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『海猿』、『ブラックジャックによろしく』などのヒット作で有名な佐藤秀峰先生の、出版業界、電子書籍業界に鋭く切り込んだエッセイです。なぜ『ブラックジャックによろしく』は全巻無料になったのか、なぜ自身の会社を立ち上げたのか、それらの経緯とそのきっかけとなった出版業界の闇が書かれています。本というコンテンツが紙から電子に代わっていく過渡期に、自ら先導を切って漫画の電子化を進めた佐藤秀峰先生の熱意に感動!
ちなみにこの作品は一冊まるごと無料で配信されています!気になった方は是非チェックしてみてください!
Posted by ブクログ
代表作「ブラックジャックによろしく」をはじめとするリアルなストーリーと描写でヒット作、問題作を連発するマンガ家による、リアルなマンガ家の内幕。
語られるマンガ家像は、夢の印税生活による文化人ではなく、収入以上に費やされる必要経費に押しつぶされ、頼りとする出版社・編集者にも搾取され続けるプロレタリアートだった。
労働時間の割に報われることのないマンガ家の現状を、主に金銭面からクローズアップ。結果、このままではマンガに将来がないと悟った著者は出版社・編集者、そして一部のマンガ家たちにも背を向け、ネットの世界に飛び込んだ。そんな未決着の闘いの記録。
Posted by ブクログ
本の内容的に、私も共感した部分もあれば、ちょっと違うんじゃないかと思った部分もあります。
若干、客観性というか意見の多様性というかが少ない気がします。
少人数で企画・編集・出版した本、良くも悪くも若干独白気味という気がしました。
論理的に書いてはいるのですが、こう、なんか、そんな印象を受けてしまいました。
しかしながら、漫画家の実態が少しわかった気がします。
連載ものでは赤字。
コミックの印税が入るようになれば生計が立つ。
アシスタントは徒弟。
編集部は高飛車。
といった感じ。
編集力というのは非常に曖昧だが、一つ言える事は
会社に属している編集員はリスクをほとんど負わないということ。
自分が担当した本が売れなくても給料は貰える。
しかも相当高給らしい。
本書で紹介されているサイト:漫画 on Web
払ってもいい金額:900円
Posted by ブクログ
小さな頃から漫画が大好きで「いつか絶対漫画になってやる」と心に決め、23歳ぐらいで初めて原稿に描いた漫画を集英社に持ち込んだ。ボロクソに言われるかと思いきや「何か才能的なものは感じる」風なことを言われ、普通なら喜んで更に漫画家になろうと決意を固めるのでしょうが、私の場合は満足してそこで試合終了した。それでも心のどこかで「あの時、漫画家を本気で目指していたらどうなっていたのだろう…」とノスタルジックな気持ちになることも多々あったのですが、この本を読んで、やはり漫画家にならなくて正解だったと確信しました。
それほど現実は厳しい。生半可な私の決意では簡単に折れて路頭に迷っていたでしょう。あの誰もが知ってる映画の原作者である著者がこれほどの苦労を強いられていたとは露程にも思わなんだ。
漫画家を目指している人にこそ読んで欲しい一冊。
あなたはこれを読んでもまだ漫画家目指しますか?
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少年・青年マンガ
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