水野太貴のレビュー一覧

  • 会話の0.2秒を言語学する

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    会話では、一人の話者が話し終えてから、次の話者が話し始めるまでの間隔は平均してわずか0.2秒しかないらしい。この0.2秒のターンテイキングの「間」にいかに高度な駆け引きが起こっているのか、という謎をリサーチ・分解した本。

    たとえば、以下のような具体例を通して、会話のわずか0.2秒の間に私たちの脳が無意識のうちに行っている処理について考察されている。

    ・日本語が多義であるゆえに、その意味の取り違えで数十年来の友人である言語学者同士がすれ違ってしまった話
    ・脳はある語を聞くと、意味的に近い語や似た響きの語を活性化させる(パンジー→チンパンジー→ゴリラ)という話
    ・サッチャーが記者に話を遮られる

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    2026年06月14日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    著者の人柄がほんとうに素晴らしいのよ。それがもう、一冊丸ごと通して満ち満ちていて、愛おしくてたまらん!
    っていうのがファンとしての感想で、

    真剣に会話の0.2秒で行われていることをこういうふうに捉えたら、なんか緊張して話すの怖くなる、笑顔がひきつっちゃうなぁというのが率直な感想、

    でも、これまでの人生で失敗してきたコミュニケーション(とくに就活)を、そっと包み込むように肯定してくれたところが最高だった、というのが読後感。


    分かりやすく、学術的な空気を吸えるところもよかった!

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    2026年06月13日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    ずっと気になっててやっと手に取れた.最後まで面白く読めた.次に読みたい本や調べたいことがいくつか出てきたので,会話分析を知るときのとっかかりとしても良さそう.
    こういう会話分析って実際のコミュニケーションUIに反映されてたりするんだろうか?非言語コミュニケーションって実は相当難しいことなのでは?そこにどうAIやらなにやらが介入できるだろうか..そんなことを考えながら読み進めていた.
    いつもYouTube見てるので,その辺のまとまった話が一挙に読めて良かった
    「手話は音声言語の手の形に置き換えたものではない」と明記されていたのも好印象だった.言語として音声言語だけじゃなくて手話言語についても少し

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    2026年05月25日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    会話に対する前提が覆る本
    知識の多さは解釈の多さ、謙虚さ寛大さにも繋がると改めて考えさせられた
    現代は言語化するスピードが早いほど頭が良い、仕事ができるとされがちで、まさにそこに自分の弱さがあると信じて疑わなかったけど、その視点だけで一概に地頭が良くないなどと評価すること自体視野が狭い

    考えたこともない知識に出会えることが本を読む醍醐味
    食わず嫌いせず、偏りすぎず、色んな分野に触れてアップデートしていきたい

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    2026年05月24日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    いやあ、きれいな文章だなあ。というのが、この本を読みながらの最初の感想だ。
    美しい形容詞に彩られているというのではない。私はそういう文章をきれいと思わない。
    本書を読んでいくと、言葉の次に来るべき言葉が期待通りに来る。用語が正確で、不必要な重複もなし。主語、述語の噛み合わせや助詞、助動詞の使い方などで違和感がない。いらつきを感じずにスラスラスラスラと超高速で読み進められる。段落内の文や語の並びもいいのだろう。
    本書には、こんな記述がある。
    「コミュニケーションが上手な人とは、相手が正確な解釈を迷いなく導けるような、上手なヒントを与えられる人ということだ」
    著者は文章に対して年少の頃から慣れ親し

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    2026年05月01日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    かなり面白かった。素人が勉強することの意義を感じる一冊だった。
    わかりやすい大きな問いの設定はそれだけで夢があるなと思う。読みやすさと分かりやすさが考えられており、よかった。
    最後に出てる本も何冊か読もうかな〜

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    2026年04月26日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    ネタバレ

    最高に面白い。めちゃ笑えました。こういう子供の言い間違いって本当にかわいらしい。

    表題にもある、「きょう、ゴリラを植えたよ」は、パンジーのこと。他にも「ヒミツのライバル」→鬼滅の刃とか、「おなかのなかがはるになった」→温かいものを食べた時のひとこと、とか、「ぜひお電話ください」「でんわもってないの?」とか、「ぜんしゅうちゅう、虫の息」→「蟲の呼吸(胡蝶しのぶ)」とか本当好き。

    軽い内容でスラスラ読めるけど、解説は言語学的な視点で書かれているので、なるほど〜となる。

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    2026年04月15日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    言語学のオリエンテーションのような本。
    日常の些細な疑問から、たくさん思考し調べることができることも言語学の魅力。
    語用論を入り口としてキャッチーなテーマとともに会話の構造を考察していた。
    参考文献も読んでみたくなる、言語学の沼に引きずり込まれる1冊。

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    2026年04月11日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    こどもの言い間違いを言語学的観点からみたとても読みやすい本。
    こどもは周りから聞いた言葉を真似したり使ってみたりするからこそ生まれる言い間違いはクスリと来るものが多い。
    だからこそ、こどもがいる場面では、正しい言葉とか綺麗な言葉遣いをした方が良い気がする

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    2025年11月11日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    子どもの言い間違いを集めて解説した本。

    単純に読んでてもほっこりおもしろいって思えるのでおすすめです。

    人間の言語能力ってすごいなぁって思いますね。

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    2025年08月01日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    この作品は少なくとも、教育系の大学や短大などで学ぶべき!

    ビートたけしさんのテッパンネタでこういうのがありました。
    「テレサテンは、少なくともあと9人は日本に来るよ笑」

    わかるかなぁー笑⁇

    ご一読をお勧めします。

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    2025年07月16日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    トートロジー
    聴覚は視覚と違って遮断しづらい
    口は食べるための機構が言語も扱ってる

    1単語に複数の意味がある 事故

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    2026年06月21日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    自分は他人と比べて会話のテンポが遅いと思う。何を話してよいのか分からず沈黙となり、気まずい空間だけ残るということが多々あり、なぜ他の人はスムーズに会話が続けられるのだろうと疑問があり、この本を手に取った。話を聞いているとき脳内ではどんなことが繰り広げられているのかの説明があり、あ、自分はこれが詰まっているのだと分かった。
    また、「えーと」や「うーん」といったフィラーについて、AIの要約を行うとこれらはノイズとして処理されるが、使われた背景をタグ付けすることで発言者の感情や会話の状況に意味付けすることもできそうだ。

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    2026年06月13日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    ネタバレ

    後半から急激に面白くなる。
    人は1秒以上の間があると答えにくいかなとか、邪推し始めるらしい。すごくわかる。

    まとめは、研究者ならしなさそうな結論。
    つまるところ、会話はすごく高度なので普通にできるのがすごい。普通にできるのが才能があるのだから、普通にできないのが普通であってもいい。ということ。

    この本では人文系では、
    「自分と出会いなおす」とあるけど、まさにそうだ。
    人文学は人を特別視する。対象となる人は同じ文化、とは限らない。そうして自分と異なる他者を知ることで、自分の意識していなかった常識に気づける。
    自分を他者として理解することで、改めて出会うことができる。
    いい言語化ですね。

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    2026年06月05日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    ある程度専門的な内容が出てくるものの、ほとんど止まることなく読み続けることができ、相当根気強く推敲されたであろうことが容易に伺える。
    こういった読み物は小説のようなストーリーと対面するものとは異なり、読み続つづけるには著者への信頼感がとにかく重要だと感じる。それは、言葉遣いや言葉の定義だったり、章の構成やその抜け漏れのなさだったり、上手な脱線の仕方だったり、要するに「ノイズの多さ・少なさ」により著者への信頼が積み重なったリ、失われたりする感覚があるが、とにかくこの本はノイズが少ない。それが元々面白いテーマではあるがやや専門的である内容を補助するためのサイドストーリーをすんなり読ませてくれること

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    2026年05月31日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    会話で相手に返事するまでの時間は平均“200ミリ秒(0.2秒)”。このデータを見たときに、私たちは日常のなかで無意識にだいぶ高度なことをやっているんだなあと驚かされた。テーマが難しそうだな?と読む前は少し身構えたけど語り口が柔らかくて読みやすく、内容も面白かった。
    特に印象的だったのは、会話を支える「ノイズ」の役割。普段、相手の「あのー」「えっと」の多さや、過剰なジェスチャーについイライラしてしまうことがあるけれど、そうした間や動き「ノイズっぽいもの」こそが会話を円滑に成立させているのだと納得。


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    2026年05月29日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    面白かった。
    最後まで興味深い内容で一気に読んだ。
    私も言葉の意味を改めて知りたいと思い、辞書を買ってしまった。
    著者のYouTube等は見たことがなかったが、こんなに分かりやすく説明できる人ということはきっと会話も聞いてて楽しいのだろうと思い、聞いてみようと思う。

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    2026年05月26日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    言語学について言及した本で、今まで全く意識したことがない会話の言い回しや空白、フィラーやジェスチャーに至るまで多角的に会話を捉えた面白い本。自分の会話の癖と照らし合わせながら読むと特に面白く、自分がなぜ会議中にフィラーを入れてしまうのかが腹落ちできた。

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    2026年05月22日
  • 会話の0.2秒を言語学する

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    当たり前に出来ている会話のメカニズムを興味を掻き立てる形で考察してくれている。言語学を学ぶ入り口になる一冊。

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    2026年05月19日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    水野さん最高です。言い間違いに言葉の本質が詰まっているとは…

    40ページ
    パパ、要らなかったよ!

    48ページ
    おじいちゃんの頭、破れてる!!

    56ページ
    (蓋を閉じながら)
    僕が夜にするね。

    102ページ
    首締まり

    116ページ
    「正直に言って!」と叱ったら…。
    (掃除機に謝ってました…)

    118ページ
    また汚れたラーメン食べにこようね。

    120ページ
    ぜひお電話ください!
    電話持ってないの?

    124ページ
    おはげ、なんでわけわからないことを言っているの?

    140ページ
    明日はハッピー注意報が出るといいね

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    2026年05月17日