みちふむのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
清子は聡明で家の事もひと通り何でも出来る才女。だけど、伊地知家は誰ひとり清子の良さがわからない。見た目でちやほやされるのなんて、若い時だけなのに。
初めて清子を見た人の心無い言葉が彼女を傷付ける。同時に、読者もいちいち傷付く…。
ひとりぼっちだと思っていた清子だけど、家族以外には割と好かれていたんです。岩倉家では、最初に瀧川さんが。母親と哲嗣には理解されないけど、朔弥さんも人柄を知り、次第に惹かれてくいく。
2人のラブラブなシーンでホッと和んだ後に、大変な事になってる炭鉱へ…。
清子が一緒に来ていなければ、みんな助からなかったよね。人を説得するってとても大変な事。
実家で散々虐められて -
Posted by ブクログ
1巻で心を通わせた2人の間に流れる時間がとても穏やかで、公私共に朔弥を支える清子の聡明さと意外な着眼点が光る読んでてワクワクする2巻でした✧︎*。
岩倉に持ち込まれる問題を次はどんな方法で解決するのだろうと楽しみながら読みました!収録された番外編では過去の清子の活躍も描かれていて、苦労してきて自分も辛いはずなのに苦しんでいる人を放っておけない優しさに心がほっこりと温まりました(* ˘͈ ᵕ ˘͈ *)✾
夏の思い出には悲しさと切なさが溢れましたが、清子が経験できなかった夏の楽しみがたっぷりと詰まった表紙を見てこれからは朔弥とこんな夏が過ごせているといいなと思いました!!
周囲の悪意に負けず、弓 -
Posted by ブクログ
FFさんのおすすめ。不遇同士の優しくて温かな関係に心がほぐれていくような心地良さがありました(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)♡
目が不自由だけど商才があり、家族に支えられて生きてきた朔弥が、どこか様子のおかしい清子を不器用ながらも少しずつ気にかけてお互いにお互いの居場所を春のひだまりみたいな温かい場所にしていく様子がとても素敵です♥
自分ではどうしようもならないことを原因として虐げられて来た清子も朔弥の不器用な優しさに触れ、少しづつ心を開いていくのがなんともいじらしくてほっこりします(❁´ω`❁)
目が不自由だから気配や雰囲気を敏感に感じ取って感情を抑えがちな清子の違和感を見逃さずにまっすぐす