島沢優子のレビュー一覧

  • 叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践

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    叱られて体罰を受け育ってきた世代のパラダイム転換は難しい。
    職場が体育会系なので、実に興味深く読んだ。自分の組織に当てはめるとできなそうなことばかりだが、その時点で自分の頭が硬直してしまっているのだろう。
    選手が自分で考え主体的に行動できるように。高校野球では慶應義塾や仙台育英。
    自分の固いアタマを柔らかくするためにも本書は有用でした。

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    2025年11月09日
  • 叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践

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    少年野球のパパコーチをやっていることと、チームの監督、コーチ陣、一部の保護者の中に、怒鳴る、大声を出す、試合に出さないぞ!と脅迫する、やる気を出せ声を出せと圧をかけ、やる気と声がでないのはお前たちが悪いんだと罪悪感を植え付けるのを横で見ていて、なんとか改善しようと試みるも、指導方針やコーチングに関して、指導者と直接話さないと、まったくもって変わらない、というのを痛感していた。

    話したところで変わるのか、自分と自分の子どもの居心地が悪くなるのは避けられないだろうな、地元のボランティアで運営されてるチームに期待し過ぎるのも彼らにとって酷だろうな、という感じで、諦めかけている。

    本書を読んで勇気

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    2025年08月25日
  • 少年サッカーは9割親で決まる

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    ⚫️子供の心は将棋の駒のように親が勝手に動かせるものではない。好きになるのも立ち向かうのも子供次第。成長の速さも時期も一人ひとり異なる。見守ることが一番大切な親の役目。
    ⚫️指導者は練習方法をどうするかではなく、選手のモチベーションをどうやってアップさせるかを考える。
    ⚫️子供を伸ばす親は、干渉せずに見守っている。反対に成長を阻む親は、過干渉である。

    初めて知った著者だったが、親が陥りがちな思考、そして本来正しい思考を細かく記載されていた。サッカーに限らずスポーツをしているお子さんがいる親必見。

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    2025年07月28日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

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    今の日本代表は、「あのときオシムが病に倒れなければ…」という呪縛から解放されて、次のステージに行った感がある。
    でもついつい亡くなられた今でも「オシムならどう思っただろう」と考えてしまう。
    それくらい魅力的な人。

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    2024年07月07日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

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    全体的に読んでて共通していることは、両親・監督のみがスポーツ大会に出場して優勝取ることだけしか考えていないことだという印象がありました。その事しか考えていなかったら出場選手に何らかのミスが出てきた際に暴力行為・暴言などスポーツにおいて明らかに不適切な行動をして中には何らかの障がいが診断結果にでてしまうこともあるので、試合でやり遂げた際に労いのお言葉や労わる行為をすれば良いと思えました。そうでなかったら結局何のためにスポーツをやっている定義がわからなくなってしまいます。

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    2024年05月26日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

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     以前、ジェフ・ユナイテッド市原(・千葉)の非常勤取締役でした。その間、「ナビスコ・カップ2連覇~J2陥落~蘇我ユナイテッド・パーク(ユナパ)建設・竣工」と、天国から地獄を体験しました。オシム監督には直接お目にかかることはなく、次のアマル・オシム監督(息子)からでしたが、その偉業はいまだに仲間内でも語り継がれています。

     既に多数の書籍が出版され、「いま何故オシムさん?」はありましたが、読んでみました。ゴールを決めたり、派手なディフェンスをした選手ではなく、チームのために献身的に走り切った「水を運ぶ人」を評価していたとか、選手の家族まで思いを馳せて発表時期を決めていたなど、「オシムの言葉」の

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    2023年11月15日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

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    親の欲求を満たすために、子供を道具として扱っている。野球、サッカー、バスケ、バレー、これらは非常にメジャーなスポーツであり、かつ深刻なパワハラ、暴力等が蔓延している事は間違いない。
    親の意識を変えていかなければならないが、こういった情報をもっとマスコミは流すべきだ。全国大会を中継し、賞賛するだけでは、間違った親を生み出すだけだ。連投や厳しい長時間練習を非難するべきだが、逆の報道ばかり。
    小学校、中学校の全国大会は禁止すべきではないか。また、高校野球等の高校スポーツについても、球数のもっと厳しい制限や、試合数の制限が必要である。

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    2023年10月23日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

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    ネタバレ

    親は「全国大会」という魅力に洗脳されている。
    コーチや監督は自己顕示欲の為に子供を利用している。
    自分の頃はまだ普通だったかもしれないが、現代においてもまだあるのかと感じた。
    加害者(しかも被害者が重大な後遺症を残している)の為に親達が署名を集めるのはショックだった。

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    2023年08月20日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

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    仙人。いやこの表現も陳腐。
    11人それぞれの胸にあるオシムストーリー。
    同じようで違ってて、時には意味不明だと笑いながらもその意図に気づいて驚嘆して。
    根底は同じ。
    チャレンジしろ。
    ルール(常識とやら)に縛られるな。
    既存の(普遍の)発想を超えていけ。

    人生ってそんなもんだろ?

    そんなもんだ。
    何回も、何回も読もう。
    立ち止まりそうになったら。
    進んでいないと感じたら。

    日本に来てくれて本当にありがとうと、思う。
    RIP。

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    2023年05月22日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

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    サッカーが人を育て、人がサッカーを育てる。
    日本サッカーが文化として根付くように子どもたちを大切にし、日々の活動に力を入れていきたいと感じた。

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    2023年05月15日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

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    レジェンドの素晴らしい一冊。彼の知恵、情熱、言葉、育成の哲学、これらは日本が幸運にも出会えた宝であり、大切に繋げていかないと単純に損である。順天堂との練習試合や新潟まで及んだオシムの影響など知らないエピソードも。いつも思うのだが、岡田武史氏の感想を聞いてみたい。

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    2023年05月10日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

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    今年印象に残った1冊に確実に入る

    これは喰らったなあ、いやぁ刺さった
    スポーツがどうとか毒親がどうとかのレベルじゃない

    若干カルトみすらも感じさせる恐さまである

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    2022年11月22日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

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    スポーツをする子どもの環境の中で、「指導者」と「その親」は大きな影響を与える。その「大人たち」が正しい知識もないまま、自身の承認欲求を認められただけに、子どもにきつくあたる、ときには暴力、暴言、性の捌け口とするような、「人としてあるまじき」行動を、この本では紹介されている。
    スポーツをやってきた上で、「自分が暴力を振るわれるなど厳しい指導を乗り越えたからこそ、今の自分がある」と生存者バイアスを感じる日本人の大人たちは非常に多い。その経験を子どもたちにもしてほしいと思うこと自体が、もう時代遅れであると言える。
    主体的に、自発的に、自ら考えられる子どもを育てる前に、大人がそれを体現しなくては、子ど

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    2022年09月20日
  • 部活があぶない

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    部活があぶない (講談社現代新書) 新書 – 2017/6/14

    結果主義とわが子主義からの脱却が必要
    2019年3月23日記述

    島沢優子氏による著作。
    2017年6月20日第1刷発行。
    フリーライター。
    筑波大学体育専門学群4年時に女子バスケットボール全日本大学選手権優勝。
    卒業後は、広告制作会社勤務や豪州、英国留学を経て、日刊スポーツ新聞社東京本社へ。
    スポーツ記者として、サッカー、ラグビー、水泳、バレー、バスケットボール等を取材。
    1998年よりフリー。
    『AERA』等で子育てや教育関係、
    ノンフィクションを中心に執筆し精力的に活動している。
    著書は、15歳で脳出血で倒れながら奇跡の

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    2021年12月09日
  • 左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活

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    テレビで再現ドラマを見て泣いた(T▽T)。その後この本を読んでさらに詳細を知りさらに感動した。田中くんの努力や仲間の素晴らしさや話しの展開に酔いしれ作り込まれたドラマや映画を見た満足感を味わったけど、ホントにあった話しなんやなぁ、、、と思うとなおさら、スゴい!!!スゴいなあ〜〜って、、延々とスゴいな〜(笑)8年前に読んだな〜。また読みたくなった。

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    2021年04月21日
  • 左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活

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    夢中は努力に勝る...好きという気持ちは、ここまで人を強くさせるのか。
    限界って何だろう、と考えさせられる。
    諦めない強さや立ち上がる勇気をくれる一冊。

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    2021年02月25日
  • 部活があぶない

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    部活があぶない。島沢優子先生の著書。社会問題化しつつあるブラック部活問題をわかりやすく解説した良書。部活の存在は否定されるべきものではないけれど、子供たちと保護者たち、教師たちが全て幸せになる形での部活運営方法を考える必要がある。

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    2018年01月28日
  • 部活があぶない

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    日本の学校での部活動には
    日本の社会のマイナスの縮図的要素がたっぷり詰まっている
    理不尽、同調圧力、虐待、独りよがりの善意

    きちんと取材に応じてくれた人たち
    こんなことはぜひ根絶したいと願っている人たち
    いずれも
    これからの明日を生きていく若い人たちに向けての
    願いが感じられる

    あなたのすぐ近くの
    あれ? と思う「部活」の周辺におられる方に
    ぜひ 薦めたい一冊です

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    2017年07月26日
  • 部活があぶない

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    中高の部活の実態をレポートする。
    ブラック部活は生徒にも教師にもあり得る問題。日本の中等教育のなかで、部活は生活指導と結びついて発展してきたのだけど、その功罪を問う一冊になっている。
    過酷な練習に耐えることで、人間的な成長とともに技術的にも進歩すると信じる向きは多い。同時に鈴木大地スポーツ庁長官が言うように「理不尽に耐える力なんて必要ない」のも確か。
    実は中高生年代の全国大会がある国は多くない。この点で日本は結果として勝利至上主義なのだ。ここを考え直さない限り、部活問題は解決しないよね。

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    2017年07月01日
  • 叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践

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     指導の仕方について、選手が主体性を持って、楽しみながら練習やプレイを行っていく、そんなコーチの紹介や、恐怖でなく内的動機によって動くメリットなどが紹介されている本です。人に教える立場上、とても必要な視点に感じました。

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    2025年11月30日