佐藤秀峰のレビュー一覧
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自伝的作品
自伝的作品である。ストーリー内容がある程度フィクションが入っているにしても、あまりにも生々しい内容であり、身につまされる。作者の一方的な視点から描かれている作品なので、別の視点 例えば編集者 から見ると全く別の風景が見えてくるかもしれない。ただ画力だけは大したものである。
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現実にこんな人間ばかりだと
海上保安官とは海の警察官なんだな と認識させる作品である。絵柄は少々下品ではあるが迫力ある画面がなかなかいい。主人公の性格や行動は無鉄砲,幸運なだけ といえるがコミック作品としてはこれもあり と思う。現実にこんな人間ばかりだと組織が持たないとは思うが。
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今更ですが、初読みです。
まだまだ、荒削りな感じの一巻なんですが、これから面白くなって行くマンガなのでしょうか?
なんとも分からないので、続きも読んでみたい。 -
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ああ、やっぱり
著作権侵害のシーンは改変されてたね。
そりゃ、あれだけヒットしてイメージ的にも良くなった事で海上保安庁から見逃してもらってたのにテングになりすぎてた罰だ。
いくら締め切りに間に合わないとは言え、無断使用な上にただのコピーでしかなかったし。
連載時に読んだ瞬間は名作が駄作になった瞬間でもあった。 -
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ヤンサンを創刊号から最終号まで
ずっと買って読んでた。
その中で出た名作の一つで映画にもなって有名にもなったが、これは一体なんだ?
後年、作者の佐藤秀峰がテングになリ過ぎてあれこれ問題起こしてトラブルだらけになったが、何処が「完全版」なんだ?
余りにも話が変わり過ぎ!
後続巻のどこかに出てくると思うが、
連載当時に佐藤秀峰がやらかした著作権侵害のシーンも改変されてるか?
名作ではあるが、佐藤秀峰の身勝手さで小学館やフジテレビ·海上保安庁などに恩を仇で返した作品でもある。 -
Posted by ブクログ
・ブラックジャックによろしく。で無断でセリフが4箇所変更。連載1話。名前変更、第5話。
→もっと漫画家の意志が入るもんだと思った。
・編集者が行った取材内容を元に書いたら、抗議をうける。編集者は代行してるだけで責任取れないという。その翌年には、担当編集者の氏名を明記し、責任を取らせられるように。
→自分で取材は忙しくて行けないからのジレンマ。でも最終的に編集者をまけさせてるから、漫画が売れてるからこそできる技。
・お金の話はわからない。ヒットしてるんだからいいじゃんと編集部。原稿料の定義がなされてないまま話がこれまですすんでた。覚書を交わしてようやく収穫。
→力のある漫画家じゃないとできな -
Posted by ブクログ
2012年現在の「海猿」「ブラックジャックによろしく」漫画家の状況あれこれ。前半は連載赤字に憤る話。後半は雑誌衰退に対し、個人で稼ぐための試行錯誤色々。
何かよく言えば冒険的、悪く言えばモメごとの多い作家さんなのは知ってた。確かに台詞や人物の無断変更は酷い(っていうか打合せ何やってたの?)。連載作家になりたきゃまず100万貯めろって現実も苦い(マンガ家志望の専門学校や塾では教わるのかな?)。我の強い個人的な主張を鵜呑みにするのは危険だけど、作者が憤るのも分からなくもないと思う。
反面、収入-経費=所得が原則なので税金計算違わん?とか、効率を考えて取材費のかからないテーマや作画のデジタル化、 -
Posted by ブクログ
漫画家の苦労。
漫画で全部書いているのかと思ったら
途中から文章。
最初にあった漫画は、Webに使った分、だそうで。
漫画家と小説家、といえば、印税で左うちわ、だと
思っていましたが、まさかの赤字だとは。
確かにひとりで書けば、時間はかかるけど丸儲け。
人が入ってしまえば、それだけお金がなくなりますし。
読んでいて、かなり漫画家ってしょっぱいんだな、と。
原稿料は貰えるけれど、自分の本なのに
自分の本ではないとは。
そういえば、前に勝手に使った、というニュースを
見た事があります。
それがあれだったようです。
今はそうではないらしいですが、某社は原稿命で
作者の命はうすっぺら、だったと -
Posted by ブクログ
「ブラックジャックによろしく」の著者が
出版業界から離脱し、オンライン出版へ、そして
この漫画の無料公開へ踏み切った経緯が書かれています。
いかに世の中の漫画家が不遇な立場になっているか、
出版業界の問題点やこの先の展望なども書かれています。
未だにこんな古い体質がまかり通っているのかという
驚きもありました。
ただ、この著者もビジネスというものが全く分かっておらず
結構なワガママ発言を連発。
アイデアと熱意があっても売上はたてれない、という現実に苦しむ。
世間知らずな面を自ら露呈してしまっているような。。。
目線が漫画家目線に絞られているので、
出版業界目線のこの手の本があれば比較し