杉全美帆子のレビュー一覧
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鈴木保奈美が本に関するテレビ番組で、”1時間あったら読む本”という題目で紹介していた本。私にとってギリシャ神話は、多分中学生の頃から興味をもちつつ、何度か試みたものの入っていけなかった分野なので手にとってみた。
今まで全く自分の頭に根付かなかった神々が、この本のふざけた(賞賛)イラストでどんどん頭に入ってくるのがすごい。個人によって記憶の仕方の好みはあると思うけれど、多くの人にとって、ビジュアルから入るというのはやはり効果的だと思う。古代ギリシャの神々がどんな容姿だったのかなんて、完全正解は存在しないのだから、こんなイラストでも読者の中に外貌や性質が植え付けられたら、そこからギリシャ神話への -
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印象派の画家たち11名の個性溢れる、作品と様々な人生。
第1章 印象派とは
第2章 印象派の人々・・・マネ、モネ、ルノワール、
シスレー、ピサロ、モリゾ、ドガ、ゴッホ、
ゴーギャン、セザンヌ、スーラ
オールカラーの作品画像と個性あるイラストがたっぷり。
印象派の画家たち人物相関図 印象派関連地図
一気読み美術年表、印象派年表・・・等々の面白知識が楽しい。
参考文献、コラム有り。
印象派とは?印象派の画家たちの作品と人生を楽しく紹介。
簡略ながらも、画家の特徴を活かしたイラストと、
適切な画像を添えての紹介、更に人間関係の妙がよくわかる。
特に人物相関図・・・良きも悪しきも -
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ネタバレギリシャ神話とローマ神話のなにが違うんだ?
アフロディーテとヴィーナスの違いは?
という素朴な疑問からスタートしたので、わかりやすそうなイラスト入りの本書を手に取ったが、大正解だった。
ギリシャ神話の最初の始まりから、有名なゼウス達オリンポス12神の話が網羅してあり、しかもギリシャ/ローマ/英語別の呼び方や絵画でのシンボルが記載してくれていたので、疑問が一つ解けた。
ゼウスとユピテルとジュピターは呼び方の違いで同一人物なのね。
そして、惑星がギリシャ神話から名前を取ったという話もここで納得。
アース(地球)→ガイア、テラ
マーズ(火星)→アレス、マルス
マーキュリー(水星)→ヘルメス、メル -
Posted by ブクログ
ヨーロッパの美術館に行って説明書きを読んでも人物の相関関係だったりストーリーだったりが断片的でモヤモヤしていつか体型だってまとまって知りたいと思っていたので、漫画で書かれていて本当に分かりやすかった。途中途中で実際の画家が描いた絵の挿絵もあり見た事のある絵も多くて良く流れが分かった。
神々の名前が例えばゼウス、ユピテル、ジュピターと言ったように同一人物でギリシア語、ローマ語、英語で全く呼び名が異なるのも混乱する一因。
また画家によって同じ人物の神様でも見た目が違うのが、お側に控えてるシンボルの道具とか動物とかの説明がきも分かりやすかった。
それぞれの神々同士の関係図も詳しく書かれていて、えっ!