麻生海のレビュー一覧
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離婚歴のある平凡な会社員、和也は仕事の忙しさにかまけてアパートを引っ越さなければならない事を忘れていて慌てて探していた。
潔癖性の妻と離婚をして独身なので毎日夕食を食べる行きつけの居酒屋が有り其処の店主大介に事情を話すと自分の住んでいるシェアハウスはどうか?と勧められる。
即、一度見てみたいとお願いし入居してみるとそこには大家さんのペットの巨大な蛇がゲージに入っていて。
初対面なのに口説いて来るイタリア人バリスタのルキノ、体格はがっちりしているのにおねえ言葉の拓実と個性豊かな住人が住んでいる五味荘。
和也の離婚の経緯をうっかり話した為、「手助け出来るかもしれない。」とEDの治療?を大介にされる事になり。。。
オヤジだらけという感じではなくて(皆さんアラフォーです)軽快に読めました。 -
Posted by ブクログ
飲み屋の店主×EDのリーマン
住んでいるアパートからの引っ越し先を探していたときに、行きつけの飲み屋の店主から紹介を受けます。
そこは男性ばかりで住んでいるシェアハウス。
みんな親切ですが、ちょっとクセのある人ばかり。
そんな人のおせっかいからうまく守ってくれる店主が、主人公のED(勃起障害)を知ってリハビリを手伝ってくれるのですが…。
帯に書かれていたのが
「私のクララは意気地なしなんですっ」
だったことと「オヤジだらけ」なんてなんという私のための本よ!!と思って購入しましたが…
別にオヤジだらけでもなんでもなかったです…。
くっそ、私の期待に膨らんだ胸どうしてくれよう!!
とはいえ、面白かったのですけどね。
もし「オヤジだらけ」を期待している人がいたら辞めた方がいいですけど。 -
Posted by ブクログ
悪いオトコではないんだけれど、思慮深さに欠ける鳴瀬家の大学生次男坊。「恋になる日」のスピンオフです。
その後が気になっていた貴志と十夜のラブラブっぷりも分かって、一安心できるサービスつき。
若さゆえなのか、ちょっと精神的に未熟な雅臣は、女の子を食い散らかしていることを遊びの延長のように考えているふしがあります。酔ったはずみで男と寝てしまっても、それが自分にとって快感の許容に入るならばそのまま付き合ってしまってもいいかと軽く考える先には深い考えはなさそう。
話は雅臣視点で進行するので、酔ったはずみで犯された雪哉の心情は、読者には雅臣の都合のいい考えというフィルターを通してしか分かりません。
それでも、年上で雅臣の大学の研究室助手でおとなしくて控えめだという人物像は、はっきり伝わります。
そして、雅臣に対して従順であったのが、ただ言いなりになって怯えていたのではなく、ひたすら不器用に愛情を捧げていたのだと分かる瞬間、雪哉の健気さに誰もが胸打たれるはず。
雅臣が初めて相手を失いたくないと感じ、大切な存在であることに気づく場面もまたずっしり心に響きます。見た目は恋愛に慣れてそうな雅臣が、すごく基本的な「恋する」という感情でつまづき、ふりまわされているのが、いかにもこの手の男にありがちで大きく頷きました。
自分の恋心をはっきり認識してからの雅臣は、オタオタして、必死で、かっこ悪くて情けない男になっていましたが、それでもなりふりかまわず自分の素の気持ちをさらけだして雪哉に取りすがる姿は清々しくさえあります。
「愛を知る日」では、雅臣の懲りずにまたやっちゃった酒の上の失敗話。
それでも、真っ青になって必死に弁明する雅臣より、なんだかズレたところで深刻になってる、いじらしい雪哉に軍配が上がります。ある意味、すごい釘の刺し方ができるオトナだなーとため息。
萌え的には、雪哉の切ない恋心を知ると浮かれてエロを求める気は完全消滅するので微妙。 -
Posted by ブクログ
前作「アイしかた」が面白かったので、ちょっと期待しすぎたかも。
今回は、有城がヘッドハンティングされて九條の下で働くことになったところから始まります。初仕事をやり遂げようと頑張っている有城の前向きな姿も描かれています。職場の個性的な人物が多数登場して、話の幅は広がりをみせていて興味深くなっています。
しかも、九條の元恋人まで現れ、医師としての道を諦めざるを得なかった彼の過去の闇が暴露されるんですが…
なんか、九條の過去に今ひとつ納得できなかった。それも美添の口から語られているだけで、有城が話の全てを真に受けるなんて。
口外すべきではないことを、べらべらと喋る美添も政治家を志す人としては軽率すぎ。で、そんな美添を九條が心から愛していたというのもどうかなぁと思うんですが。どうしても全体的に話の流れがすんなり受け入れられなかった。
高見、甲野、美添、九條の過去は、回想シーンか何かで説明して欲しかったですね。
美添の人物設定、別に弁護士や代議士でなくてもよかったかも。有城にあんな酷いことするような人じゃなく、もっと九條に愛される価値のある男として登場したほうが、せつなく深い話になった気がします。
やることが稚拙すぎ。
美添が有城を凌辱しようとしたのは、ストーリ的にその後の九條とのベッドシーンを濃厚にするためかな?確かに二人の濡れ場は煽られましたが、それ以外はかなり上滑りな印象でした。
医療系のお仕事モノで、専門でない限り医療方面の調査や取材が大変だとは思いますが、一応大人の腐女子が読んでいるので、リアリティをもっと追求して欲しいです…もしくは、事実と多少違っていてもいいから、フィクションとしてもっと上手くこっちを騙して下さい。 -
Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
攻め・シェフ久我修司
受け・レストラン支配人鷺沼理人
赤字続きで休業しているフレンチレストランの建て直しの為に支配人として本社から出向してきた理人。
性格に問題ありそうだが評判が良く名の売れた久我をシェフとして迎えたいと、今は北海道の親の食堂で作っている店まで説得に行き“俺の言うことを聞くなら”という条件をのみ店に来てもらうことに。
しかし久我はことごとく理人と対立し…。
全然BLっぽくないのにまずビックリしました。
言うことを聞く‐という言葉の通り強姦みたいに身体を要求するのかと思えば違うし。
二人の考え方があまりにも違いすぎるので歩み寄ってお互いがお互いを好きになるまでをきっちり描いていく作家さんなのかもしれません。お陰でいつ、相手を心憎からず思うようになるのかな?というジリジリ感は少しありますが、それをほとんど感じさせないくらいキャラの性格や持ってるものをエピソードを通して読ませてくれる。
じわじわと関係が進んでいくのだろうな、という期待で1冊目が終わりました。
頑なな理人の過去はそれならこうなってしまっても仕方ないよね、と思えるものだったし。
破天荒ではあるものの、自分のする事に自信を持ってる修司が理人の頑なさを早く緩めてやって欲しいと思うものの、理人は手強そうだし修司も理人に対する態度の取り方に問題があるし。
Hシーンはありません。
強引なキスだけ。