鳥山まことのレビュー一覧

  • 駅と旅

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    松崎有理さん目当てでしたが、他の方々の作品の駅・旅・旅人のどれもひかれるところがあり、思わぬ出会いがありました。
    旅モノの作品集として楽しめ、今度はここに行ってみようと旅ガイドになるのと同時に、こんな面白い作品を書いている作者の他の作品はどんなのだろう?と新しい作家と作品への旅立たせてくれる、そんな1冊です。

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    2025年04月16日
  • 時の家

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    建築家の方の目から書かれた小説と知り興味がありました。
    知らない専門用語が沢山あり、表現方法も独特、また時の主人公が過ごした日々が交互に登場し、この家の歴史を俯瞰する目もあり読み進めるのが少ししんどかったです。
    近所でもおそらく家族で賑やかに過ごしただろうと思われる立派な家があっという間に壊され平地になってく姿をよく見かけます。
    ただボー然と破壊されてく家を傍観してるだけですが一つの小説としてまとめあげられるのは流石だなぁーと思いました。

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    2026年07月20日
  • 時の家

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    時間を軸に家を描くのではなく、家を中心にして過ぎ去った時間を描いた作品。建築家ならではの家の丁寧な描写とかつての住人の心理が優しく描かれる。青年は誰なのか。家が作られて壊される全部を見ている作者なのかもしれない。文章には余白がないが、なぜか余白を感じいつもよりゆっくり読んだ。

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    2026年07月13日
  • 時の家

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    家の歴史を、そこに住んできた人の人生の奇跡と共に、青年がデッサンしながら辿る。淡々と続く物語は感情の起伏が小さく、段落がつらつらと続くのでやや好みとは異なる。
    建築に携わる方の職人魂を感じる。

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    2026年06月29日
  • 時の家

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    家って、さまざまな人の様々な人生を見てきているんだよなぁという作品。
    読み進むのがなかなか大変だったが、小生は藪さんの話が好きかな。

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    2026年06月29日
  • 時の家

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    芥川賞受賞作なので期待して読みましたが、
    奥が深いのか、自分としてはイマイチでした。
    でも、祈りきれているのか?死別とずーっと
    会っていない、の違いは?など
    なるほどそうだなと思う場面もあり
    有意義でした。

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    2026年06月27日
  • 時の家

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    『人間の最期と家の最期はよく似ているかもしれへんなあ』
    家を描く仕事の藪さん
    『青年は鉛筆を握る手の側面が真っ黒になっていることに気づいた。時間を忘れてただひたすら描き続けていた』
    その家をスケッチブックに描く青年

    藪さんの後、その家で暮らした人たち
    圭さん夫婦や、塾を開いた緑。
    家はその人たちと共に歩んできた
    その大切な記憶を丁寧に描いた小説でした

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    2026年06月10日
  • 時の家

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    時々の出来事とその心情を、家を通して表現されており、斬新だった。人生と家の共通点(人の気持ちや捉え方は時の流れと共に変わるし、家の傷や汚れなども時の流れと共に変わる。一方、家の土台は変わらない、人もそういった部分もある)に気づけたことが読後の満足感。

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    2026年05月20日
  • 時の家

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    ある家を舞台に、その今の姿をスケッチする人、設計した人、住んだ人2人、合計4人の視点が途切れなく語られる。
    時間の感覚が曖昧になり、決して交わらない4人が繋がっていくような不思議な感覚にはなった。

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    2026年05月20日
  • 時の家

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    家の歴史という感じで面白かった。
    家目線というか、大事に造られて、最後は簡単に壊されていく。
    何組かの家族の記憶も描かれていて、最初は読みづらいと感じたけど意図が分かってからすんなり読めるように。
    素敵な小説だった。

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    2026年05月15日
  • 時の家

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    家というものは、なんなんだろう。
    人の思いや記憶がそこに残っているような。
    作る時には、かなり練った考えと思いを元に作り、生活する人々もその瞬間ごとに思いを馳せている。
    何やら、悲しいのか、そういうものなのか、時の流れとともに変わっていく、ものの哀れというものを感じる。

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    2026年05月14日
  • 時の家

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    売物件 藪さん→緑→圭さん 脩さん →青年35歳
    丸柱の藤巻 マルタの犬歯  緑 数学の塾
    藪さんが角材をぶつけてできた漆喰の亀裂 
    地震 12年前の震災 緑は友人を失う
    青年は家の中をスケッチする
    小屋裏の点検口 気配 木箱 冊子 紙の束 図面やスケッチ 棟札
    家は時の幹
    解体され基礎だけが残った 

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    2026年05月24日
  • 時の家

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    第174回芥川賞作品。3代の人達の年輪が刻まれた家がやがて解体されていく。それぞれの人生が時を超えて蘇ります。芥川賞らしい筆致力のある作品で、建築士でもある著者が綿密に家の細部を表現し、かつ淡々とそれぞれの生活が描かれます。大きな展開とか盛りあがりはありません。繰り返しじっくり読みたい方にお勧めします。

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    2026年05月04日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    みんな自分勝手→青春の締めくくり→ジェンダー逆転感→とんでもねえ飛び道具→タイトルに偽りあり→雰囲気最高だけどこれ以上長いと読み続けられないだろう文体。
    5目当てで読んだのだが1と3は構造も似ている気がする。4はあまりにも異物でげらげら笑ってしまった。2は佳作というかうまいことまとまっており後味はいちばんいい。6はさすが海外に飛び出してるだけあって旅感が強く、トリにふさわしかった。

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    2026年03月14日
  • 駅と旅

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    電車旅の相棒に。最後の鳥山まことさんのやつが良かった。旅の良さは、自分と向き合えることと新しいものと出会えることにある。
    「駅」の要素はあまり感じなかったが、旅の魅力が詰まった楽しい小説であった。

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    2026年03月12日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    2026/2/14
    読み終わって、これは何のアンソロジーやっけ?ってタイトル確認したくらい共通点が感じられなかった内容。
    最初の方どんなんやったっけ?と見返したらどれも面白かったのに読み終わっての印象がそう盛り上がってなかったのは最後がしっとり終わったからかしら。
    あと本開けた瞬間「字ぃ小っちゃ!」ってなった老眼。
    まだ読める。

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    2026年02月15日
  • 駅と旅

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    女性が主役のアンソロジーかなと思ったけど違った。
    題名は『駅と旅』だけどあまりそういう感じはしない。

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    2026年01月11日
  • 駅と旅

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    きっかけは、君嶋彼方さん。前に読んだ事があり、別の作品を読みたくて手に取った。特に「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」がよかった。最初にタイトルを見たはハテナマークが浮かんだ。でも、テンポよく話が進んでいくし、女優さんの考え方とか行動力がすごく好き。最後のシーンはスカッとして読んでいて気持ちが良かった。額賀さんの別の作品も読みたい。

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    2025年12月21日
  • 駅と旅

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    タイトル通り、
    「駅と旅」をテーマにしたアンソロジー。

    外れのなさそうなテーマだったことと
    松崎有理さんの作品が読みたくて読んだけれど、
    作家陣が合わなかったのか、
    このテーマと短編のかみ合わせがよくなかったのか
    あまり楽しめなかった。

    主目的だった松崎さんの作品は
    この本に馴染んでいたかは別として、
    個人的には面白かったので
    その点で価値は十分あった。

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    2025年09月30日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    毎年同じ日に弁天島駅の入場券を購入している恋人が突然いなくなり、その日に弁天島駅へ向かう一話目。
    私は自分を高く見せるような嘘を吐く人はものすごい勢いで冷めてしまうだろうな。

    東京駅が戦闘ロボットになる突然のSFには危うく振り落とされそうになったけど、段々二人を応援する気持ちがうまれた。私は結構好き。

    北海道にある夫の実家へ、義姉妹で乗り込む話も良かった。一緒に過ごすのに心地よい自分になれたらいいなあ。

    額賀さんの明洞の話も良かった。おさまるべきところへおさまった。

    最後の話でポルトガル行きたくなった。なんだろう、読んでいてイメージするポルトガルの雰囲気がすごく良かったな。

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    2025年08月20日