夏目翠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家の積読消化その2
村で罪人として虐げられていた少女マユリは妖の民に嫁入りをすることになる。
…という著者の前作に引き続き王道な設定。虐げられていた少女が追い出された先で幸せになる…という話は今の世の中でも人気になっているし、今作のあらすじは今の時代でも通じそう。
中盤まではマユリの変化や徐々にクライとの距離が縮まっていくのが読んでいて面白かったけど終盤はイマイチ。マユリとクライの仲は好きだけど、クライはどうしてマユリを好きになったのだろう。推察できることはできるけど、本文に書いてあったかな…? 説明不足感があるにはあるけど、読んでいて面白かったのでヨシ! -
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Posted by ブクログ
諸事情で故郷に戻ってきたその日に
有り金すべてを強盗に持って行かれる。
あわや自分の身も…と思ったら、起きたら見知らぬ場所。
拾われた場所にて、借金を減らしつつ…な生活。
ある意味、3食昼寝付き?
主人があれですけど…いらっとはしますけど。
そのうち徐々に主人公の家庭事情が分かってきますが
ならば屋敷からでなければ、とか思ってはいけません。
確実に、話が進みませんしw
当然後で分かってくる人間関係ですが
雇い主(?)以外は、あらびっくり☆ 状態。
びっくり! だったのは、主人公の姉2名。
これほど素敵な人を見た事がありません。
現実にいたら、ものすごく困りますけど? というほど。
しかし -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ2巻目。
リリアナは商売を続けるため、ジョシュアは後継ぎ候補の選択ためにお互い婚約者となった2人。2巻では後継者候補の審判を受けるためにブラッドフィールド家本宅を訪れている。審判を下すのは故デズモンドの末妹のシャーロット。彼女が候補者たちに示した条件は?様々な候補者たちの思惑が絡む中、ブラッドフィールド家弁護士のライアンが死体で見つかる。容疑者として疑われたのはジョシュアで・・・。
ジョシュアは容疑者として隔離されているので2巻ではほとんど活躍がありませんでした。囚われのお姫様状態。リリアナはジョシュアの無実を晴らそうと事件を調べ始めるのですが、まぁ色々な事件にリリアナも巻き込まれて -
Posted by ブクログ
ネタバレリリアナの過去の記憶の断片と絡めながら物語は進んでいきますが、ヒーローは今回囚われのお姫様のような扱いで、未来の奥様に助け出されるという感じですね。
でもどうやって彼が執事と仲良くなったのかは不明ですね。
執事は誰を思っているのかも不明ですが、とりあえずそこはどうでもいいのだろう。だって本当なら彼は2巻から出てこないはずの人だったらしいので。作者としては。
女性陣の秘密の話でほのぼのと終わるわけもなく、どんでん返しの進行具合。後継者有力候補はジョシュアをどのように扱いたいのかが微妙ですが、ラストの1冊を待ちたいと思います。
おばあさまが案外お茶目さんで、いくつになっても少女めいた、という人 -
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