鳥山まことのレビュー一覧

  • 時の家

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    ある家屋を舞台に、その家を作ったり、そこで生活をしたり、学習塾を開いたりした、住人たちそれぞれの生き様が描かれている
    穏やかな文章だが、登場人物達の心理を巧みに描いている
    さすが芥川賞を受賞した作品だと感じた

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    2026年07月13日
  • 駅と旅

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    どれもお初な作家さんで、楽しめた!こういうオムニバス作品て作風も違うから、気分も変えられて、楽しいよね。
    国内から海外まで幅広く。情景を思い描きながら読むのが、楽しいよね。自分でドラマ化してる気分。

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    2026年02月01日
  • 駅と旅

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    松崎有理さん目当てでしたが、他の方々の作品の駅・旅・旅人のどれもひかれるところがあり、思わぬ出会いがありました。
    旅モノの作品集として楽しめ、今度はここに行ってみようと旅ガイドになるのと同時に、こんな面白い作品を書いている作者の他の作品はどんなのだろう?と新しい作家と作品への旅立たせてくれる、そんな1冊です。

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    2025年04月16日
  • 時の家

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    内容も想像もつくのだけど、なんせ読みづらい。
    The芥川賞という感じ。
    3人くらい人がいてその思い出話と見てる人の話だけど視点がナチュラルというか強引というか錯綜してて、改行濁点段落のある文章の読みやすさとこんな内容をこんな書き方するってなんなんだろうと考えさせられた

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    2026年10月26日
  • 時の家

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    解体が決まった一軒の家を軸に、かつてそこに暮らした三世代の住人たちの記憶や時間が交錯していく建築文学。

    柱や床に染み付いた歴代の住人の感情や生活の痕跡が、時空間を行き来しながら静かに紐解かれていく構成。「家は時の幹」という言葉通り、家そのものが人々の営みを見守る語り部のように感じられる。

    ラスト取り壊しのシーンは、まるでひとつの命が終わるよう。
    空間に宿る時間・時代の重みと切なさを感じられるTHE 純文学…。

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    2026年10月19日
  • 時の家

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    取り壊す予定の家に忍び込み、家の様子をひたすらにデッサンする青年。
    その家で青年が視線を向けた先、触れたものから、今までこの家に住んできた3人はどんな想いで、それらを見つめ、触れたのかなどから、それぞれの生き方を辿っていくお話。

    はじめに家の様子が至極丁寧に説明されていたが、私が無知なため、使われてる素材やどの箇所かなど理解しきれず、この説明でどんな雰囲気の家なの掴み切れないまま読み進めることになってしまった。
    また途中で慣れてはくるものの何の前触れもなく視点が切り替わるので、現在のことなのか、誰かの思い出を辿っているのかがすぐにはわからないことが度々あった。

    最初に住んでいた妻を亡くした薮さん、次に住んでいた算数塾をはじめた緑、その次に住んでいた夫との些細な価値観の違いに違和感を感じている圭さん。

    同じ家で、同じ箇所に視線がいき、同じ物に触れていても、感想も、考えの広がり方も、思い出す出来事も違っていて、その個の違いがこの本の面白さのように思った。

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    2026年10月14日
  • 時の家

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    表紙が物語っているように、とても静かな本でした。ある家を通して、そこに住んでいた人たちの暮らしや思い出、想いなどを掘り起こしていくお話です。目線がコロコロ変わるので、ちょっと大変でした。
    家がまるで全てを見守ってきたような、記憶しているような感じで、題名の「時の家」がぴったりでした。

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    2026年10月08日
  • 時の家

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    読み始めは難しかったですが、最後まで読み切ってもう一度頭から読んだらこういう時代の流れなんだとわかりました。
    一つの家でも色んな物語があり、時代によって流れる時間・生活が違うという事。そしてそれは呆気なく崩れる事もある。
    良い小説でしたが内容の理解に時間がかかりました。

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    2026年09月27日
  • 時の家

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    棟梁が亡き妻の遺品から谷川俊太郎の詩集を見つけ、「もう一度やり直せるなら」と繰り返す場面に胸を突かれた。上棟式で見せる矜持と、私生活での喪失の重さのギャップが丁寧に描かれている。ただ全体の筋運びはやや単調だったかな。

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    2026年09月10日
  • 時の家

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    ネタバレ

    「家って言うのは時の幹やから」

    うるさがたの建築士が自分の終の棲家として建てた一軒家、建築士の後、主婦が住み塾の教室を営み、夫婦が住み、次の入居者が決まらない「売り家」の看板が立った状況下で、一人の青年が忍び込む。

    この家に住んできた3代の記憶と青年のスケッチ描写が、延々と書き連ねられていく。時系列順ではなく家に沁み込んだ記憶を掘りだすかのような無作為な描写。初めは戸惑うが、記憶をたどる時の脳裏に浮かぶ光景ってこういう感じやな、と分かってからは文章にゆだねることができた。

    凄いインパクトがあるとか、荒唐無稽に面白い小説ではないが、何かの折に脳みそのひだから、この本の断片がフワッとにじみ浮かんでくるんだろうな。

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    2026年09月06日
  • 時の家

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    表現が難解な部分あり
    空き家を仕事にしている身として、家が持つ命や息遣いを感じる作品
    家とはただの建物や物質ではないと学ぶ作品

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    2026年08月11日
  • 時の家

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    私にはちょっと難しかったかも。。

    最初がとっつきにくいのはやっぱみんなそうだよな、と島田雅彦の選評や他の人の感想を見ていて思う。
    山田詠美と吉田修一がいう、「物語の立ち上がりが遅い」という点には、ふむふむ。

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    2026年08月06日
  • 時の家

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    建築家の方の目から書かれた小説と知り興味がありました。
    知らない専門用語が沢山あり、表現方法も独特、また時の主人公が過ごした日々が交互に登場し、この家の歴史を俯瞰する目もあり読み進めるのが少ししんどかったです。
    近所でもおそらく家族で賑やかに過ごしただろうと思われる立派な家があっという間に壊され平地になってく姿をよく見かけます。
    ただボー然と破壊されてく家を傍観してるだけですが一つの小説としてまとめあげられるのは流石だなぁーと思いました。

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    2026年07月20日
  • 時の家

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    時間を軸に家を描くのではなく、家を中心にして過ぎ去った時間を描いた作品。建築家ならではの家の丁寧な描写とかつての住人の心理が優しく描かれる。青年は誰なのか。家が作られて壊される全部を見ている作者なのかもしれない。文章には余白がないが、なぜか余白を感じいつもよりゆっくり読んだ。

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    2026年07月13日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    みんな自分勝手→青春の締めくくり→ジェンダー逆転感→とんでもねえ飛び道具→タイトルに偽りあり→雰囲気最高だけどこれ以上長いと読み続けられないだろう文体。
    5目当てで読んだのだが1と3は構造も似ている気がする。4はあまりにも異物でげらげら笑ってしまった。2は佳作というかうまいことまとまっており後味はいちばんいい。6はさすが海外に飛び出してるだけあって旅感が強く、トリにふさわしかった。

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    2026年03月14日
  • 駅と旅

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    電車旅の相棒に。最後の鳥山まことさんのやつが良かった。旅の良さは、自分と向き合えることと新しいものと出会えることにある。
    「駅」の要素はあまり感じなかったが、旅の魅力が詰まった楽しい小説であった。

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    2026年03月12日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    2026/2/14
    読み終わって、これは何のアンソロジーやっけ?ってタイトル確認したくらい共通点が感じられなかった内容。
    最初の方どんなんやったっけ?と見返したらどれも面白かったのに読み終わっての印象がそう盛り上がってなかったのは最後がしっとり終わったからかしら。
    あと本開けた瞬間「字ぃ小っちゃ!」ってなった老眼。
    まだ読める。

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    2026年02月15日
  • 駅と旅

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    女性が主役のアンソロジーかなと思ったけど違った。
    題名は『駅と旅』だけどあまりそういう感じはしない。

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    2026年01月11日
  • 駅と旅

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    きっかけは、君嶋彼方さん。前に読んだ事があり、別の作品を読みたくて手に取った。特に「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」がよかった。最初にタイトルを見たはハテナマークが浮かんだ。でも、テンポよく話が進んでいくし、女優さんの考え方とか行動力がすごく好き。最後のシーンはスカッとして読んでいて気持ちが良かった。額賀さんの別の作品も読みたい。

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    2025年12月21日
  • 駅と旅

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    タイトル通り、
    「駅と旅」をテーマにしたアンソロジー。

    外れのなさそうなテーマだったことと
    松崎有理さんの作品が読みたくて読んだけれど、
    作家陣が合わなかったのか、
    このテーマと短編のかみ合わせがよくなかったのか
    あまり楽しめなかった。

    主目的だった松崎さんの作品は
    この本に馴染んでいたかは別として、
    個人的には面白かったので
    その点で価値は十分あった。

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    2025年09月30日