ちいさな美術館の学芸員のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
美術に対する深い愛情と、鑑賞者への優しい目線を感じる一冊。
アートを一気に身近な存在にしてくれる、素敵な内容でした。
本書を読むまで、学芸員さんが具体的にどんな事をしているのか、ほぼ知らなかったのですが(原田マホさん作品でほんの少し知った程度)、美術館の要であり、芸術文化の継承にも関わる重要な存在なのだと知りました。
それから、私は美術館に行くのは好きなんだけど、正直なところアートは難しい。
よく理解できなくて作品よりも説明の方にばかり目が行ってしまうこともあります。
でも、分からなくても良い。しっかり作品を自分の目で観て、自分の感情に委ねて何か感じるものがあればそれで良いんだ、と筆者がアート -
Posted by ブクログ
noteの記事をベースにしているだけあって、テンポよく、サクサク読める良い本でした。クスっと笑えるユーモアある文章ですが、ところどころデータも用いて説明をしているところもあり、ストレスなく読めました。美術の簡単な歴史、美術鑑賞のコツなど、とても面白かったです!メモ帳片手に美術館に行きたくなります(*^^*)。※ 知らなかったけど、美術館では筆記具は鉛筆しか使っちゃダメだそうです。
タイトルが「忙しい人のための…」とあるので、あまり人前で読むのは憚られますが(お前、自分が忙しいと思ってるのか!?とツッコまれそうで…いや、私、暇人です、わかってます(汗)!)、タイトルには著者の想いが乗っていて、 -
Posted by ブクログ
・「全部見ようとしない」勇気を持つ
すべての展示作品を均等に鑑賞しようとすると、脳も体も疲弊してしまう。あらかじめ「これだけは見る」という目玉作品を数点に絞り、それ以外は足を止めずに流し読みする程度でよいと説く。
・「1作品1分」の集中鑑賞
全作品を漫然と眺めるのではなく、気になった数点に対して「1分間」じっくり向き合う。色、筆致、光の当たり方などを細かく観察することで、解説文を読むだけでは得られない深い感動や発見が生まれる。
・解説パネルは「後読み」が基本
最初に解説文を読んでしまうと、先入観で作品を見てしまう。まずは自分の感性で作品を捉え、違和感や疑問を抱いてから解説を確認することで、