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台湾の少数民族・アミ族一家殺害事件で、インドネシア人の青年が逮捕された。公設弁護人の【佟/トン】は、自身もアミ族出身だったが青年の弁護を引き受ける。しかし、青年は何も語ろうとしなかった。裁判はメディアの注目を集め、陰の組織が【佟/トン】に圧力をかけはじめる。弁護士で映画監督でもある著者が描く迫真の法廷ミステリ。
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Posted by ブクログ
2016年台湾総統となった蔡英文は、原住民族代表に歴史的抑圧・差別を謝罪、8月1日を「原住民族の日」と制定した。
もともと台湾には“ポリネシア系”など複数の“原住民”がいた。中国人を含む複数の人種が台湾に“移住”してきた。
17世紀以降は中国人や日本人などの“移民”が戦争を機に政治を支配した。
故郷を捨てた原住民出身の公選弁護人と裁判官を父に持つ司法研修生、通訳として関わるインドネシアの女性介護士、この3人が立ち向かうのは台湾の政治と経済の巨大な壁、さらには「死刑廃止」の是非。
重厚な法廷劇のなか、法と政治、父と子の確執、社会格差問題などが次第に浮き彫りとなっていく。
軽妙な会話や読みやすさとは裏腹に、ずっしりとした問題を突きつける社会派ミステリーでした。
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