あらすじ
同盟の証として北方の新興国に嫁がされた王女セシアラ。緑の瞳と「ある力」ゆえに心を閉ざす王女は悲壮な決意でヴェルマに赴くが、この地で奔放に生きる少年王と出逢い……第4回C★NOVELS大賞受賞作
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Posted by ブクログ
珍しい翠の瞳を持つ、王女セシアラ。彼女は神殿に仕える巫女として一生を終えるはずだった。だが、彼女はヴェルマとの同盟の証として、王に嫁ぐことになる。
少年王テオと、王妃になったセラ。二人の婚姻の日から、物語は始まる。
同盟の証としてきた王妃ということで、この話のように仲違いなんてなったらもっと事態は深刻になるんじゃなかろうかとか、途中セラが神殿に入る直前のことを語るときに年齢の辻褄が合わなかったりするのが少々引っ掛かった。
でもそれ以上に、早く二人にくっついてほしい、幸せになってほしい、と胸がキュンキュンする話だった。