豊崎由美のレビュー一覧

  • ニッポンの書評

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    ネタバレ

     軽い感じで、けっこうキツイ事を主張されてます。私は、雑誌や新聞の書評をかなり参考にするタイプで、ネタばれしてても気になりません。むしろその方がありがたいです。
     「○○を縦糸に□□を横糸に…」という表現を、使い古された比喩、と言っていたのが面白かったです。書評のあるあるネタです。
     書評と批評は違うようです。よく昔の作家が、批評家とケンカしてるのを見ると、私は「だったら自分で書いてみい」と作家に肩入れして見てました。そうではなく、批評家をそれまでに読んだ作品と対比さ、独自のロジックを展開していくのが仕事らしいです。

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    2013年02月17日
  • ニッポンの書評

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    ネタバレ

    豊崎流の書評とはこうあるべき論を展開させつつ、日本と外国(主としてイギリス)の書評を対比。
    一つの章(本作では講)がコンパクトでわかりやすく、つながりが明快であり本当に講義を受けているような印象を持てる。

    読書後に本について、レビューをする人はぜひ読んでもらいたい。

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    2012年05月13日
  • ニッポンの書評

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    ギュッと詰まった充実のボリューム。自分の語彙の貧弱さ、表現力の欠乏がわかってしまうが、書評は読むものだから(書くわけじゃないから)いいんだもーん。

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    2012年02月03日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    村上春樹ファンも困る
     どちらかといへば、ふたりはSF的な文脈なのだが、やはり小説の整合性にツッコミ。これはそんなツッコミを笑ひ飛ばす本なので表面的といへば表面的だが、まあ構ひません。

     メッタ斬りシリーズはむかし愛読したので、これもそれなりに面白かった。『騎士団長殺し』は『ねじまき鳥』に比肩すると最初は云ひつつ、あとで『1Q84』のほうが(エンタメ的に)面白いとかいってて、どっちやねんと思ふものの、まあええか。

     村上春樹が長篇作家ではなく短篇作家だと豊崎はいふ。その通りかもしれない。私は『世界の終り〜』と『ねじまき鳥』は読んだものの、そこまでピンときたわけではない。

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    2025年11月16日
  • どうかしてました

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    メッタ斬り!でトヨザキ社長を知ったんだけど、書評以外の社長のこと知らなかったから興味深く読ませてもらった。お姉さんの自殺の話など胸が痛くなるものも。

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    2025年05月09日
  • どうかしてました

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    辛口書評家の豊﨑由美さんのエッセイ。
    面白い方だとは思っていたけど、想像以上にキテレツ!

    ケモノバカ一代で海外文学に造詣が深い豊﨑さんと私は、本の好みは合わないかもしれないが、
    私の好きな作家さんの作品も複数でてきて、嬉しかったな。平野啓一郎さん、恩田陸さんなどなど。
    さらに、ドリカムの未来予想図IIの歌詞の話、鎌倉殿の13人の菅田将暉の話、あまちゃんの話など、私と共通の「好き」があることも感激。

    子供の頃、
    水槽のすっぽんに指を噛まれたり、
    おでこからオバQが出てきたり、
    本来なら笑い事じゃない珍事も、
    爆笑!

    書評家さんの読書方法についても教えてくれた。線を引いたり、付箋をはったり、

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    2025年03月05日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    村上春樹ファンである、大森望さん、豊﨑由美さんが村上作品をについて言いたい放題書いている。いやタイトル通り「メッタ斬り」でおもしろかった。ストーリーを思い出しながら、自分も疑問に思っていたことや前の作品と似ているような…と思ってたところを共有できたのでよかった。ハルキストは結構いるからこういうのを読んで「やっぱり」と思う人は多いような気がする。
    豊﨑さんの春樹作品ベスト3は
    世界の終わりとハードボイルド·ワンダーランド
    ねじまき鳥クロニクル
    神の子どもたちはみな踊る
    だったけど、私はどれも読んでなかった。
    今度読んでみようと思った。

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    2023年10月14日
  • ニッポンの書評

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    「書評と批評の違いとは?」「ネタばらし問題は?」「プロと素人の違いは?」・・・etc.
    勉強になることばかりでした。豊崎さんの語り口も軽快で読みやすいです。
    大澤聡さんとの対談の中で、「読書感想文よりも書評を活用したらいいのでは」という旨のお話をお二方がされていて頷きました。
    私個人としては、「感想文よりも要約の練習をしたほうがいいのでは」と思っています。
    本書の中で、あらすじも書評という発言がありましたが、まさにそのとおりだと思いました。あらすじが説明できれば、感想は自然と付随してくるんじゃないかなあ。これはもちろん自省もこめて。

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    2022年01月23日
  • ニッポンの書評

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    耳の痛い話。プロだけでなく、アマチュアの人々の書評に対しても厳しい。私は書評というよりは自身の読書記録として感想を載せているだけと言い訳しつつ、
    でも人の目に触れる場所に本に対しての意見を言うのなら、少なからずその本に対して愛ある態度を示さないとと痛感した。

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    2020年09月12日
  • ニッポンの書評

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    書評と批評の違いについて、なるほど、と思った。

    つい先日、加藤典洋の『村上春樹は、むずかしい』を読んでさ。その、「おぉ」と感心する視点に引き込まれると同時に『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』で斬りまくっていた記憶のある豊﨑由美について、読みたくなったんだよね。加藤氏については何も触れられていなかったけど、書評と批評の違いについて、わかりやすく書かれていた感心した。

    俺自身、こういう文章を書くのが楽しいわけで、ブック・レビューというのが趣味にもなっているだろう。なぜ書くのかといえば、一番の理由は読んだことも忘れてしまうからだ。読んだ感想を何か書き留めておけば、読んだことを忘れていても「

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    2019年11月10日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    メッタ斬りコンビはどちらも好き。というか信頼している。
    特に短編のよさを訴える豊崎さんの思いが溢れ、その一方で長編は、うーん……という愛憎半ばの様子が聞いていて(読んでいて)面白い。

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    2019年04月15日
  • ニッポンの書評

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    ネタバレ

    まずははじめに。
    書評を扱う本の少なさからしてこの様な本を出版された豊崎由美さんに感謝。

    私はただの読書好きでありますが、最近は本をどう自分の言葉で紡ぐか、考える為に書評を読んでいます。

    この著書の中では様々な書評が掲載されています。それを著書が好い悪いと評するのですが、その切り口を好きと思うか、そうでないか、それがこの本、ひいては著書を好きになれるかの決め手になります。
    ※引用がかなり多いので、その点は致した方ないですが…。もっと著書ご自身の書評が読みたいのが本音です。

    最後に、対談のコーナーがあるのですが、これが大変おもしろく、これからのニッポンの書評を真面目に論じています。
    ここだ

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    2019年02月19日
  • ニッポンの書評

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     ネット上に、たくさんの書籍の感想を参照できる今、著者の講義するコミュニティ・カレッジを受講したいとも思ってしまいます。素人とプロの違いを具体的に指摘してくれたり、業界人への気配りなどどこ吹く風、有名な文筆家を俎上にあげ料理する手際の良さに、爽快なものを感じました。書評をめぐる全体を、ほぼ見渡せると思います。

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    2018年09月24日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    再読。最近、加藤典洋とか内田樹の村上春樹本を読んでさ。けっこう面白かったんだけど、一方でメッタ斬りの本もけっこう楽しく読んだ記憶があった。だから、読み比べてみるのも面白いんじゃない、と。結果、こちらもやっぱり楽しめたと思う。思うに、ぜんぜん違う視点から語ってるんだよね。加藤氏や内田氏は村上春樹の小説を読んで、自分の中の思考を掘り進めるステップにしているんじゃないか。一方で大森氏、トヨザキ氏は物語として、そのものを楽しもうとしている、というかなぁ。だからSFとかミステリとかの、ジャンル小説的な視点から批判することになる。いろいろ考えさせられて、面白かったね。(2019年11月16日)



    あっ

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    2017年09月29日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    邪道は承知で、「騎士団長殺し」を読まずして「メッタ斬り!」を読む。だって面白いんだもんね。メッタ斬りシリーズを愛読してきたが、このごろとんと紙媒体でお目にかかれない。「仕事を選ばず即参上」がモットーなのに、「なぜかめったにお座敷がかからない」と大森氏が書いている。出版社も「忖度」するんでしょうねえ。いや、ストレートに怒っている方もおありでしょう。私は豊崎由美さんの、天下御免の言いたい放題芸が好きなので、もっと読みたいのだけど。

    最後に読んだ村上春樹の長編小説はなんだっただろう。うーん、思い出せない。エッセイのたぐいはほぼ全て読んでるし、短篇も大体読んでると思う。「風の歌を聴け」でのデビューか

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    2017年06月07日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    1Q84、多崎つくる、女のいない男たち、騎士団長殺しという近年の村上春樹作品を肴に好き勝手に対談している本。すぐ読めて面白い。
    違和感があったところを突っ込んでくれててスッキリするところもあるが、そんなこと言ってどうするっていうところもある。騎士団長殺し殺しにはなっていない。

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    2017年04月24日
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    「色彩を・・・」と「1Q84」は未読だが、ネタバレでもまあいいやと読んでみた。どんどん劣化してるってこと?

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    2017年04月22日
  • ニッポンの書評

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    「プロの書評には「背景」がある。」やはり本書の肝はこの一言に尽きるだろう。単なる自己満足としての文章と、誰かに届けようとするための文章は全く別物だ。それは自分自身の持つ背景だけでなく、作者や読み手が持つであろう背景への想像力を求められるものであって、そうした背景を言葉によって重ね合わせることのできる文章こそ本を読み手に届けることができるのだから。それは著者が否定的なWeb上でも言えることで、こんなネットの隙間でもきちんと想像力を持って面白い感想を書いている方々は存在するし、それが何より励みになるのだ。

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    2015年07月09日
  • ニッポンの書評

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    書評って本を読むにあたって参考にするかたも多い。
    文字の制限があるなかでネタバレ問題やよみたくなる気持ちを引き出す書き方。
    もうただただ尊敬するばかり。

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    2014年08月19日
  • ニッポンの書評

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    トヨザキさんの書評論。自分の中では圧倒的に信頼するブックレビュアー。
    古川日出男、沼田まほかるなど数十冊の本に出会わせて貰っている。この書評感について自分は違和感なく理解できた。

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    2013年04月07日