よしだかおりのレビュー一覧

  • 九龍城砦1  囲城

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    哎呀!!好好玩!!

    こちらの本、今年の2月に映画館で見て面白くってぇ。原作の日本語訳に大喜びで手を出した次第。映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」の原作本です。

    あとがきで作者の余兒(ユー・イー)さんが書いていたのですが、映画を見た熱心な日本人ファンの方は日本語訳の本が出る前から原書を翻訳機を使って熱心に読んでらした方が多くいたとか。すごい熱量のファンの方たちだぁ。

    この映画、登場人物が多く、揃いも揃ってキャラが濃く、映画を見た人によってハマるキャラが違うんですよね。私はルイス・クーの演じた龍捲風(ロンギュンフォン)にずっと痺れていました!九龍城砦を統括する人徳溢れた龍兄

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    2025年11月30日
  • 九龍城砦1  囲城

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    サッサッサッサッ
    サモハンキンポーでてたぁー!!
    すごいよっサモハン
    体格とか年齢を忘れてしまうぐらい、アクションがキレッキレッだった。
    レジェンドじゃなかった、現役だったー!

    「トワイライト・ウォリアーズ -決戦!九龍城砦」

    香港アクション映画好きにはたまらん作品。
    主役の洛軍とその仲間4人の熱すぎるブラザーフッドに、過去自分を助けてくれたボスへの忠義。

    もぉぉぉ、たまらんかった。
    あのアクロバティックでスピーディーな闘い
    窓を破って吹っ飛ばされていくあの派手な魅せ方。敵が日本刀を歯で噛み切っちゃったり、もう色々サイコォー!

    正直、最初の30分ぐらいは、人間関係やら背景にちょっと迷っ

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    2025年07月27日
  • 台北裁判

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    ネタバレ

    台湾のミステリ小説、手に取るまでは読みにくそうと、思い込みだけで手が出なかったけれど始まってみたらグイグイと。

    持てるものと持たざるものとの格差社会を描いているのは他にも読んできたけれど、人種差別、移民、言語の違いや宗教、他にも人間に根付く感情その他もろもろが読む人を激しく揺さぶる。

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    2025年02月28日
  • 台北裁判

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    台湾の少数民族・アミ族一家殺害事件で、インドネシア人の青年が逮捕された。公設弁護人の【佟/トン】は、自身もアミ族出身だったが青年の弁護を引き受ける。しかし、青年は何も語ろうとしなかった。裁判はメディアの注目を集め、陰の組織が【佟/トン】に圧力をかけはじめる。弁護士で映画監督でもある著者が描く迫真の法廷ミステリ。

    軽快なタッチで物語は進んでいくが、扱っている事柄はあまりにも重い。社会派リーガル・ミステリとして強くお勧め。

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    2025年02月09日
  • 九龍城砦1  囲城

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    陳洛軍が、初めから裏社会にいるし、恋もしてる!!
    映画とだいぶ違うじゃあないか!!

    ということは…2度美味しいということですからね、本当にありがたいですね。
    ちなみに読み口は結構ライトで、漫画的な小説ですから、中学生くらいから読めます。

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    2025年11月19日
  • 九龍城砦1  囲城

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    魁男塾(古い!)といろいろな義兄弟物を混ぜてごった煮にし、美味しいところだけ取り出したような物語。強い者は戦って強い者と契りを結び、より強くなって行く。荒唐無稽だが、勢いに引っ張られて読み進めてしまった。映画についてはタイトルぐらいは聞いたことがあるが、全くのノー知識。ソフトカバーなのに、天・地・小口がポケミスのごとく色づけされていて、装丁として雰囲気を良く伝えている。間もなく続編が出るようだが、これは読むしかないでしょう。

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    2025年10月23日
  • 九龍城砦1  囲城

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    渋谷に香港を模した店がオープンし、その店の内装を手がけたのがこの本を原作とする映画の美術スタッフというニュースから興味を持ったのだが、イマイチだった。劇画的な小説なのだが話が浅い。香港語からの翻訳のせいなのかもしれないが、言語や登場人物の思考のロジックも意味不明。購入したので最後まで読んだが、次回作を読む気はない。

    ———

    追記①
    香港のデモ運動を描いたカレン・チャンの本を読み始めた。英国から中国に香港が返還され、時を経て強まる中国共産党の支配に対する市民の抵抗運動が激化するのは2014年。

    対して、この本が描く香港は返還前の九龍城砦。英国の体制下というシェルターに包まれていた時代の物語

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    2025年10月05日
  • 九龍城砦1  囲城

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    プロローグ

    映画『トワイライトウォーリアーズ』の原作
    この映画は、今年の、いやここ10年で最高の作品だ

    以前から九龍城砦に興味があったのと、
    往年のサモ・ハン・キンポーが出演してるとの
    ことで、ほんの軽い気持ちで鑑賞しに行った
    不覚だった、もう完全に気を抜いていた
    こんなにも映画で魂が打ち震えたのは
    いつ以来だろうか
    エンドロールが終わり、場内が暗闇から
    薄明かりに転じてもなお、立ち上がれない己に
    十数年ぶりの興奮を確信した!


    本章

    『九龍城砦1 囲城』★4.5
    チョー個人的趣味な1冊!
    映画版とは異なるが、原作も素晴らしい
    時は80年代香港の九龍城砦
    中国返還前の香港だ
    麻薬、風俗

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    2025年07月25日
  • 九龍城砦1  囲城

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    映画と全然違うがこれはこれで面白かった
    てか少年ジャンプ的
    超有名漫画キャラとか80年代思春期男子には
    必ず刺さる映画テーマ曲とか胸熱展開多数
    あの4人の絆はサイコーだけど
    より十二少が好きになった

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    2025年07月22日
  • 台北裁判

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    いわゆる法廷劇だが、先住民問題、移民問題、巨大な漁業利権と政治問題が複雑に絡み合い、かつその中に翻弄される人たちの葛藤が描かれている。
    とにかく要素が多いのに無理がなく読める。
    登場人物もキャラ立ちしていて魅力的。
    展開や表現的にすでにドラマ化されてるかなと思ったらその通りだった。
    ドラマも観たい。
    そして美味しそうな食べ物もたくさん登場してきてるのが、東アジアっぽくていい。

    調べたらドラマ、日本では観られないみたい。
    日本向けにも翻訳してくれないかな…。

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    2025年02月23日
  • 台北裁判

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    ミステリよりも裁判制度、死刑廃止論が中心かな。台湾に先住民いること、インドネシアからの出稼ぎが多いこと、漁業の生々しい現状を初めて知りました。観光地としての台湾のイメージしかなかったので、かなり衝撃です。こうした内実がわかるのも、読書の良さの一つです。

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    2025年02月02日
  • 台北裁判

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    ネタバレ

    面白かった。一章は極めて短いが、それ故に読みやすい。作者が脚本家であることを知って腑に落ちた。あと、名前の読み仮名をずっと振ってくれているのがストレスなく読めて地味にすごいありがたい。。

    法廷もので一般的に期待される結末ではなく、信じがたい気持ちで最後まで読んだ。この残酷さ、この悲しみが制度としての罪深さなのだと感じる。

    我々は野蛮でない振りをするべきだろうか?

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    2025年01月08日
  • 九龍城砦1  囲城

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    初版の凝った装丁やタイトルで勝手に重厚な話と思い込んでいましたが、言ってしまうとこれは多分ラノベです。すぐ読み終わります。

    実写映画が好きだったので購入しました。映画と原作はかなり違うという事は分かっていましたし、コミカライズ版のイラストも先に見てたので何となく若者向けなのかと予想はしてましたが、原作小説もとにかくマンガをそのまま書籍にしたような感じです。
    登場人物は魅力的ですが展開が本当にマンガ読んでるようなスピード感でした。

    好きな映画の原作であることと、キャラクターの良さ(本当に映画とまるで設定が違うのですが、読むと「確かにここからあの魅力的な映画が作られたのだな」と納得できる何かを

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    2025年10月06日
  • 九龍城砦1  囲城

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    ジャンプの漫画のネタ本みたいだった
    この小説から、あの映画の脚本書いた人が凄い
    いいとこだけ切り取って作っただなあと思った
    次の話が著者的に最高傑作らしいのだが、読むかなあ

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    2025年08月08日
  • 九龍城砦1  囲城

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    展開が予想外すぎてついていけない時もあったけど、意外とサクサク読めた。
    小説なんだけど、漫画を読んでる感じだった。
    洛軍や信一達の関係も映画とはまた違った印象でこれはこれでいいなって思った。

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    2025年08月03日
  • 台北裁判

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    翻訳なのか私の読解力不足なのか、切れ切れな文章が気になってストーリーとして頭に入って来なかった。台湾の少数民族の苦悩とかは凄く感じたし、固有名詞に読み方が振ってあるのはとても良かった。

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    2025年01月18日