馬伯庸のレビュー一覧

  • 西遊記事変

    Posted by ブクログ

    ほへ?このミステリーがすごい!2024年1位の馬伯庸さんだよ?ぜんぜん登録数伸びひんなーと思ってたんよね

    うん、これは読む人を選ぶわ

    中国神話、道教、仏教、西遊記の基礎知識がある程度ないと楽しめない
    その代わりある程度あるとめちゃくちゃに面白い

    なのでこの作品の面白さを伝えようとしたら少なくとも道教あたりことも書かないとダメだと思うのね

    うん、でもそんなんめんどくさくてやってられるかー(╯°□°)╯︵ ┻━┻

    西遊記の世界を描いているのに、めちゃくちゃ現代をはめ込んでるところが風刺が効いてるのね
    完全にお仕事小説

    ちゃんとした『西遊記』も読みたくなってきたなー

    0
    2025年02月11日
  • 西遊記事変

    Posted by ブクログ

    私好み。非常に面白い!…故に人にはお薦めするのが難しい(笑)

    物語は西遊記のスピンオフ…というより『裏事情』を描いたもの。仙人の李長庚(太白金星)は仏門の観音大士に助力する仕事を受ける。それは天竺に向かう三蔵法師に課す八十一の難行を企画立案する仕事だった…。

    この作品、現代的な視点で読み解いても面白い。太白金星と観音大士は、それぞれ『仙界』と『仏門』からなる合弁会社で一大プロジェクトを任されたプロジェクトリーダーのような存在。二人とも事の成否が取締役昇進に関わっている…という感じ(だから観音も『菩薩』じゃない)。太白金星は長年の勤務の末にやっとここまで来たのに、観音大士は若くてやり手の女性

    0
    2025年02月08日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

     途中、難しい言葉や例えが多くて、挫折しそうになったが、なんとか最後まで読み切った。どうせ、朱せん基が目的を達成して、四人の結束が強くなりめでたしでしょう?などと想像していたが、ラストの展開は、衝撃だった。
     また、殉葬というしきたりやそれに対する著者の思いを知ることができ、読んだ甲斐があったと思った。

    0
    2025年02月06日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    全てにおいて素晴らしかった!
    上下巻あわせて圧巻の960頁!
    小説におけるエンターテインメントの要素を全て備えており、物語完結までダレることなく持っていきます。
    そして、北京到着後から始まる壮絶なミステリーも繰り出し、ハヤカワミステリー史上!?最高のフィナーレによってこの長い物語の幕が閉じます。

    凄いな〰華文娯楽小説!!!
    あっぱれ〰!華文❢

    0
    2025年01月31日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国、明朝4代皇帝治世の時代、首都を北京から南京に遷都することを計画した皇帝はその先ぶれとして皇太子を南京に派遣する。皇太子朱瞻基は南京到着すぐに御座船を爆破され命を狙われる。

    白蓮教徒、遷都反対派、行程の座を狙う派閥が入り組みあって、朱瞻基の命を狙う。彼は皇帝皇后の命も狙われると知り、南京から北京への逃避行を試みる。仲間は若いくせに理想を追い続けるお堅い官僚于謙、酒浸りのやさぐれ捕縛人呉定縁、謎多き美人の女医蘇荊渓。

    次々に襲い来る絶体絶命の危機、彼らは無事に北京にたどり着き陰謀を防げるのか?

    とこんな筋書きなんだが、とにかく長い!そういえば初めて完訳版の西遊記を読んだ時も長いと感じた

    0
    2025年01月22日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    拉致された呉定縁を救うため、決断する太子。一方で自分の出自について知らされる呉定縁。タイムリミットを前にして、事態はますます複雑に、そして盛り上がりも加速します。
    ここに来て予想外の展開に衝撃。いやまさか、あの人が味方に付くとか。頼もしすぎるでしょうよ!!! まだまだ次々と危機は襲い掛かり、謀略の大本は見えてきたものの、それでもスリルは減じることがありません。ひそかに蘇荊渓を間にしての太子と呉定縁の関係がどうなるのかにもどきどきしちゃいますしねえ。
    あとは多くを語らず、とにかく読めとしか。すべてがまとまり大団円、に思えたところでまだけっこう残りページがあるんだけど? というのにもどきどきさせら

    0
    2024年12月28日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・あらすじ

    梁興甫によって連れ去られた呉定縁を救出するべく朱瞻基と蘇荊渓は斉南城、于謙は朱瞻基の叔父である張泉に援軍を求めるため臨清へと向かう。
    白蓮教徒に捕えられた呉定縁は仏母から衝撃的な事実をしらされる。

    朱瞻基、呉定縁、蘇荊渓の三人に絡まる因果の糸と十五日の旅の結末。

    ・感想
    幾度も危機を乗り越えてきた三人の結末がこれなのか…。
    こういうのめっちゃ好き。読み終わった後とても切なくてやりきれない思いになった。
    三人ともひとりひとり「人間」同士なら或いは違う結末もあったかもだけど、でも朱瞻基は「皇帝」になってしまったからもう三人の道は永遠に交われなくなってしまった。

    それぞれの信念、

    0
    2024年09月11日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんとか読み終わった。
    うけん視点パートが少なめになったせいか、引用も少なくなった感触。
    北京について、ハイ終わり、じゃなくて、その後の謎の解き明かしもあって面白かった。画面映えしそうな描写がいっぱい。
    漢王の次男と五男とか。
    香炉の破片とか火事とか。

    内容と関係ないけど、中国語読みの名前で良いんじゃないかな?と思った。三國志などで、日本語読みに慣れちゃってるけど、中華BLだと中国語読みになってるし。三体では両方明記されてたし。中国語読みは慣れないけど、日本語読みしたって、日本でしか通じないから、やっぱ名前の読みは原語のままが良いなと感じた。

    0
    2024年07月03日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1巻で得体のしれない敵だった白蓮教が頼るべき味方になるなど、展開にワクワクが止まらない。数々の困難を乗り越えて、朱瞻基が北京に到着し漢王の策略を打ち破ってハッピーエンド、かと思いきやラストでこれまでの謎が全て回収される。15日間の旅をしてきた仲間たちとの結末がこれか、と切ない気分にもなったが、後書きを読んで作者が描きたかったテーマがこれなんだとわかった。

    大長編だが読み終わるのが勿体なくなった、大傑作の冒険譚!

    0
    2024年06月15日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国の長い歴史の中の明という時代、その中の実在する五代 宣徳帝の皇太子時代〜の
    たった十五日間の冒険
    なのにこんなに 激しく長く感じられる

    誰が味方か敵なのか、読み進めるうちに驚きの連続
    読む方も 登場人物と共に何度も溺れかけたようだ 
    そしてまさかまさか!のどんでん返しも

    0
    2024年06月12日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

     題名にある「両京」とは、北京と南京のことである。時代は明、約600年ほど前のことである。明の初代皇帝は都を南京においた。そして第3代皇帝は、北京に遷都した。

     しかし第4代皇帝(本書の時代)は、南京に再遷都を考えていた。そこで皇帝は、皇太子を南京に派遣する。皇太子は南京の到着するが、乗っていた船が粉々に爆破される。九死に一生を得た皇太子は、ひねくれ者の捕吏(いまでいう刑事)に救出される。その頃、北京では皇帝が人事不省となる事態に陥っていた。

     これらは、皇位簒奪を狙う何者かの仕業か。皇太子はこれを阻止すべく、15日以内に北京へ戻らなければならない。しかし、陰謀と裏切りのなかで、誰か味方で

    0
    2024年06月10日
  • 長安のライチ

    Posted by ブクログ

    どの時代でも、どこの国でも無理難題を押し付けられるのは下っ端。それでもなんとか問題をクリアしていくのは仕事にプライドと誇りを持っているからなのだろう。
    「歴史は誰かのお疲れ様でできている」歴史学を学んだ末の真理です。

    0
    2026年06月14日
  • 長安のライチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たまたま手に取りましたが、面白かった。
    ライチの運搬方法が見つかった、と楊国忠に渡りをつけてこのまま無事に終わるのか?と思ったけれど、残りのページ数が多すぎた。
    いろんなハプニングがありつつ、最後はなんだか気の抜けてしまうような落ちで、主人公本当にお疲れ様、という感じでした。
    あまりにもブラックな上司と会社に振り回されてる感じ、一緒に頑張った仲間に報いることができない悔しさとか、それでも分かってくれる家族とか、、
    映画もはどんな感じになるのか楽しみ。

    0
    2026年05月29日
  • 両京十五日4 北京炎上

    Posted by ブクログ

    【第4巻】ううーん、史実は曲げられない。ここまで怒涛の勢いで読んできたのに、急に教科書みたいになってしまって残念。

    いえ、面白いのです。めちゃくちゃ。なので、余計にこのラストはがっかり。
    巻末に作者による長い長い「物語の周辺について」という解説がある。私には「え?やっぱりそっちなの?」と思うところがあった。全巻読見終わってモヤモヤした人は是非この解説文を読まれるといい。
    その中の引用文には現代語訳がついているので、何を言っているのか分かって助かる。出来れば本文中のにもつけてくれると良かった。
    展開の先が知りたくて、何だかよく分からないことをすっ飛ばして読んだ。本来なら再読すべきなのだけど、こ

    0
    2026年05月25日
  • 両京十五日2 淮河の戦い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「両京十五日 2 淮河の戦い」は、前巻以上に勢いを増した逃亡劇と、壮大な歴史ロマンに圧倒される一冊だった。次から次へと危機が押し寄せ、一行が休む暇もなく運命に翻弄されていく展開は、とにかくスリリングでページをめくる手が止まらない。特に淮河を舞台にした攻防は迫力満点で、映像が浮かぶような臨場感があった。

    ただ派手なだけではなく、それぞれの人物が自分の信念や立場を背負って動いているため、敵味方を問わず魅力的なのも本作の大きな魅力。呉定縁の泥臭くも真っ直ぐな強さには思わず惹き込まれるし、皇太子を取り巻く人々との関係性にも熱さがある。誰が正義で誰が悪なのか単純に割り切れない重厚さが、物語に深みを与え

    0
    2026年05月17日
  • 両京十五日1 南京脱出

    Posted by ブクログ

    最初は中国語の人名や地名などに馴染めずに四苦八苦したが、慣れて来るとどんどん物語の中に吸い込まれていく感じがた。続きが気になったので、2巻を直ぐに買いに行った。

    0
    2026年05月05日
  • 長安のライチ

    Posted by ブクログ

    念願のマイホームを長安に得た主人公が嵌められたのは実現不可能な案件。長年可もなく不可もなく、ただこのまま出る杭ともならずにローンを返すためだけの人生を思い描いていたところに舞い込んだ任務。当初楽な仕事と思っていたのに嵌められた事に気づいた時には時遅し。なんと数ヶ月後には首と胴が離れる予定が立ってしまう。
    中国の唐を舞台にした新鮮なライチを長安まで運ぶプロジェクト。唐でライチならいわずとも舞台に上がるべき役者は決まっている。しかし、そんな大物の影を感じつつも話はヒラ官吏の目線から下っ端の苦悩や切なさと共に語られて行く。実現不可能なプロジェクトを前にして家のローンと残されることになる家族を背水とし

    0
    2026年05月01日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    長い!しかし、長すぎるとは思わせない。
    歴史冒険ものでもあり、ミステリーでもあり、恋愛ものでもある。でっかいエンターテインメントを体験したなぁ、面白かったなぁ〜。

    0
    2026年04月19日
  • 風起隴西 三国密偵伝

    Posted by ブクログ

    2026.2 やはりこの方の小説は面白い。翻訳者も力量がありますね。王道の歴史小説にはないストーリーで引き込まれました。

    0
    2026年03月27日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

    Posted by ブクログ

    とにかく膨大な展開。まるでアクション映画を延々と見せられている、そんな内容で、終盤には読み疲れてくるような厚みがある作品でした。皇位継承に関わる陰謀、白蓮教の暗躍と動向、さらに国内の民の生活と願いが、これでもかと現れ出てきます。しかも皇位に関する件が解決に向かう その時、とある登場人物の復讐が明らかになっていきます。機会と気力がある方は読んでみることをお勧めします。

    0
    2026年03月19日