【技術から心構えまで】漫画家志望者必見!漫画家の漫画10選
「漫画家を目指しているけれど悩んでいる…」、今回はそんな漫画家志望者にオススメな漫画をセレクトしてみました。
古くは、藤子・A・不二雄先生の『まんが道』が漫画家志望者の成長譚を描き、石ノ森章太郎先生の『マンガ家入門』が技法を詳しく取り上げており、それぞれ漫画家志望者のバイブルと言える作品です。また、漫画誌の内情を描いたものなら、土田世紀先生の『編集王』。そのような王道作品以外にも、漫画家を志望している方に読んでほしい漫画はたくさんあります!制作の具体的なヒントが描かれたものから、この世界の厳しさが伝わってくるもの、やる気をかきたててくれる漫画まで、バリエーション豊かにそろえましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
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目次
- 漫画家と編集者との関係性を問い直す!『マンガに、編集って必要ですか?』
- 未来からやってきたオジサンとの共同生活『Stand by me 描クえもん』
- 漫画家志望の青年が初めて踏み入れた「同人誌の世界」とは…!『ドージン活動、はじめました!?』
- 漫画家に要るものは努力と漫画愛!『RiN』
- 漫画が読者に届くプロセスを学ぶならコレ!『重版出来!』
- 大物となるヤツらの学生時代を見よ!『アオイホノオ』
- ヒント満載! 漫画家による、ベテラン漫画家インタビュー録!『ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り』
- 商業漫画という戦場に生きる人々の哀歓『G戦場ヘヴンズドア 完全版』
- 自分を叱りたいときにはコレを読め!『描かないマンガ家』
- ヒット作の創り方を分析してみせたヒット作『バクマン。 モノクロ版』
- 最後に
- 関連ページ
漫画家と編集者との関係性を問い直す!『マンガに、編集って必要ですか?』
『マンガに、編集って必要ですか?』 1~2巻 青木U平/新潮社
漫画を描く上で、漫画家と編集者は二人三脚・運命共同体と言われています。
…が、実際ホントにそうでしょうか。
いまはWEB上に個人で漫画をあげられる時代でもあり、編集者の存在感が以前よりは薄くなっているような…?
この関係性に関する疑問から始まる漫画『マンガに、編集って必要ですか?』。
主人公はイマイチ単行本の売れ行きがよくない崖っぷちの中堅漫画家・佐木小次郎、45歳。
彼の編集担当者についたのは、新人の女性編集担当・坂本涼、24歳。
「編集者との関係性が作品の方向性を左右する」と考える佐木にとって、担当編集者が変わることには何とも言えない不安が。
というのも、ここで一発ヒットを打たないと後がない…という崖っぷちの状況を感じていたからです。
しかし、佐木の不安は現実のものに。
新人・坂本は、打ち合わせの時間が長く他愛もない話がほとんどで、どうにも噛み合いません。
さらに年代が違うため、話題もナイトプールやインスタ映えなどキャピキャピしたものばかり。
佐木は、このなんとも言えない不満や不安を坂本本人に伝えるべきか悩みます。
この作品は、打ち合わせコメディであり、漫画を描く上で大切なことを問い直すような作品でもあります。
「編集者との理想の関係性」や「コミュニケーションの必要性」など、これまで絶対にこうあるべきと言われていたことに対して、果たしてホントにそうなのかと。
時代の過渡期を迎える出版業界だからこその疑問ですよね。
またジェネレーションギャップを感じざるを得ない中堅オジさん漫画家と若手の女性編集者との、独特な雰囲気漂う会話シーンが良い!
喧嘩するわけでも無視するわけでもなく、ただ何だかフワフワしている、そんな絶妙な空気感の描写が面白いです。
また、漫画家と編集者のリアルな生活が垣間見えるので、漫画ファンにはオススメの一作です。
ぜひ読んでみて下さい!
未来からやってきたオジサンとの共同生活『Stand by me 描クえもん』
『Stand by me 描クえもん』 1~2巻 佐藤秀峰/佐藤漫画製作所
漫画家を目指す23歳、月収12万の若者・満賀描男(まんがかくお)の家に突如転がり込んできた知らないオジサン。
押入れであぐらをかいている様は、まさに某猫型ロボットのよう。
このオジサンは描男に、自分は「未来の自分(描男)」だと主張します。
デブでハゲで酒ばかり飲んでいるオジサンの言葉はにわかに信じがたい(信じたくない)描男。
さらにオジサンは描男に
「漫画家になるのを諦めろ」
と何度も忠告してきます。
たしかに漫画家になろうとして底辺の生活をしている描男ですが、自称「未来の自分」であるオジサンの言葉に触発されて行動するうち、少しずつ未来が好転していきます。
しかし得るものあれば失うものもある。少しずつルートが変わった描男の漫画家人生は怒涛の展開に…。
新人漫画家に立ちはだかる厳しい現実を背景に、それでも漫画を描き続ける、夢を追い続ける熱い漫画魂が描かれています。
しかし、だからといって現実が妥協してくれることはなく、次々と新たな試練や葛藤に見舞われてしまう。
自分が本当に叶えたい夢とは何か。
現実とどう折り合いをつければいいのか。
夢追い人であれば誰もが共感するであろう、苦悩が描かれている作品です。
「未来の自分」だという酒飲みオジサンが、描男の頑張りによって、少しだけ(見た目などが)変わっていくという展開も、王道ではありますが夢があり、ホッコリした気持ちになります。笑
また漫画ファンにとって、漫画家や編集部のリアルな世界を垣間見れるのは面白い!
(これが本当に現実なのかと言われれば多少脚色はあるかも知れませんが)
いかに漫画が並々ならぬ努力、葛藤の末に絞り出されたエンターテインメントであるか、痛感する作品でもありますよ!
佐藤秀峰先生はエッセイ集『漫画貧乏』ではより具体的かつ赤裸々に漫画業界のリアルを描いています。
漫画家志望の青年が初めて踏み入れた「同人誌の世界」とは…!『ドージン活動、はじめました!?』
完結『ドージン活動、はじめました!?』 全6巻 中条亮/KADOKAWA
漫画の専門学校に通いながらプロを目指す青年・櫻井遥斗。
同期の女の子に先を越され、焦った遥斗は初めて自信作を出版社に持ち込みします。
しかし現実は甘くありません。
編集者にボロクソ言われ、
「同人誌でも描いてみたら?」
と提案されます。
意気消沈の遥斗でしたが、同人誌とは…?と気になり、双子の妹・ミハルに同人誌について聞いてみることに。
すると、同人誌への愛と熱量がすごい腐女子のミハルの打診により、遥斗は同人誌を描くことになりますが…!?プロではなくアマチュアとして漫画を描くことへの抵抗感と、自分の漫画が誰かに読んでもらえるという高揚感の狭間で揺れ動く遥斗。
誰もがWEB上で漫画を投稿できる今の時代ならではの多様化する漫画界が描かれた作品です!
同人誌は、今や物凄い数のファンやコミュニティを抱える大きな市場となっています。
SNSと漫画の親和性も高く、漫画を描く情熱さえあれば、色々な立場で漫画と関わることが出来る時代です。
だからこそ「プロ」とは何か、漫画を描く上で必要な情熱が自分にはあるのか、などなど葛藤する種も幅広くなってきています。
同人誌の世界に初めて踏み込んだ遥斗の視点で描かれる物語は、同じように同人誌について全く知識のない読者(かくいう筆者もその1人)でも順を追って理解できるような構成になっています! 同人誌の魅力はもちろん、学級会やジャンル移動などの難しい一面、腐男子や男性向けジャンルで活躍する女性の登場人物など幅広い趣向の登場人物が出てきて話に厚みが生まれています。続編の『ドージン活動の、ススメ!?』では同人活動にハマった遥斗のその後が描かれており、こちらも必読です。
漫画家に要るものは努力と漫画愛!『RiN』
完結『RiN』 全14巻 ハロルド作石/講談社
伏見紀人は絵が得意で漫画が大好きな高校生。勇気を出して自作を出版社に持ち込んでみましたが編集者に酷評され、プロとの力の差を知ります。そんな紀人の前に現れたのは、霊的な能力を持つ少女・石堂凛。紀人は不思議な夢に導かれながら凛とのかかわりを深め、同時に、同世代の天才・瀧カイトと競い合って漫画の腕を磨いていきます。
ファンタジックな要素と青春もののテイストを併せ持つ王道の少年漫画ですが、とにかく紀人の漫画への想いが熱い!線引き、デッサン、模写を「細胞に覚え込ませる」ほど繰り返す姿や、編集者にダメ出しされて打ちのめされても一から再び頑張るひたむきな様子から、感動と勇気をもらえます。同時に、才能ある漫画家たちがしのぎを削っている漫画界の厳しさもうかがい知れる内容です。
作者のハロルド作石先生は、『ゴリラーマン』で第14回講談社漫画賞一般部門を、『BECK』で第26回講談社漫画賞少年部門を受賞した人気漫画家。苦悩しながらも漫画に打ち込む紀人が成長していく姿には、これまで作風を大胆に変えてきたハロルド作石先生ご自身の生きざまや情熱が投影されているように感じられます。かといってドロドロせず、爽やかさと独特のギャグセンスが活かされたテンポの良いストーリー展開などからも、学べることが多々ありますよ!
漫画が読者に届くプロセスを学ぶならコレ!『重版出来!』
『重版出来!』 1~13巻 松田奈緒子/小学館
2016年に放映されたテレビドラマ版でも、現役の漫画家が描いた原稿が登場するなど、丁寧な作りこみが話題を呼んだ作品です。
大手出版社の新入社員・黒沢心は、週刊漫画誌の編集部に配属されます。何人ものアシスタントを大成させている大御所から、精神的に不安定でケアが必要な天才肌まで、さまざまなタイプの漫画家を担当することに。心は漫画界の多くの裏方たち、編集部・営業・広報関係者・デザイナー・印刷や製本にかかわる人々・取次や書店員などと、漫画家との間を取り持ちながら、いい作品を読者に届けるため奮闘します。
漫画家や作品をジャッジする際の視点や、売れる作品にするための戦略の立て方といった編集者ならではのエピソードが多く描かれており、漫画家志望者の視野を広げてくれる作品です。読者の志向嗜好や出版ビジネスの動きを作品にどう反映させればいいのか、どうしたら魅力あるキャラやストーリーが作れるのか、という点でも勉強になります。裏方の人々がどれほどの熱意を持って漫画の制作・流通に携わっているか、読者がどんな気持ちで新作を待っているかも描かれるので、漫画家という職業に対する誇りとあこがれが改めて湧いてくること間違いなしです。
作者の松田奈緒子先生は、『レタスバーガープリーズ.OK,OK!』や『花吐き乙女』等の作品がある実力派。本作で第62回小学館漫画賞一般向け部門を受賞しています。
大物となるヤツらの学生時代を見よ!『アオイホノオ』
『アオイホノオ』 1~22巻 島本和彦/小学館
1982年のデビュー以来、第一線で活躍され、『炎の転校生』『逆境ナイン』を始め多作で知られる島本和彦先生の自伝的な漫画です。エヴァの監督・庵野秀明さんやGAINAXの山賀博之さんなど、漫画・アニメ界で現在ビッグネームとなっている同窓生たちが、「フィクションである」という断りつきながら実名で登場しています。
主人公の焔燃は漫画家を目指す芸大生。自分の才能に自信満々ではありますが、自作をなかなか創らないという青くさい若者です。そんな燃の根拠のない自信を打ち砕いたのは、課題作品の出来栄えが群を抜いていた庵野秀明や山賀博之たち。漫画研究会に行ってみれば、これまた燃以上の気概を持つ矢野健太郎がおり…。燃は自信と劣等感の間を揺れ動きながら、自作『必殺の転校生』を漫画誌の編集部へ持ち込みます。
漫画への思い入れが強過ぎるあまり、新人漫画家のあだち充や高橋留美子のすごさに気づかない読者たちに憤ったり、「俺ならもっといいものが描ける」だとか「俺だけがこの作品の良さをわかる」などと傲慢に思ってしまったりする燃の姿に、身につまされる方もいるかもしれません。自分以上の才能や努力を見せつけられたときの焦燥感と羨望とが混ざったような気持ちや、劣等感に苦しみつつも漫画を描く姿など、漫画家志望者の内実がリアルに描かれています。
本作は第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、テレビドラマ化もされて話題となりました。島本先生は『燃えよペン』、『吼えろペン』、『新吼えろペン』でも燃という熱血漫画家を描いており、原稿と熱く格闘する様子や、アシスタント・編集・他の漫画家とのかかわりを見せてくれます。
ヒント満載! 漫画家による、ベテラン漫画家インタビュー録!『ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り』
『ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り』 1~2巻 ニコ・ニコルソン/白泉社
漫画家でイラストレーターのニコ・ニコルソン先生が、活躍中の有名漫画家にインタビューするというレポ漫画です。
『ベルセルク』の三浦健太郎先生、『ナナとカオル』の甘詰留太先生、『ハチミツとクローバー』の羽海野チカ先生など、インタビューする相手はそうそうたる顔ぶれ。先生方が語る漫画家を志した経緯、デビューするためにやったこと、作品の創り方は、漫画家志望者にとって珠玉のアドバイスになるはず。漫画家であるニコ・ニコルソン先生が自作を見てもらって欠点を指摘されたり、「背景をマスターするには?」といった技術的な質問に答えてもらったりもしているので、実用的なヒントがたくさん得られます。
これほどの先生方でさえ昔はボツの山を築いたなど、励まされる発言内容も多いです。同時に、才能豊かな上に努力を惜しまない先生方がひしめき合う漫画界のシビアさも伝わってきます。プロの漫画家としてやっていく上でのスタンスが学べる作品です。
作者のニコ・ニコルソン先生には他に『ナガサレール イエタテール』『わたしのお婆ちゃん 認知症の祖母との暮らし』等の作品があります。
商業漫画という戦場に生きる人々の哀歓『G戦場ヘヴンズドア 完全版』
完結『G戦場ヘヴンズドア 完全版』 全3巻 日本橋ヨヲコ/小学館
売れっ子漫画家の息子・堺田町蔵と敏腕編集者の息子・長谷川鉄男。2人は共に、漫画のために家庭を壊した男を父に持ち、複雑な思いをいだいていました。そんな町蔵と鉄男は、町蔵の父の作品をめぐるトラブルをきっかけに合作で漫画を描くことになります。その作品が賞を受賞することになり、2人は受賞式の席上で、審査員と主催者であるそれぞれの父と対面することに…。
ハードボイルド風味の作品かと思いきや、漫画を通じて成長していく人の内面を描いた人間味を感じさせる漫画です。2組の父子の他にも、個性豊かな漫画家、アシスタント、編集者が登場し、漫画というものについて「刺さる」セリフをグサグサ吐いてくれます。愛憎や葛藤に苦しみながらも描かずにはいられない彼らに共感を覚えたら、あなたも既にG戦場の闘士かもしれません。漫画と日々格闘し、七転八倒している漫画家志望者にぜひ読んでいただきたい心震える作品です。
NHK-FMのラジオ番組『青春アドベンチャー』にてラジオドラマ化もされた本作。作者の日本橋ヨヲコ先生には他に、『少女ファイト』『極東学園天国』等の作品があります。
自分を叱りたいときにはコレを読め!『描かないマンガ家』
完結『描かないマンガ家』 全7巻 えりちん/白泉社
渡部勇大は専門学校の漫画家養成コースに通う自称漫画家(26歳)。「週刊少年ダンプ」で華々しくデビューしてみせると宣言しつつも、ネームさえ描いたことのない口だけ人間です。そんな渡部の周囲には、同じく「描かないマンガ家」たちが集まり、互いに足を引っぱり合い、傷を舐め合い、批評家気取りにあれこれダベリながら無為な毎日を過ごしています。ところが、行動は伴わないのに至極まっとうな大口をたたく渡部に、ココロ打たれる女子が続出し…!?渡部の中二病をこじらせたような言動がイタい、シニカルなギャグ漫画です。努力しないことを上手~く言い訳して自分を甘やかす渡部。その姿勢と立派に語る理想論とのギャップに耳が痛くなる読者もいるかもしれません。漫画家志望者からアシスタント、中堅から売れっ子の先生までさまざまな漫画家が登場するのも本作の特徴。会社員を辞めて漫画家になった者、逆に漫画家を辞めた者、脛に傷を抱えてアシスタントをしている者など、それぞれの生きざまがしっかり描かれているので、「自分はどういうタイプの漫画家になりたいのか」と迷っている人に特にオススメです。
大きな事件の起きないストーリーを面白く展開させる手腕や、誇張とリアリティーのバランス、ギャグとペーソスのさじ加減など学べる要素の多い本作。作者のえりちん先生には他に『みたむらくん』『池袋レインボー劇場』等の作品があります。
ヒット作の創り方を分析してみせたヒット作『バクマン。 モノクロ版』
完結『バクマン。 モノクロ版』 全20巻 大場つぐみ・小畑健/集英社
言わずと知れた『DEATH NOTE』の作者コンビによる漫画家漫画です。2015年には映画化され、原作同様大ヒットを記録しました。
主人公は絵のうまい真城最高(サイコー)とストーリー作りにたけた高木秋人(シュージン)。この2人の少年がタッグを組み、『週刊少年ジャンプ』で一番の売れっ子を目指す物語です。2人が力を合わせて作品を仕上げていく様子からは、藤子先生の『まんが道』の時代から変わらぬコンビ間の熱い絆が感じられます。
そして、本作の作者コンビが超売れっ子なだけに、主人公たちの「どうすれば超売れるか」という会話の説得力がすごいです!過去の名作を読んでどのように学ぶべきか、今の売れ筋と自分が書きたいことのバランスをどうとるかも、具体的に描かれています。有名漫画誌の裏事情を語るエピソードも、脚色はあるでしょうが貴重です。また、エピソード間に挿入されている「原稿ができるまで」コーナーでは、大場先生が描いた原作ネームと、それに小畑先生が修正を加えたものとを見比べることができ、こちらも勉強になります。
最後に
日本が世界に誇るカルチャーとまで言われるようになった漫画。その担い手を志す人は無数にいますが、その道の険しさもまた知られているとおりです。漫画家になれた先輩たちが漫画を題材に描いた作品を読むことで、あこがれを新たにし、また厳しさも再認識して、研さんを積む一助にしてみませんか。