水野太貴のレビュー一覧
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『長瀬ゆかりのブックソムリエ』
2025.9.18
なぜか読みにくい。
解説が淡々と続くと思ったら、タレントの叶姉妹や、お笑い芸人のかまいたちなど出てきて、脱線気味なエピソードにリズムを乱された。
けど
コミュニケーションの違いは、世界だけでなく日本にも地域差があるというのが参考になった。
東北と近畿の違いがおもしろい。
小林隆、澤村美幸の著書に詳しいらしいが、コミュニケーションの正解は地域で違うとか。
例えば
頻繁にお礼をいわない地域に育った東北夫と、お礼があって当然と思う近畿妻の場合、夫婦仲にも影響がありそうだと。
食卓で、醤油を取ってもらった東北夫は、近 -
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まず、テーマが最高に面白い。相手が喋り終わってからわずか0.2秒後に自分が話し始めている、その0.2秒で私たちの脳はどのような情報処理をしているのか、なぜそんなことが可能なのか。
そのことを多角的に(文脈、文法、単語)、学者たちの様々な研究を紹介しながら考えていく。専門書と違い、平易な文章で、まるで語りかけるように、たまに脱線や世俗的なな比喩を挟みながら進んで行く、楽しい本だ。
しかし。
僕は水野さん大好きだし応援してますが、この本は正直に言って、期待したほどではなかった。そのことが逆に僕にとっては言語学的に興味深かった。
何故なのか。理由は2つ。
1つめ。まるで語りかけるような本である -
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ゆる言語学ラジオを聞くようになり本屋でバッタリと出会ったので購入。
普段気にもしていないが、人との会話の裏(脳)で行われていることや、それと同時に発生しているジェスチャーやフィラーなどについて分かりやすく書かれていた。
個人的に印象に残った点はフィラーやジェスチャーなどからだ的思考と、概念などを説明するときに使われる分析的思考が相互に関わり合っているという内容。私は普段からジェスチャーやフィラーが多いという実感があり、それらを必要とせず流暢に話せる人を羨ましく思っていた。なんなら頭の回転が他の人に比べて遅いので、無駄なジェスチャーやフィラーが発生していると思っていたりした。ただジェスチャー -
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ゆる言語学ラジオの方が書いてる言語学に関する本。
会話と会話の間の間の0.2秒に人間は、
文構造の解析・意味の理解・語用論的な推論・ターンテイキングの準備・応用内容の整理・応用内容の文章化、、、と
果てしないことをしているということが詳しく書かれている。
印象に残ったのは、フィラーの種類によって、
自分がどんな思考をしているか相手に伝わってしまうということ。
(えーとは、伝える内容やイメージを思い出したり作り出す時に使う。あのーは伝えるべき内容が決まっているので、適切な伝え方を考えている時につかう。無意識に使い分けている!)
無い方が良いとされているフィラーに注目することは無いので面白かっ -
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乳幼児期の子供の言い間違いをイラストと共に解説している。
期待していたより解説の量が少なく、あくまで言い間違いの事例集であることに留意したい。
しかし、人間がどう言語を習得していくのか、その過程が垣間見ることができた。
特にあとがきで触れられている「言語の経済性」についてはなるほどと思わずにはいられなかった。
なぜ同じ言葉に複数の意味があるのか。それぞれの事象を表すのに新しい単語を作っていては単語を覚える量が無限に増えてしまう。そこで多義語にすることで脳への負担を減らし、経済性を高めているのである。
子供の言い間違いは時に大人の発想を超えるものがある。言い間違いを正すのではなく、ときに子供の柔 -
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ゆる言語学ラジオのパーソナリティのお一人、水野さんの著書。
水野さんのゆる言語学ラジオでのキレが良すぎるので、それに慣れてしまったリスナー脳には活字だとちょっと刺激が足りないかも。
でも、うちの子たちもこんな可愛い言い間違いしてたなーとか、この間違いのパターンは大人でもあるなぁとか、私もこれは言語学的に繋がりがあるのではと思ってた!とか、これがアリならもしかして◯◯もか?とか、ラジオ(YouTube)だと聞き逃したり流したりしてたところも含めてあちこち考えを巡らせられるのは楽しかったです。
頭のいい人に分かりやすくモノを教えてもらうのは楽しいなぁ。
大人は「言い間違い」というけど、間違いと