群像編集部のレビュー一覧

  • 休むヒント。

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    【休むことが苦手で困っている人】
    職業も世代も違う33人それぞれの「休む」が詰まったエッセイ・アンソロジー。働き方も休み方も人それぞれだし、他人の目なんか気にしなくてよいと思う。私は根っから怠惰な人間で休みが大好き、休みを好き勝手過ごすために働いているまであるので、休むことが苦手で、むしろストレスや罪悪感を抱いている人もいることにまず驚いた。伊沢拓司さん、くどうれいんさん、ぼる塾の酒寄さん、年森瑛さんのエッセイが特にお気に入り。忌引き休暇に対する違和感は、私も身に覚えがあるし共感しっぱなしだった。

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    2025年04月06日
  • 休むヒント。

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    意外と休めなくて悪戦苦闘してる人が多くて笑ってしまった。
    つづいさんのときは他の皆は目の前にいて話し出す雰囲気だったのに、肩をたたいて話し出す雰囲気でエッセイそのまんまのテンション〜と笑ってしまった。

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    2025年03月15日
  • 休むヒント。

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    「それ、休んでるの?」と思うようなアクティブな休み方があれば、「休むってどうするんだっけ?」から休むこと自体を考えたり、年代やライブイベントに伴う休み方の変化など、色んな方の様々な休み方が綴られていて面白かった。
    コレが究極の休み方!ではなく、自分に合った休み方のヒントになるかも。あ、タイトルの通り。

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    2025年02月25日
  • おいしそうな文学。

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    食べることに関するエッセイ集。

    数ページずつの紹介なので、サラッとすぐに読めました。
    実際、今東京の観光の合間の1時間と、新幹線の移動時間だけで読みきれました。

    くどうれいん さん、花田菜々子さん、穂村弘さんの文章がお気に入り。

    江國香織さんの『きらきらひかる』は改めてチェックしたい。こんなにお洒落で多くの文学人たちを惹きつける文章を描ける江國さんはやっぱりスゴイ方なんだとしみじみしました。

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    2025年12月05日
  • 孤独の時間。

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    作家やクリエイター 俳優などの
    孤独に対する考えなどの内容
    理解できない内容もあった
    ただ マルシアガルケスの百年の孤独
    読んでみたいと思った
    こんな有名な本だけど
    まだ読んでない

    私は孤独の時間は好き
    二人でいる時に感じる孤独は辛い
    一人で感じる孤独は何とも言えない
    自分に向き合い深く思考できる
    貴重な時間

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    2025年11月29日
  • 孤独の時間。

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    自分自身をひとりじめ。

    24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。
    見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。

    大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!!
    豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。


    ・共感と散歩
    『スマホで友人や恋人と常時接続できるようになったあとも、それでも人間はずっと寂しいままなのだろう。愛や憎しみを手にしたとして、それを共有または交換すべき人がいないことへの絶望。たとえ雑踏の中にいても、自分の心が永遠に孤独であることへの絶望。』

    ・やわらかな輪郭のなか

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    2025年11月26日
  • 孤独の時間。

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    タイトルに惹かれて読んでみました。

    内容は...
    作家だけでなく俳優さんなど
    色んな人たちから見た「孤独」についての
    アンソロジー。

    色んな人の視点で「孤独」を見ているので
    私が考えていた「孤独」は「孤独」ではないのかも...
    とハッとさせられたりもしました。

    年齢も様々で90代が考える孤独と
    同年代が考える孤独が個人的にはとても勉強になりました。

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    2025年10月30日
  • おいしそうな文学。

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    やはり多作家の短編集は苦手かもしれない。
    ハマると感じた文章は少なかったものの、興味を惹かれたのはやはり花田菜々子さんのエッセイであった。

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    2025年10月26日
  • おいしそうな文学。

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    表紙を担当しているてらおかなつみさんが好きで手に取った一冊。「食」をテーマにしたアンソロジーはこれまでに何冊か読んできたが、挙げられる作品に個性があって面白かった。「おいしそうな文学」と言いつつも、印象的な「まずそうな食事」のシーンもいくつか挙げられており、そちらも面白い。津村記久子さんの『この世にたやすい仕事はない」』が大好きなので、『BIG揚げせんいか&みりん』(益田ミリさん)にテンションが上がった。

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    2025年10月23日
  • 休むヒント。

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    出版区のYouTubeで三宅香帆さんが紹介していたので読んでみた。三宅さんが「著者の皆さんが全然休んでない」とツッコんでたけど、皆さん書き物の仕事をしている人が多いせいか、プライベートと仕事の境が曖昧で確かに休んでいない。休むって難しいよなと思う。
    特に共感したのは星野博美さんの「ヤスムノコワイ」で、「休みと退屈は背中合わせ」という言葉に確かにと思った。私も今の仕事に着く前に2ヶ月近くバイトもせず休んでいた時期があるけど、恐ろしく暇で退屈だったものな...やっぱりやるべき仕事がある上での休みが一番だなと思う。

    p.169 パンガン島で、休みと退屈が背中合わせであることを目の当たりにした私にと

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    2025年10月23日
  • 休むヒント。

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    休むヒントといいつつ、働きすぎて休むのが分からなくなっている人が多く登場する。

    このエッセイを書いてること自体休んでない、この依頼が祝日にあった担当者休め。など。

    私なりの休むは、時間を忘れることな気がする。朝5時から朝日と共に読んでみた。

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    2025年10月21日
  • 休むヒント。

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    その名の通り、休めてないなぁという人のための本。

    作家さんだけでなく色んな方のショートエピソードが書かれていて、それぞれの休み方・休みとは何か?が書かれていて面白かった。

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    2025年10月16日
  • 孤独の時間。

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    「孤独」=「寂しい」っていう考えがもう時代錯誤なのかな?読みながら何度も考えたし、その通りだな思いました。
    44名の方々それぞれに孤独に対するそれぞれの考え方があるように、その人のひとりの時間の価値はその人にしか分からないんだなあと!
    だから、
    「ひとりで本ばっかり読んでてさみしくないの?」「あの人いつもひとりでさみしそうだよね」みたいな感じで、人に決められる筋合いはないんだなって改めて気がつきました。
    もはや、私にとってただのエッセイ集ではなく教科書みたいな本です!
    少なくとも子どもの頃に読んでたら「孤独」の
    概念が違ってただろうな、と!

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    2025年10月12日
  • 孤独の時間。

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    先日、星野源さんのドキュメンタリーの録画を観た。アルバム『Gen』の制作風景に密着する内容だったが、もうほんとに孤独な作業だった。
    だけどそれは、彼にとって絶対必要なことなんだっていうのが分かった。

    この本では、いろいろな職業の人たちが「孤独」について話す。特に作家さんたちが共通して、孤独を絶対に必要だと言っているように思った。

    なにかを創り出すとき、人は孤独なのかもしれない。

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    2025年10月06日
  • 休むヒント。

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    私の休みの日は、一日中家にいのが定番である。外に出ると言えば、洗濯物を干す時、取り込む時のベランダくらい。前日に必要なものは買い込んでおき、好きな本や、映画を観ながらダラダラと過ごす。住んでいるところが南国?なので日中はまだまだ暑い。お散歩なんて到底無理。
    ダラダラ過ごすのが私のお休み。

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    2025年10月03日
  • 休むヒント。

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    いろいろな文筆家の「休むこと」への考え方集。自分にあうものを拾い上げる感じが良さそう。それにしても、こんなにもたくさんの「知らない文筆家」の方々がいることに驚いた。

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    2025年10月01日
  • おいしそうな文学。

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    ネタバレ

    言葉で味わう。

    文学に登場する食べ物や飲み物を語るアンソロジー。武田百合子が何回か出てくるし、江國香織も複数回出てくる。ポイントだと思うのがタイトル『おいしそうな文学。』とあるだけあって、美味しいものとは限らないこと。文字でどれだけ味覚を語れるかが、様々な表現者の視点で書かれている。文学に現れる食べ物・飲み物は食べたことがないものも多く、想像するしかないものがたくさんある。それらへの憧れに共感して、一気に読んでしまった。

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    2025年09月26日
  • 孤独の時間。

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    同年代から大先輩までいろんな職業の方々が紡ぐ「孤独」の解釈とそれに関するエピソードたち。ひとりでいる時間が多いので (なんとなくわかるなぁその感じ) となりながら読みました

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    2025年09月09日
  • おいしそうな文学。

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    2025.08.20

    『休むヒント。』の装丁が好みで、
    雰囲気似てるのあるな〜と思ったら
    同じ群像編集部…!
    即決で購入。

    作家さんによって様々だけど、
    好きな物語を引用している方が多くて
    読みたい本がまた増えてしまった…

    印象的だったのは、
    野村由芽さんの「おいしくても、まずくても、」
    ログを残したくなる内容で
    それは自分にとって良いものも良くなかったものも
    正直に残さなければと感じました。
    その時々の自分がひとりぼっちにならないように。

    食べものにまつわるエッセイって
    やっぱり素敵ですね〜

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    2025年08月20日
  • おいしそうな文学。

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    あー枝元さんの文章だーとはじめからうるっと。
    FPM田中さん土井さん、あとは大好きな作家さんのオンパレード。読んでる時の食べ物の妄想点、かきたてられ点の考察本もいいなーと思わされた1冊。食べ物の本っていい。

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    2025年07月12日