感情タグBEST3
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10年以上も前の作品であるのなら、ラノベの黎明期だろうか。完成されたファンタジーで、キャラクター達が生き生きとして、設定も構成も見事で、引き込まれた。セシアラは、この手のヒロインにありがちな、自虐的な諦めキャラだが、テオは子供だ。二人の未来が読みたくなった。
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<全1巻>良かった。面白かった。心配していた恋愛面が薄いという事も全くそんな事はなく、満足いくぐらいどきどきさせられた。ただし、戦闘シーンが若干読み難かった。あと少女向けではないから当たり前かもしれないけれど、絵が男キャラがかっこよくない。女の子はすごい可愛いのに。でも挿絵はそう多く無いから目を瞑ればいいんだけど。そうは言っても途中感じた不安も全部吹き飛ばすような素晴らしいラストだった。
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珍しい翠の瞳を持つ、王女セシアラ。彼女は神殿に仕える巫女として一生を終えるはずだった。だが、彼女はヴェルマとの同盟の証として、王に嫁ぐことになる。
少年王テオと、王妃になったセラ。二人の婚姻の日から、物語は始まる。
同盟の証としてきた王妃ということで、この話のように仲違いなんてなったらもっと事態は深刻になるんじゃなかろうかとか、途中セラが神殿に入る直前のことを語るときに年齢の辻褄が合わなかったりするのが少々引っ掛かった。
でもそれ以上に、早く二人にくっついてほしい、幸せになってほしい、と胸がキュンキュンする話だった。
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8年ぐらい詰んでいたのをようやく崩しました。
政略結婚から始まるロイヤル恋愛&ファンタジー。
最終決戦の展開にもやっとするも、すれ違いから始まり心通わせて…という主人公カップルの流れやよし。
サブキャラもなかなか魅力的でした。
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普通に面白かった!
Cノベルズの大賞作品は初めて読んだけど、ラノベとかより文章はしっかりしていて良かった。
ただ、まあ内容がある程度予測できるからいい作品ね、止まりともいう(^^;)
登場人物の設定ももう少し深くして、世界設定がもっと鮮明になったら同じ内容でももっと評価があがりそう。
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最初のころのセラの浮世離れしたとこがなんとも…
死がみえるというのは難儀だろうけど、それを意識してないは痛すぎ (^^;;
ダラスがいい味出してるねぇ(^^;;
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初めて読む作者のデビュー作。
冒頭の数ページを読んで購入したわけだけど、
読んだ感想は、ちょっと微妙(笑)
少年王とそこに嫁いだ隣国の王女。
その絡みを期待してたら、冒頭で二人がけんかして、
そのあと百ページぐらいまでほとんど二人の絡みは無かった。
それってどうなのよ?(笑)
そのあとの展開はかなり唐突。
ラストまである意味怒濤の展開でちょっと書き足らないような気も。
何というか伏線の張り方や、緩急の使い方、
主人公たちの感情の持って行き方など、
まだまだ習作かなあという気がする。
ただ、文章は読みやすく、最後まで読ませる力もある。
今後に期待したい作家かな
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王道なファンタジーが読みたい時にお薦め。私は猛烈にファンタジーが読みたい時に読みました。
2008年に本屋さんで少し読んで気になったものの買わず、それから2年。
やっぱり欲しい、ということで2年越しで買いました。
ライトで面白いです。さらさら読めます。重厚さはないけれどファンタジーの良い所を詰め混んである。
漢字かひらがなか統一していない単語があったり、設定等々、気になる所もありますが、買ってよかったです!
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第4回C★NOVEL大賞受賞作。
最初はゆったりと話が始まるのですが、後半になってバタバタ展開が進んでいく感がありました。前半と後半では、なんだか違う話のような雰囲気もありますし。
前半で挫けてしまったら読み進めにくい作品かもしれません。
読後感は微妙でした。
一カ所、脱字発見。
読点の位置がおかしくて、意味を取り違えそうになる箇所もありました。
読んだ本は初版でしたので、次の版からは直っているかもしれません。
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これを読みながら何となくFF9を思い浮かべた♪
少年王テオがジダンっぽい。。
子供っぽいのに大胆な主人公と、大人っぽい色気あるのに
初心なヒロインの組み合わせが可愛かったvv
期待を裏切らないファンタジー展開が逆にありがたかった一冊
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たまたま本屋で手に取りました。
作者の直筆サイン本が、最後の1冊だったので、
思わず購入♪
中世風のお話も好きなので、面白かったです!
登場人物の成長に、微笑ましくなりました♪
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第4回C-NOVELS大賞大賞受賞作。第4回の受賞作は特別賞の2作も読んだので3作とも読んだのですが、正直言って、大賞受賞作の『翡翠の封印』が一番印象に残らなかったし、期待はずれだったな、と思った。敗因は、主人公の王様、王妃様カップルが全然好きになれなかった、ということに尽きる。王様のテオはやることが子供っぽすぎる。こんなことばかりしてると、国民からの支持は確実に下がるのでは?と思うし、戦争の脅威にさらされてる国の話にしては緊迫感がないのもちょっとどうかな、と思う。こんなことでは早晩国が滅びる、と思うのだけど。王妃は王妃で、特殊な育ちという設定のせいか何考えてるのか、読み手にちっとも伝わってこないので感情移入ができないし。あとラスボスとも言うべき最大の敵が・・・。何だか最後の方の展開が思い切り駆け足なので付いて行き損ねた。作者は、政略結婚と笑わない女の子が書きたくてこの話を書いたらしいが、王妃がこの結婚に対して、政略結婚という意識を持ってると感じられないので、読み終わって、ああそう言えばこの話って政略結婚だったのか、とようやく思った。そのせいか政略結婚というネタが使い切れていないように感じた。1つ良かったところをあげるなら、王妃つきの女中ミリィは、元気で可愛くって、この娘の存在は読んでて救いだった。これがデビュー作なので今後に期待ってことで評価は★三つ。
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同盟の証として北方の新興国に嫁がされた王女セシアラ。緑の瞳と「ある力」ゆえに心を閉ざす王女は悲壮な決意でヴェルマに赴くが、この地で奔放に生きる少年王と出逢い……
第4回C★NOVELS大賞受賞作ということで興味を持ち読んで見ました。結構面白かったです。設定としてはファンタジーにはありがちで先も読めましたが、キャラクターがそれぞれに魅力的だったと思います。