていきたい。

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    2023年05月22日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    興味があって手に取った本ではなく、完全なるパケ(帯)買いならぬパケ読み。
    コロニーについて深く考えたことは全くなかったのだけれども、とても面白い読み物で、新しい知識を得られたことがうれしい~!
    虫大嫌いなので、虫の繁殖についてなんて考えたこともなかったけれど、すごい面白いね…!?
    不思議な出来事がいっぱいだった。

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    2023年02月17日
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある

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    やっぱり蟻は面白い‼︎
    反応閾値や個性があってこその社会。
    人間世界もそれで協力し合えるものであればなぁ。
    それも違うからこそ世界は面白いのかな。

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    2023年01月27日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    皆さんの書評と同じ感想。高校の生物学がベースだが、教科書は事物の羅列で分かりにくいと一刀両断するのは一理ある。進化を通して機能を理解していくほうが分かりやすいのは間違いない。
    ただ、面白くて眠れなくなるような本ではない。むしろ途中で眠くなることもあり

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    2022年05月28日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    基礎的な生物の知識が必要ではあるものの、読みやすく書かれていると思う。
    暗記が苦手で数学や物理に逃げてたので、生物ってだけで怯えてしまうとこあるけど、あの頃にこんな感じで雑学を交えながら教わってたらもう少し興味出せたかなあ。
    ただ、眠れなくなるってタイトルは大袈裟かな。

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    2022年02月02日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    ‪生物現象の基盤には進化がある。DNAにしても、分離の法則にしても、進化に関わる事実や法則の上に相互に関連して起こってくるもの。だからまず基盤となる進化について理解することが生物学を理解する早道‬ ‪だと。しかし生物教師の多くは進化についての理解がない場合が多かったり、教科書は関連性もないまま、知識羅列されているだけになっているのが現状だとか…(たしかに…)‬

    ‪他に昆虫も魚も人間と同じように鬱になることや、オスがメスにアピールをしたりメスがオス選びに慎重な理由は配偶子が関係して‬ ‪いたことなど、今回も大変興味深い内容でした。‬
    ‪また私たち人間にも身近に関わる性についても、それがなぜ存在

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    2020年02月05日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    今の『生物』の教科書は、進化と言う生物を貫く軸を顧慮せず、生物が示す現象をバラバラに置いた構成になっている。生物学とは単に暗記する物ではなく、理解し何故そうなるのかを知ることにより分かりやすくなる。本書はその手助けをするガイド本なのである。

    人に限らず、生き物の大多数のオスとメスは協力し子孫を残していくものだと思っていましたが、それは当たり前ではなかったのですね。両者の間にも熾烈な戦略合戦があったとは・・・理解し合えないのも無理からぬことなのかもしれません。
    常日頃社会性昆虫は何故に自己よりもコロニーを優先するのか?と不思議でなりませんでした。これを読んで謎が解けたわけではありませんが、人体

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    2018年11月08日
  • 働かないアリに意義がある!

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    地上を歩き回りエサ探しをしている多くのアリたち(その軽い身のこなし、手足の筋肉の強さに感じ入っています)、そして、その何十倍ものアリが地下の巣に。その7割ほどは働いていない。(腰が軽いアリと重いアリがいる)アリは案外、働き者ではないみたいですw。働かずに待機しているアリは、いざという時のバックアップ要員だそうです。(重要な役割)長谷川英祐 原作、いずもり・よう 漫画「働かないアリに意義がある!」アリが教える生き方コミックエッセイ、2012.8発行です。

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    2018年08月11日
  • 働くアリに幸せを 存続と滅びの組織論

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    狩猟採集時代は縄張りを広げてもメリットはあまりなかったため、部族間闘争は熾烈ではなかった。農業が始まると、相手の縄張りを奪えば農地や備蓄していた穀物を得ることができ、相手を奴隷として使役することもできるため、相手を制圧するような戦争が起こるようになり、群選択による強い協力をもたらした可能性がある。

    以前は、人間集団を結びつける共通の思想(物語)である神話や伝統によって、大情況の方が小情況よりも大切だとされてきた。大きな物語が失われることによって、集団に対する帰属意識が薄れてきた。

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    2018年10月31日
  • 働かないアリに意義がある!

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    働く代表の蟻ですが、実はその大半は…。

    働いている蟻を集めても、その1割は仕事を怠ける。
    そんな彼らが大量に集まった巣の中には
    働かないのがどれだけいるのか。

    蟻、というか、別次元の問題なので、読んでいても
    それほど何も思いませんが、これが人間社会だと
    ストレスやらどす黒いものとかが溜まりそうです。
    蟻にも色々な分担があるようですが
    女王蟻、安い給料の蟻を投入って
    それはそれで恐ろしい会社なのですが…!!

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    2016年07月08日
  • 面白くて眠れなくなる生物学

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    生物学の高校教科書が、知識の羅列になっている事を批判している。生物現象には理由・原理があり、それを理解のすれば単なる知識の暗記でなく、学問になるという話し。
    それはその通りだと思うが、眠れなくなるほどの目新しい知見はあまり出てこない。高校教科書に拘泥し過ぎではないかと思う。

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    2015年11月19日
  • 働くアリに幸せを 存続と滅びの組織論

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    社会的生物アリ、ハチ、サルからわかることを人間の組織に当てはめて考えた。
    効用の考え 人間以外の生物は次世代への遺伝子をどれだけ残せるかで測れるが、人間は異なる。
    組織と個体 まず「我々」という認識の範囲がどこまでかという問題。生物は基本的に遺伝子の濃い薄いで測れる。人間社会は、家族、国家、会社、学校など様々な組織に複数属しているケースが多い。個体の効用を無視した組織は成り立たない。ただ生物では、生殖機能を失った働きアリみたいなものもあり、組織に貢献するしかなくなっている。
    環境への適応 環境に余裕があれば、指数関数的に員数が伸びる。そののちに環境要因でフラットになり、減少へ転じる。
    適応の仕

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    2014年05月17日