松村亜里のレビュー一覧
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本書を読み、私の強みは「行動的な楽観主義」「深い探求心」「感謝に満ちた人間関係」という三位一体で機能していることが明確になりました。この統合された強みのシステムこそが、私の人生における**「天職を得やすい」**状況や、あらゆる逆境からの回復を可能にしています。
今後は、この学びを活かし、単に個々の強みを「使う」だけでなく、意識的に**「成長マインドセット」**を周囲にも共有し、他者の強みを引き出すサポートにも注力していきたいと考えます。これは、強みを活用することで、自分だけでなく他者にも良い影響を与え、より豊かな人生を築くという、本書の最も深いメッセージを実践することにつながるでしょう。 -
Posted by ブクログ
どろどろトライアングルについて知りたくて読書。
キンドル105冊目。
(誤って単行本で登録)
人間関係は大切。人生の質、生きがい、幸福感、寿命すらも左右しそうな重要な要素。
「どろどろトライアングル」を「しあわせトライアングル」へ転換させるメソッド、方法を伝えている。
最初のケースの回収はどこかと思いながら読み進めると、一番最後で回収されていた。
どろどろトライアングルから抜け出すためには、自己客観視して、気づくこと。他人や環境を変える、人のせいにする他責をやめて、自分の変えられるところを変える。
言葉を変え、解釈・思考を変えて、習慣を変え、行動を変えていく。
自分でコントロール -
Posted by ブクログ
人間の行動や成果に対して「自分ならできる」と考えられる自己効力感に関する本。できるかできないかは関係なく、できてもできなくても自分を受け入れることを自己肯定感と名同じで子供が健全に育つためには重要なマインドだと思う。
これらを育むために意識したいとおもったのは、以下の2点。
・失敗するかもしれないけど挑戦すること自体に価値があることを子供に伝えること。失敗してもその結果を責めるのではなく、子供が頑張った過程を褒めてあげたり次の機会ではできるように支援してあげること。
・子供は抽象的な思考は12歳くらいまでは理解するのが難しいから、小さいうちは「いい加減にして!」「ちゃんとして」ではなく「ご飯 -
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先ずは、著者の経歴に敬意を示さざるを得ない。「母子家庭で育ち、中卒で大検を取り、朝晩働いて貯金をして単身渡米。英語学校卒業後、NY市立大学に入学。首席で卒業後、コロンビア大学院修士過程(臨床心理学)、秋田大学大学院医学研究科博士課程(公衆衛生学)修了。」という努力の人だ。そのご経歴からなのか、理論先行という印象はなく、子育てに関する理論と、ご自身の経験がバランスよく書かれており、「子供への接し方・心構え」的なイメージを掴む上で良書だと感じた。ただ本書では「世界に通用する人=自己確信の境地に至った人」と主張しており、言われてみれば全くその通りなのだが、「世界に通用する人」というタイトルから、恥ず
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ネタバレ読み終わってすぐにもう一度読みました!
子育ての教科書みたいな本です。
愛の伝え方
批判しないで支援する
セルフコンパッション
しなやかマインドセットの作り方
強みにフォーカス
自律性
科学的に研究結果なども都度紹介されているので納得できるし、この内容が全て実践できればこどもが変わるだろうなぁと思いました!
著者の体験などの具体例などもたくさんあげてあるのでわかりやすかったです。
できるならもっと早くにこの考え方に出会いたかった。思春期に片足を突っ込んだ息子にダメ出しされた私にピッタリくるものでした。
あとはどれだけ自分が実践できるか、は問題ですが、何度も読み返して実践していきたいと思いま -
Posted by ブクログ
私自身はまだ子供はいないし、将来子供を持つかもわからないが、これは子育てだけではなく自分自身に対してでもおおいに活用できる心理学の本である。
著書はアメリカの心理学からまなんだ研究論文などをした実験を紹介してあり興味深く読めた。
自分を責めるよりも慰める、誰にだって難しいんだから。他人と比較するのではなく自分自身の成長を比較のベースにしてみる。self-passionを大事にしてもっと自分を愛し自分を許すことのできる自分でいたい。そして自分の弱さを共感し周りの人間のサポートを持つことで得られる安心が最終的には自分自身の心の安定につながる。
失敗を失敗と思わず、努力やプロセスにフォーカスし、結果 -
Posted by ブクログ
「心理的安全性」という言葉を初めて知りました。良好な人間関係を築いた上で、こうしたいからこうする!というそれぞれの主体性を尊重しあうと
いうものです。
ポジティブ心理学には、幸せになるための要因が約20種類あり、心理的安全性も含まれているようです。
興味深かったのは、多様性についてです。これを知ると「なんだ、こんな自分でもいいんだ」と思いやすくなり、結果的に心理的安全性に結びつくというのです。
本書を読んで、参考にしようと思った
ことがあります。
結果ではなく、自分がした行動自体やかけた時間という過程を褒めてあげること。
物事をやる時は、その目的と意味を明確にすること。
もう少し