あらすじ
自分自身をひとりじめ。
24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。
見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。
大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!!
豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。
豪華執筆陣44名!!
麻布競馬場、阿部加奈子、一川 華、一穂ミチ、伊藤亜和、井戸川射子、稲垣 諭、イリナ・グリゴレ、岩内章太郎、上野千鶴子、加納愛子、上出遼平、qp、くどうれいん、五味太郎、紗倉まな、塩田武士、下西風澄、高瀬隼子、滝口悠生、武田砂鉄、武塙麻衣子、橘 玲、崔 実、千葉雅也、筒井康隆、中島梓織、奈倉有里、西 見奈子、のもとしゅうへい、乗代雄介、東出昌大、平岡直子、平野啓一郎、僕のマリ、堀江敏幸、皆川博子、宮内悠介、宮地尚子、燃え殻、山口未花子、山本アマネ、山本奈衣瑠、ゆっきゅん
(執筆者一覧・50音順)
きっとみつかる。
誰にもあって、みんな違う、「孤独」の味わい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本当に読んでよかったなと心から思えた作品。
さみしい=孤独ではないこと。
孤独は悪いことではないこと。
孤独の定義は人によって変わること。
一人でなにかをすることに少し抵抗があった私を勇気づけてくれた。
Posted by ブクログ
【目次】
共感と散歩(麻布競馬場)
ぼっちな指揮者のつぶやき(阿部加奈子)
やわらかな輪郭のなかで、孤独は踊る(一川華)
TKを聴きながら(一穂ミチ)
ずっとみていて。(伊藤亜和)
孤独やその他(井戸川射子)
孤独からさみしさだけを引き算する(稲垣諭)
バーガンディ・スパークリングワインのように泡立つ孤独(イリナ・グリゴレ)
十分間の(岩内章太郎)
ひとりの時間(上野千鶴子)
選択(加納愛子)
互いの物語に登場すること(上出遼平)
孤独と眠り(qp)
憧れの孤独(くどうれいん)
孤独の行方(五味太郎)
毛布と抜けがら(紗倉まな)
孤独の表裏(塩田武士)
まな板のかえす音(下西風澄)
頭の中がずっと静かだった(高瀬隼子)
わからなくて怖い(滝口悠生)
無表情で乱れ打ち(武田砂鉄)
それがどれほどの孤独であろうとも(武塙麻衣子)
あなたに友だちがいない理由(橘玲)
nunc/ヌンク(萑実)
AIと孤独(千葉雅也)
九十年の孤独(筒井康隆)
ひとりじゃないけどひとり(中島梓織)
孤独の扇動(奈倉有里)
精神分析家の孤独の時間(西見奈子)
ひとひとりぶん、夜の道(のもとしゅうへい)
風後の灯火(乗代雄介)
孤独の克服(東出昌大)
透明(平岡直子)
寂しさあってこその孤独(平野啓一郎)
後悔(僕のマリ)
立札ほどの高さにあるもの(堀江敏幸)
孤独――その二つの貌(皆川博子)
孤独との邂逅(宮内悠介)
「自分との打ち合わせ」と「自分との待ち合わせ」(宮地尚子)
九時間九分(燃え殻)
ユーコンの森の罠猟師(山口未花子)
孤雲(山本アマネ)
一人韓国ハッピーニューイヤー(山本奈衣瑠)
誰も見てないものを誰にも言わずに見てる(ゆっきゅん)
Posted by ブクログ
孤独を人恋しさ(寂しさ)と思ってきた。けれど、この本では、孤独は自分と向き合う時間とも言っている。孤独がポジティブな印象で扱われていることに驚いた。そして、救われた。
Posted by ブクログ
豪華な執筆者44人が「孤独」をテーマにそれぞれの切り口でつづるエッセイアンソロジー。
44人分の孤独との距離感に触れて、
自分にとっての孤独を思い返す時間になりました。
「物理的に1人ぼっちでもつながりを感じられる時があるし、たくさんの人に囲まれていても、むしろかえって、独りぼっちを痛感することがある」
「孤独からさみしさだけを引き算できたら、そんなことをずっと考えている。孤独は好きだが、寂しさは好きではない。孤独が怖いのではなく、寂しさがこわい」
稲垣諭
うんうんわかる私も1人時間が大好き好きだけど寂しいのは嫌い、と思い、
「クリエイティブのためにはやはり痛切な寂しさが必要」で、「寂しさあってこその孤独」
平野啓一郎
くぅ、さすがです生ぬるいこと言ってすみませんねぇと思い、
「孤立しているわけではないけれど孤独であるということは、時にどうしようもなく寂しいことでもあるけれど、また明日他者の隣に居られるために必要な時間でもある」
中島梓織
世界で一番無防備な表情で熟睡する
子どもたちを見て、
「明日も楽しい1日にしようね」と思う。
私にとって「呼吸ができる孤独」を与えてくれるのがこの読書時間だなあ。
Posted by ブクログ
孤独について44人の見解や捉え方を学べる一冊。
孤独と聞くとあまりいい印象ではないイメージだけど、決してそんなことはなくてむしろ作品を生み出したり物事を熟考したり本来の自分に戻るためには孤独の時間が誰にでも必須。例え家族やパートナーや友達がいたとしても。
なるほどーと思いながら読み進められた!
ただ社会的な生き物である人間にとって、本当の孤独ってないんじゃないか、という文章にもハッとさせられたなぁ。世界でたった一人取り残されたら本物の孤独なんだろうけどね。
本書の中でこの人いい文章書くなと思った作家さんを以下に書き記しておこうと思う。
岩内章太郎さん
下西風澄さん
武田砂鉄さん
武塙麻衣子さん
僕のマリさん
宮内悠介さん
宮地尚子さん
他の著書も読んでみたい!と思った!
Posted by ブクログ
ブク友さんの本棚で気になった本。
「寂しい」以外の孤独のかたち、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。
いろんな人の「孤独の時間」の寄り添い方があって、興味深く読めた。
↓特に共感、良かったもの
・毛布と抜けがら (紗倉 まな)
・まな板のかえす音 (下西 風澄)
・孤独の扇動 (奈倉 有里)
・孤独の克服 (東出 昌大)
・九時間九分 (燃え殻)
自分にとっての「孤独の時間」とは何だろう。
・「自分だけの時間」を楽しむ:読書、散歩、趣味など。
・社会的なリセット:対人関係のプレッシャーから解放される時間。
・自己成長:他人に依存せず、自分自身と向き合う時間。
「孤独の時間」は必ずしも「悪いもの」ではなく、どう過ごすかによって、それは癒しにもなり、成長の糧にもなるものだと思う。
Posted by ブクログ
私にとって孤独とは、寂しさを感じる時にクローズアップされて迫ってくる感じだ。
長年の夢だった仕事を辞めてしまった時や、クリスマスにひとりぼっちだった時など、周りに人がいない状況が辛い。
孤独の時間を充実させるといいと聞いた。孤立は良くないが、孤独は有意義にもなれるのだと思う。
Posted by ブクログ
孤独の時間。というテーマを与えたら、書き手によって、こうも各々異なる孤独の時間が浮かび上がってくるのかと、読みながら感心した。あと、1人の文章量が少ないから得意ではないなという書き手の文章もすぐ終わるので挫けることもなく、さくさく読めるのはとても良かった。書き手の世代も万遍なくを意識してるだろうから、読み手である誰かの孤独には刺さる内容なんだと思う。
Posted by ブクログ
みんな孤独を感じているらしい。
孤独は、1人でいるときではなく、他人といる時に感じるもの、というのは納得。
自分らしくいることを教えてくれる本。
Posted by ブクログ
作家やクリエイター 俳優などの
孤独に対する考えなどの内容
理解できない内容もあった
ただ マルシアガルケスの百年の孤独
読んでみたいと思った
こんな有名な本だけど
まだ読んでない
私は孤独の時間は好き
二人でいる時に感じる孤独は辛い
一人で感じる孤独は何とも言えない
自分に向き合い深く思考できる
貴重な時間
Posted by ブクログ
【あらすじ】
自分自身をひとりじめ。
24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。
見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。
大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!!
豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。
・共感と散歩
『スマホで友人や恋人と常時接続できるようになったあとも、それでも人間はずっと寂しいままなのだろう。愛や憎しみを手にしたとして、それを共有または交換すべき人がいないことへの絶望。たとえ雑踏の中にいても、自分の心が永遠に孤独であることへの絶望。』
・やわらかな輪郭のなかで、孤独は踊る
『不在の誰かが自分を想ってくれた形跡。相手が見えぬなかでのそれは覚束ないはずなのに、とても確かで、温かかった。目の前にいる人がくれる優しさよりも、不思議と信じられるものがった。』
『わたしも、あなたも、誰しも、1人。残酷だ。』
・TKを聴きながら
『スターじゃなくたって、家には寝に帰るだけという状況も、どこに行きたいとか何をしたいとか考える余裕さえない状況も、特別なことじゃなかった。劣等感にのたうちながら、せめて自分くらいは自分を誉めてやらなきゃ、と言い聞かせる夜も。』
・孤独からさみしさだけを引き算する
『孤独は好きだが、さみしさは好きではない。孤独がこわいのではなく、さみしさがこわい。もっといえば、ひとりで孤独なことがさみしくなるのがこわい。』
・選択
『選択とは、孤独と向かい合わせだ。本心に忠実であろうと、何かに左右されていようと、選択した自分と対峙するその瞬間は、誰にも介入することができない。そして人生はその孤独な選択の繰り返しだ。』
【個人的な感想】
前半は共感できるものも多かったが、後半にかけて理解できないものも多くなった。
孤独の解釈が人によってかなり違って面白かった。
自分が一人旅で人の少ない地域や観光地に行きたくなるのも、たくさんの人の中にいる時の方が、孤独が際立つからかなと思った。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んでみました。
内容は...
作家だけでなく俳優さんなど
色んな人たちから見た「孤独」についての
アンソロジー。
色んな人の視点で「孤独」を見ているので
私が考えていた「孤独」は「孤独」ではないのかも...
とハッとさせられたりもしました。
年齢も様々で90代が考える孤独と
同年代が考える孤独が個人的にはとても勉強になりました。
Posted by ブクログ
「孤独」=「寂しい」っていう考えがもう時代錯誤なのかな?読みながら何度も考えたし、その通りだな思いました。
44名の方々それぞれに孤独に対するそれぞれの考え方があるように、その人のひとりの時間の価値はその人にしか分からないんだなあと!
だから、
「ひとりで本ばっかり読んでてさみしくないの?」「あの人いつもひとりでさみしそうだよね」みたいな感じで、人に決められる筋合いはないんだなって改めて気がつきました。
もはや、私にとってただのエッセイ集ではなく教科書みたいな本です!
少なくとも子どもの頃に読んでたら「孤独」の
概念が違ってただろうな、と!
Posted by ブクログ
先日、星野源さんのドキュメンタリーの録画を観た。アルバム『Gen』の制作風景に密着する内容だったが、もうほんとに孤独な作業だった。
だけどそれは、彼にとって絶対必要なことなんだっていうのが分かった。
この本では、いろいろな職業の人たちが「孤独」について話す。特に作家さんたちが共通して、孤独を絶対に必要だと言っているように思った。
なにかを創り出すとき、人は孤独なのかもしれない。
Posted by ブクログ
同年代から大先輩までいろんな職業の方々が紡ぐ「孤独」の解釈とそれに関するエピソードたち。ひとりでいる時間が多いので (なんとなくわかるなぁその感じ) となりながら読みました