NHK出版のレビュー一覧
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ネタバレ軽度の脳梗塞の経験者です。
私は幸い、麻痺も残らず、入院もせずに済みました。しかし、一時でも麻痺・呂律が回らなくなる経験をすると、もうその後の再発が怖くして仕方ありません。
で手に取った本書。
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これはもうムック本的に劇的にわかりやすい。
何というか、患者やその家族が知りたいことが本になった、と言ったらほめ過ぎか。
病気の内容やメカニズム、クスリの種類とその強さ、予後の生活改善や食生活、そしてリハビリ等々が大きな文字と絵でコンパクトにまとまっています。
一応章だても紹介しますと、
一章:再発の怖さ、
二章:退院後の不安を解消する、
三章:血栓を予防する薬物療法と生活改善、
四章:ひとりでできるからだと心と脳の運動、
という四つです。
病気にならないのが一番ですが、万が一同様の症例に見舞われ、不安を覚えるのならばまずはこの本はお勧めできると思います。 -
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きょうの料理にご出演のプロ料理人や料理研究家のレシピを掲載。
一つの料理名に対して平均3〜4ほどのレシピを掲載。これがタイトルの「くらべて選べる」の所以。ど定番ではなく、こんなのアリなんだー、というアイディアに目から鱗。
掲載レシピ
◯永遠の人気料理
唐揚げ、ハンバーグ、生姜焼き、サバ味噌、肉じゃが、シチュー、カレー、ぶり大根、卵焼き、グラタン、餃子、豚角煮、麻婆豆腐、鶏照り、コロッケ、豚カツ、きんぴら、おでん、ポテサラ、炊き込みご飯。
◯毎日食べたい家庭料理
野菜の肉巻き、つくね、肉詰め、鶏胸肉おかず、豚塊肉、青魚の煮物、白身魚の煮付け、魚介フライ、ブリ照り、蒸し魚、海老ちり、南蛮漬け、肉豆腐、おから、豆腐ステーキ、揚げ出し豆腐、白和え、冷奴、卵とじ卵炒め、オムレツ、茶碗蒸し、ひじき、切り干し大根、高野豆腐、春野菜の煮物、夏野菜の煮物、秋冬野菜の煮物、野菜炒め、野菜のかき揚げ、おひたし、炊き込みご飯、味噌汁スープ
◯日本の行事食
黒豆、田作、数の子、なます、煮しめ、おすし、赤飯、ご馳走肉、お菓子
◯季節の保存食
梅干し、らっきょう漬け、新生姜漬け、実山椒、漬物、梅酒、栗
どいよしはる、わきまさよ、きどざきあい、さいとうたつお、こばやしかつよ、こばやしけんたろう、みずの仁輔、たむらたかし、ちんけんいち、やまもとれいこ、こばやしまさみ、すずきときこ、きじまりゅうた、かんだひろゆき、ひらのれみ、こうけんてつ、おおはらちづる、わたなべあきこ、こうのまさこ、よしだかつひこ、ふじのよしこ、うーうぇん、ぱんうぇん、むらたよしひろ、のざきひろみつ、かさはらまさひろ、おおみやかつお、かんだひろゆき、しげのぶはつえ、むらかみあきこ、えだもとほなみ、たてのきょうこ、きじまなおみ、みちばろくさぶろう、いがらしろみ、わきまさよ、ひだあずお ほか(敬称略) -
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「麒麟がくる」の後編ガイド本が到着したので、日曜日の放送を見ながら
チェックしていました。
後編といっても、まだ中盤なんですけどね。
コロナの影響で間もなく放送が中断するみたいで
毎週の楽しみの1つがまたお預けとなり残念。
今は桶狭間の戦いに向かう信長という時期なので
まだ明智光秀は、本格的に歴史の舞台には登場していない。
ここからが見せ場という時なので、本当はそのまま続けて放送してほしかったなぁ~
明智光秀は好きな武将なので、もっと正当に評価されてほしい。
光秀と家康の関係をいかに丁寧に描いてもらえるか、楽しみにしています。
徳川3代将軍は「家光」なので。 -
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ネタバレ本書はテクノロジーの進化により到来する未来を予測している。
生物の進化も科学技術の進展も、線形的ではなく指数関数的であり、加速していくものである。
現在のテクノロジーは、人間の生物学的脳の能力を超えるコンピュータを生み出す段階に達しており、数十年内には全人類の脳の能力を1台の安価なコンピュータが凌駕する時代がくる。
脳の計算能力は既にコンピュータに敵わず、脳の持つ超並列処理能力(一度に100兆の情報を同時に処理できる能力)については現在のコンピュータでは再現できていないものの、今後も到達できない理由はなく、テクノロジーが進歩すれば近いうちに到達可能であることを著者は確信している。
こうしたテクノロジーの進化によって、生物学的脳+非生物脳によって人間の知能を圧倒的に向上させる可能性や、血球程度の大きさのナノボットを血管内に入れることによる知能の大幅な向上、栄養吸収の最適化(どれだけ食べても太らない)、排泄の自動化(排便行為を要しない)、身体の自由な変形、神経の中枢を刺激することによるVRの実現 などがもたらされることを予測する。
本書の原版は2000年代に書かれたものであり、私が読んだ時点(2019年)から見ると、現実が著者の予測よりやや遅れている観は否めないが、それでも予測の内容そのものの実現性に疑問符がつくものではなく、強いinspirationを受けることばかりだった。
最後に、最も考えさせられた項目として、テクノロジーによってもたらされる脳の完全なコピーやバックアップ(非生物的な素材による)に伴って問題が顕在化する「意識」と「アイデンティティ」に関する考察がある。「わたし」は数ヶ月で物質的に完全に入れ替わるが、それにも拘わらず数ヶ月前の自分と今の自分は連続性をもった同じ「わたし」であると考えている。つまり、「わたし」とは物質的同一性ではなくパターンの同一性と連続性なのである。川に例えると、「わたし」とは入れ替わり続ける水分子ではなく、それが生み出す流れの模様やパターンそのもののことである。であればコピー可能で、コピーすれば複数の「わたし」存在することになるが、それらすべてを「わたし」として受け入れるかという問題が生じる。新しいコピーができたから古い今の身体と脳は壊してしまおうと思えるかということだが、これはできないだろう。ここにアイデンティティの問題内包するジレンマがあり、本書ではそのジレンマにたいする解を出してはいない。(ただし、本書のヒントを基にすると、パターンの連続性こそが「わたし」を「わたし」たらしめる本質であると理解すれば良いことに気づく。同時多発せず、漸次的に変質していく場合は「わたし」が維持されているという主観的認識を保てるのではないか と考える。)
また、非生物的な知能は確実に「意識」を主張し出すので、それは受け入れるべきとの主張をとる。
結局のところ、自分以外の人間の意識ですらその存在を検証することはできず、存在するだろうと想像するしかないものであるから、非生物的知能であっても、表れる現象が意識を持つように見えるなら、それを尊重すべきとの見解だ。
未来予測の視野を広げてくれた点、自分とは何かとい哲学的な問いを突きつけてくれた点で、自分の中で貴重な読書体験となった。 -
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人工知能とかAIとか,そういう言葉自体は知っていた。個人的な出会いはドラクエ4だったかもしれない。大学でもちょこっとだけかじったこともあった。でも,それ以来遠ざかっていた。そして今年。会社の筋などからも話題になっているようであり,久々に強く興味を持ったので読んでみた。
エッセンシャル版をチョイスしたにもかかわらず,読むのに骨が折れた。なかなかの大作だと思うし,約10年近く前の本だというのに,今読むにしても相当の想像力が求められる気がした。まぁ,この本のスコープは10年どころではないので,当たり前といえば当たり前。この本のひとつのスコープは2045年。この数字はよくシンギュラリティの紹介で引用される数字であり,この本が底本であることを示している証拠でもある。
人間は今後どうなるのか。ナノボットを体に埋め込むとか正直あまりイメージができないんだけど,人工知能やAIに近づくというのは間違いなくそうなのだろう。多分,日本人は非人間に対して人格を認めやすい文化(※ロボットで人型にこだわったり,AIBOを本当のペットのように扱ったり,ゆるキャラをつくったり。アトムやドラえもんだってそう。アプリモンスターズなんて直接的過ぎる例もある)をもっているので,職を追われるとか人間の生活が圧迫されなければ,そういう意味では融合が進みやすい環境にあるのだろう。そして「受け身のシンギュラリティ」に流されないように自分で泳いでいく必要があるのだろう。 -
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* 話題の本だがようやく読んだ。色々と共感も反対もできることが多くて面白かった。
* トランセンデンスでもLUCYでもそうなんだけど、技術の圧倒的進化の類の話では、ナノボット的な概念を持ち込まれると、急に想像できなくなって置いてかれてしまう。この本も大方賛成できるし(VRもAIも宇宙移住も内臓交換も全然くると思う)自分もどちらかというとテクノロジーの進化に対して楽観的な方だけど、ここでふと冷めてしまうところがある。(BMIに関しても同じようなところがある)ただこれは自分の想像力の問題なのかもだし、その研究の最前線にいる人には想像できる範囲なのかもしれない。とすると人それぞれなんだろうな。
* 内臓交換がどんどん進んだ時に「じゃあ残るのは」みたいな思考実験は面白かった。
* 心臓・肝臓・膵臓など脆くてその活動自体を直接感じていない体の一部は代替される。もはや代替されたとしても気づかない。
* 一方皮膚・口などは食べる行為・性行為などの為にも最後まで手放したくないと思われるだろう体の一部。
* 本の後半になってくると、段々と哲学的な話になってくるんだけど、その時の印象的な話として、自分の体内を構成してる分子は1ヶ月あれば完全に新しくなる、というものがある。では何を持って自分なのか。このアナロジーとして「川の流れ」を用いているのがすごく腹落ちした。水そのものは常に変わっているが、その流れ、パターンは長い時間をかけてゆっくりとしか変わらない。
* この本を読んで、普段の些細なトピックでさえも10年後、20年後はどう変化していくのか(寿命は、今の貯金の価値は、地価は、寿命・病気・保険は…などなど)というマクロな見方をできるようになったのはとても大きな収穫だと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は少し退屈ですが、最後の「それでもまだ人間なのか?」は興味深い。
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・徐々に身体が置き換わった場合、古い私と新しい私が同時に存在することはない。
一体どの時点で、私の身体と脳は、別の誰かになってしまったのだろう、と。
・実は正常な生物学的プロセスの一環として、私の中身はつねに入れ替わっている。ところが、先の思考実験によれば、私のパターンが維持されていたとしても、その漸進的な置き換えは私の死を意味することになる。では、私はたえず、少し前の自分とそっくりの別人に置き換えられているのだろうか。
・いずれ人間は非生物的な存在に意識があることを認めるようになると、私は信じて疑わない。