ちいさな美術館の学芸員のレビュー一覧

  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    ネタバレ

    終始「そうなんだ!」「なるほど〜」の連続で、興味深く一気に読み終えた。美術館の舞台裏や学芸員の仕事について、普段知ることのない情報が盛りだくさんで、驚きと納得の連続だった。特に印象に残ったことをいくつか挙げてみる。

    ・美術館同士の作品の貸し借りには基本的にはお金は発生しない(一部の私立美術館や寺社は例外。また、輸送用のトラックや作品にかける保険の費用は必要)。
    ・「美術品梱包輸送技能取得士認定試験」というものがある。
    ・作品を借りる側の学芸員は、作品の輸送は業者に任せておしまいではなく、必ず現地に向かう(なんならトラックに同乗することもある)。
    ・照明について。日本画の掛け軸は巻いてあること

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    2025年08月01日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    モダンアートをよく鑑賞しに行ったりするが、日本美術は積極的に鑑賞することはなかった。
    この本で日本美術はそう見るのかという気づきや驚きがあった。
    日本美術は鑑賞できる時期が限られているということではあるが、まずは身近なところから見に行けたらなと思う。

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    2025年08月01日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    いろいろなサービスを支える裏方さんの仕事を知るのが好き。今回はたまたま目にした美術館の学芸員。仕事そのものは昔読んだたくさんのふしぎ、という科学絵本で触れたことがあったのだが、大人向けとなるとどうだろうかと思って読んだわ、

    シーレの自画像に感動したエピソードを読んで、たしかにアートにも(書籍もそうだが)出会うタイミングってあるな、と思った。それがいつかは誰にもわからない。いつでも見られると思ったら、いつのまにか見られなくなっている、ということもある。久しぶりに出会った絵から、以前とは違った感情をもらうこともある。

    ひさしぶりに、美術館にどっぷり浸りたくなった。

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    2025年07月15日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    美術館って「行かなきゃ」でなくて
    「行きたい!」って気分で行くところ。
    義務や難しい建前で行っても長続きしないかも。
    結局は「だって美術館が好きだから」。
    なんやかんや理屈をこねて行くところではない^_^
    忙しくてもわざわざ時間を割いてまでよく行く人はその空間を含めて本当に魅力を感じている人だと思う。

    SNSに時間を費やしたり趣味趣向が細分化されてみんな忙しいけど、私は美術館に流れる空気感がとても好きです。
    がんばれ美術館。


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    2026年03月04日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    サードプレイスならぬ、フォースプレイスとしての美術館。そんな風に気軽に、でもかけがえない場所としての見方って良いですね。自分にも、行きつけみたいな美術館が欲しい。

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    2026年02月26日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    評判が良かったので買ってみた。
    著者の人柄が見える優しい文章。美術館にあまり縁がない人を、押し付けがましくなく、さりげなく背中を押してくれるような。

    私は美術館に足を運ぶタイプの人間でおそらく著者の想定読者とは少し違うのだけれど、充分楽しめたし、勉強にもなった。やはり現役学芸員かつ大学で教鞭を取っている方は基本的な知識が違う。土台がしっかりした静かな教養からの情報が、無理なく語られる。その辺りが企画物との本と一線を画すのかな。
    学生の時頑張って学芸員の資格を取れば良かったな、とすら思う(学芸員の資格が取れる大学だった)。

    ドキドキハラハラ、とかどんどんページをめくってしまう、みたいな本では

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    2026年02月17日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    半分が初めて美術館に行く人のためのガイド、残りが美術館の裏側や美術館のなりたち、分類など。
    イマーシブに言及されているのが珍しい。

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    2026年02月14日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    第一章はとても良かった。
    ビジネスの世界では「アート思考」が流行しているのに、実際に美術館に足を運ぶ人は少ない。この矛盾の指摘は鋭く、一気に引き込まれた。

    一方で、本書自体が「忙しい人のための」という構造を持っているのも興味深い。
    本書が指摘するように、アート思考が流行しても人々は美術館には行かず、代わりに本や要約、フレームワークといった“手軽な知識”に向かう。つまり問題は「時間がない」というより、「タイパ(時間対効果)」の感覚にある。
    そう考えると、「忙しい人のための」というタイトル自体が、この状況を皮肉なかたちで体現しているように思える。美術館に行く余裕はないが、アートについて“効率よく

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    2026年02月09日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    著者の言うとおり肝は一つの章。コスパはどう捉えるかによるが、明確な収穫のない美術館に行くメリットとは?
    前半は美術館史や現代の企画展や美術館の背景、手軽な教養(?)がもてはやされる昨今、アートをどう学ぶべきなのか?

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    2026年01月17日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    最新の美術館事情が語られていて楽しい。
    門外漢ながら美術館に行くのは好きなので、著者のアドバイスを実践してみたい。

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    2025年12月20日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    ネタバレ

    ダイパ・コスパの時代に
    美術鑑賞は
    マインドフルネス
    脳内に溜まった不要なキャッシュを
    クリアする

    目の前の作品に集中し
    自分の感情の動きを受け止める

    異化効果:固定観念を揺り動かし、当たり前のものに新しい視点を与える

    美術館はfourth place

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    2025年11月24日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    意外性はないが、「確かにそうだよな」と学芸員や美術館・博物館に限らない共通項を、改めて気付かせてくれた。
    具体的には
    職業、職種が明確であっても、会社の規模によっては業務の実態は雑多であり、人との信頼関係がベースにあること。
    予算の限りがあるため、出来る事は自分でやろうとしてしまいがちだが、その結果、新人の仕事、経験の場を奪っていること。

    美術館ならではの話(照明や運送、美術館間でのやりとり、学芸員の仕事内容など)も大変興味深い内容だった。
    展示は消え物。だから図録を残す。という事も初めて知ることができた。

    そんな中、私にとって一番の収穫だったのは、
    そういった方が「アートを理解しようとし

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    2025年11月05日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    お寺に行って仏像を見ても何なのかよくわからない状態から、如来や菩薩の違いが分かるようになったり、屏風に書かれた絵を見て何となく大和絵なのか唐絵なのかがわかるようになった
    日本美術史の流れも少しわかっていろいろ知識を得られる一冊だった
    欲を言えばもっと図版を入れてほしかった
    図版を減らして直接本物を見に行ってほしいという意図が含まれているらしいが、個人的には図版を見て書かれていることを理解した上で見に行ったほうが楽しいと思っている

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    2025年11月02日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    日本美術への愛がいっぱい!
    興味津々で読み進め
    「それ見たい!」「見に行きたい!」が溢れてくる。
    写真が無い(かなり少ない)ので、一旦想像を膨らませながら読んだww

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    2025年10月15日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    「タイパの呪縛から抜け出そう」が良かった 分からないことも無駄?なことも避けたいと思ってしまうけど、それを受け止める気持ち、いいですね

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    2025年10月05日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    日本美術ってなんだ?と言われると確かによくわかんないなと思わされた。
    明治維新ぐらいまでは、日本には美術のための作品は無く、工芸品や仏教のための仏像や書など実用性なども含めた作品が多く、職人が多くの作品を残していた。

    その中でも若冲や運慶、俵屋宗達などアーティストと呼べる自己主張をしていた人達の存在が面白かった

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    2025年09月07日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    学芸員という仕事内容や、展覧会ができるまでといった、普段目にしない美術館の裏側がわかる。
    美術の見方に対する考え方もちょっとわかる。

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    2025年08月24日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    一番は仏像の見方を知ることができたのが良かった。今まで仏像はじっくり見ていなかったのでこれからはこの本で学んだことを思い出してじっくり見てみたい。

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    2025年08月07日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    日本美術、意識したことなかった。確かに日本人のアイデンティティが生まれもってあるんだから、ネイティブな感覚で観れるはず!!これからは意識してみよう。

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    2025年07月16日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    日本美術の定義って何なんだろう。大別すると絵画、彫刻、工芸、刀剣、染織、建築とのことだが、種類多過ぎてパニックになる。刀剣なんてどこをどう見たら良いか全く分からない(よく切れそう…と言う貧困な感想しか出てこない)し、工芸品もやはりよく分からない。
    日本美術は西洋美術に比べるとどうしても地味だ。

    しかし、阿修羅像が意外とイケメンだったり、円山応挙が襖に描いた瀑布の素晴らしさだったり、日本美術は実は楽しいものなのだと気付かされた。写真で見ただけで素晴らしいのだから、実物はもっと凄いのだろう。
    著者はあえて本書に写真をあまり掲載していない。美術を実際に観に行って感じて欲しいという思いでそのようにし

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    2025年07月08日