ちいさな美術館の学芸員のレビュー一覧

  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    県立美術館でボランティア活動をしているが、確かに美術館へ足が向かない人は多いと思う.本書では、美術館に関する現状や歴史を述べ、具体的な鑑賞方法を伝授している.江戸時代の浮世絵のような大量生産ができた特殊な例はあるが、単品を見ることが一般的でわが日本は鑑賞する環境は整っていると感じている.高橋龍太郎氏の言葉「アートの歴史とはこんなマインドフルネスによtってもたらされた、新たな気づきの歴史だったといってよい」 その通りだ思った.美術館をthird place、さらにはforth placeにするという考えは斬新だ.

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    2026年02月13日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    日本美術について初心者にも分かりやすい解説。
    まず最初に「日本美術とは何ぞや」というところから優しく教えてくれるのが嬉しい。
    絵画、彫刻、工芸、刀剣、染織、建築。そこから更に、仏像、やきものに漆工など……。

    なかでも仏像については、特に楽しく分かりやすかった。如来が唯一悟りを開いていて、菩薩は如来の補佐でまだ修行中。煩悩があるからアクセサリーをジャラジャラつけてるとか、砕けた語り口で見分け方まで教えてくれる(笑)

    縄文土器については、野焼きをしていたとの描写にハッとなった。確かに当時は窯なんてなんてない。想像を働かせることで楽しさもロマンも増すんだと感じた体験になった。

    「日本美術のスタ

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    2026年02月13日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    タイパが叫ばれるこの時代に、時間とお金をかけて美術館に出かけ、悠然と美術鑑賞する意味とはーーこの問いに、言葉を尽くして全力で答えてくれる現役学芸員である著者。私は日頃、美術館によく出掛けるが、自分は果たしてちゃんと鑑賞できているのか、もっと知識を身につけてからでないと美術の価値などわからないのではないか、などと自信がなかったが、そんな自分を全肯定してもらえた気分。著者の意見はどれも明快で、寛容で、美術への愛に溢れている。その愛の深さに引っ張られるようにして、あっという間に読んでしまった一冊。オススメ。

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    2026年02月09日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    文体が読みやすい。学芸員の泥臭い仕事の部分や、ステークホルダーとのやり取りなど手に取るようにわかった。

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    2026年02月07日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    朝日新聞で紹介されていたことをきっかけに購入。

    長く美術館に行っておらず、タイパ思考に陥っている自分には、とても刺さる本でした。
    意味が見出せないものには、なかなか時間やお金を投下できない、、、その癖、隙間時間には、だらだらスマホを見てしまう日々。。常に頭が情報でパンパンで心が安定しないことを悩んでいますが、忙しい毎日に余白を作ることの大切さを認識。その手段として美術館に行って自分の心の動きと向き合ってみるのも良いなと思えました。メモの取り方も参考になりました。

    まだ美術館には行けていないですが、今年はトライしてみたいです。

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    2026年02月07日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    「美術館は感情を動かすために行く場所」という考え方が素敵。
    毎日同じようなルーティンを繰り返していると、感情の起伏はどうしても小さくなる。そんなとき、美術館で自分の理解を超えた作品に出会うと、固まっていた心がふっと動き出す。
    鑑賞のコツは、力を抜いて「いい加減に見る」こと。まずはぶらぶら一周して、気になった作品にあとから戻ればいい。
    作品を見て浮かんだ感情や言葉は一瞬で消えてしまうから、メモするのも大切。
    美術館は、教養よりも感情を取り戻しに行く場所と捉えると楽しくなりそう!

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    2026年02月06日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    とても柔らかな語り口に引き込まれた。

    美術の知識もまったくない自分が、カッコつけて美術館へ行って楽しめるだろうか?実際観に行くことはあるけど、正しいのだろうか?とつい正解を求めてしまっていた。

    でも、そんなことはどうでも良くて、自分なりに楽しむもの。そして美術作品と、そしてじぶん自身とどう向き合えば教えてもらった気がする。

    アウトプットのお手本はさすが。同じようにはできないけど、自分のその時の感情、気づきを残したいな。

    今週末は美術館に行くぞー!と楽しみになれる本だった。

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    2026年02月01日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    「美術は無駄」でもそれでいい。
    人生には「無駄」が必要。

    なんとも面白い本。
    学芸員や美術館の舞台裏を、分かりやすく興味深く紹介してくれている。

    読めてよかった〜!

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    2026年01月29日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    noteの記事をベースにしているだけあって、テンポよく、サクサク読める良い本でした。クスっと笑えるユーモアある文章ですが、ところどころデータも用いて説明をしているところもあり、ストレスなく読めました。美術の簡単な歴史、美術鑑賞のコツなど、とても面白かったです!メモ帳片手に美術館に行きたくなります(*^^*)。※ 知らなかったけど、美術館では筆記具は鉛筆しか使っちゃダメだそうです。

    タイトルが「忙しい人のための…」とあるので、あまり人前で読むのは憚られますが(お前、自分が忙しいと思ってるのか!?とツッコまれそうで…いや、私、暇人です、わかってます(汗)!)、タイトルには著者の想いが乗っていて、

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    2026年01月14日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    学芸員って何しているの?と言われるとよくわからなかったのでその裏側を知ることができたのはよかった。書いているように展示で座っている人が学芸員だと思ってた笑
    今まで解説とかは余計なものとしてみないようにしていたけれど、学芸員があれこれ考えて作っているのを知ったのでそれを楽しむのも一つだよなと思った。美術館行くぞーという気持ちは確実に上がる一冊。

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    2026年01月13日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    美術館に行きたくなった!
    美術鑑賞というとなんだか難しいイメージだったけれど、本当は自由で楽しいものなんだな、と再確認するきっかけになった。

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    2026年01月05日
  • 忙しい人のための美術館の歩き方

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    ・「全部見ようとしない」勇気を持つ
    すべての展示作品を均等に鑑賞しようとすると、脳も体も疲弊してしまう。あらかじめ「これだけは見る」という目玉作品を数点に絞り、それ以外は足を止めずに流し読みする程度でよいと説く。

    ・「1作品1分」の集中鑑賞
    全作品を漫然と眺めるのではなく、気になった数点に対して「1分間」じっくり向き合う。色、筆致、光の当たり方などを細かく観察することで、解説文を読むだけでは得られない深い感動や発見が生まれる。

    ・解説パネルは「後読み」が基本
    最初に解説文を読んでしまうと、先入観で作品を見てしまう。まずは自分の感性で作品を捉え、違和感や疑問を抱いてから解説を確認することで、

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    2025年12月31日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    日本美術を理解するため、とっかかりをつかむための本としては、ポイントを絞って書かれていて、初心者はもちろん、日本美術を表面たけ追ってきた人には、教養のリカレント的な意味でも大変読みやすい本だと思いました。
    一方、実際に美術館、博物館に足を運んでもらうことを想定して、なるべく図版を少なくしているところは本だけでは終わらせない、ガチな入門書だとも思いました笑

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    2025年12月17日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    美術館(や博物館)の裏側だけではなく、美術館での過ごし方やオススメ美術館など、足を運んでみようかなと言う気持ちにさせるような内容もあり、美術館巡りのはじめの一歩になる一冊。
    これを読んでから行った美術展では照明やら動線やら、それまで気にならなかったところが気になった笑。

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    2025年12月12日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    口語調で書かれ、読みやすい文体
    美術館で催されている企画展、常設展がどのようにして作られているのか、様々な人々の仕事が組み合わさって一つの展示が作られているということが実際に働いている人の目線で語られており臨場感があった。

    今までとは違う「裏側の視点」で美術館を楽しめる、そんな一冊です

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    2025年11月15日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    展覧会や美術番組で作品を見ながら、何となく知った気になっていたこと、知らなかったことを基本の前段階まで教えてくれるありがたい本。
    そういうことだったのか! という気づきが多く、今後の作品鑑賞が益々楽しみになる。

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    2025年11月11日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    美術館は幼い頃から両親に連れられ、大学生の頃は悩みがあるとふらりと上野の美術館に通ったり、大人になると1人であちこちの美術館に通う、私の大事な息抜きの場になっています。

    本書で安村氏の「幼い日に出会った美術を思い出すことがあれば、それで良いのだ。一見、無限の無駄のようにしか見えない美術体験こそ、美術館に求められる最大の役割ではなかろうか。」との言葉は、正に私の体験を言い当てていると思い嬉しくなりました。

    本書の美術館の楽しみ方を参考に、さらに美術体験を深めていきたいと思いました。

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    2025年10月19日
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話

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    面白かった
    頭の中にスッと内容が入ってきた。
    雑芸員になっているのが、日本の学芸員の良いところでもあり悪いところなのかなと。専門の知識だけでなくて事務、調整能力が求められる。

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    2025年10月13日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    現役学芸員兼大学教師が教えてくれる「日本美術」

    そういえば、日本美術ってどうやって説明したらいいんだ?と、思い手に取った本。
    日本では日本美術よりも西洋美術の方が人気があるというか、敷居が低いような雰囲気があります。日本美術の方が難しそう…というか(そして地味そう…、と)

    そもそも「美術」という言葉自体が比較的新しいもので、明治以降に入ってきた言葉。世界的に有名な浮世絵作品が生まれている江戸時代にもまだこの概念がなかったのだそう。
    でも、言葉はなくても作品はそれよりずっと前からあったので、どうも美術という言葉ではしっくりこないものも日本美術には含まれているのです(仏像と刀とか)。

    この本

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    2025年09月23日
  • 学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

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    初めて見る仏像や浮世絵、刀に陶磁器に、なぜか不思議なノスタルジーを抱いてしまうことが多々あります。
    数百年、ものによっては1000年以上も前に作られた作品から感じるのは、確かにそこに僕らと同じような人間が存在して、一生懸命にモノ作りをしていたという事実であり、日本という国の記憶。
    こんなにも豊かな歴史と文化をもつ日本に生まれて、本当に良かったと思います。
    「日本美術初心者のもう一歩手前にいる人に向けて」という本のコンセプトも、素敵。

    デザイン:三木俊一(文教図案室)+高見朋子(文教図案室)
    カバーイラスト:岡野賢介
    本文イラスト:ちいさな美術館の学芸員
    編集:前田康匡(産業編集センター)

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    2025年09月11日