島沢優子のレビュー一覧

  • 不登校から人生を拓く 4000組の親子に寄り添った相談員・池添素の「信じ抜く力」

    Posted by ブクログ

    私自身、不登校の生徒を抱える学級担任として悩んでいる。以前は学校に来られるようにするのが「正解」だった。管理職にも、保護者にも感謝された。現在もそう考えている人が多いだろう。しかし、辛い思いをして学校に来ることが、果たして将来その子のためになるのだろうか。少子化の中、不登校の子どもたちの数が増えている。新たな解が求められている。本書は、その一助となると確信する。
    池添氏の失敗談が一つも著されていなかったことが、逆に信憑性を下げている気がした。

    0
    2025年10月16日
  • 叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践

    Posted by ブクログ

    何年か前までは、選手に対して厳しくあることが成長に繋がるという考え方から多くの指導者が実践してきた。
    しかし、その指導の仕方では選手たちの成長も意欲もストップしてしまうことを感じた指導者たちがたくさんいる。
    そういった指導者は過去の過ちを認めて自分も変わろうと変化できる人たちである。
    そのときの結果ももちろん重要だが、選手たちの成長と進化を考えると、長期的な目線が必要になる。

    子どもだけのことを考えるとできるのかもしれないが、そこに親が関わってきたり、クラブの運営を考えたりすると、
    長期的な視点での指導をしながら結果を残すことは本当に難しいと思う。

    0
    2025年08月21日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

    Posted by ブクログ

     オシム監督の考え方は指導者として興味があって周りにいた人たちの話が載ってるということで読みました。
     オシム監督の考え方は、日本人の概念を壊して日本サッカーを次のステージへと進めてくれていたんだと感じました。

    0
    2024年07月09日
  • 少年サッカーは9割親で決まる

    Posted by ブクログ

    親の過干渉が子どものサッカーへのやる気を失くしてしまうから、基本親は見守る、褒める、子どもの意思を尊重するの姿勢でいること。その知識はあるし頭ではわかっているけど、勝利至上主義でレギュラー固定をする日本の少年サッカーが変わらないので親もただにこにこ成長を楽しむ心境にはなれない。
    比較をされて、格付けをされて、練習にも試合の出場時間にも差をつけられ、面白いわけがない。
    重要な試合に勝つこと、それを大事だと思っているのは池上コーチの言う通り大人の都合。
    何よりも大事なのはサッカーを習っている子どもが皆平等に楽しんでいるかということ!
    これを読むべきなのは少年サッカーのコーチです。

    0
    2024年05月22日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

    Posted by ブクログ

    毒がまわってしまうと、狭い価値観から抜け出せなくなり、子どもを虐待していることに気づかない。
    恐ろしいことだ。

    0
    2023年09月18日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

    Posted by ブクログ

    サッカーファンならずとも、オシムの名は知ってるだろう。私も、オシムの人となりを書いた本は何冊か読んだ。オシムへの、敬意と愛をたくさん感じる本だ。改めて、日本のサッカーに関わってくれてありがとう、と、部外者ながらお礼を言いたい気持ちになる。代表監督の中でも、格別な印象的な人だったなぁ、すごい人だったなぁ、と、惜しむ気持ちでいっぱいだ。

    0
    2023年08月26日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

    Posted by ブクログ

    オシムさんの愛情が伝わってくるような作品だった。ジェフや代表でかかわっていたお馴染みの人も多いが初めて知る方も多くそこもよかった。

    0
    2023年08月04日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

    Posted by ブクログ

    とにかく熱い一冊だった。

    内容を端的に言うと、毎日を一生懸命生きろと。
    上には上がいるし、限界の先には限界があるし。。。
    オシムにサッカーを教わっていたら僕も日本代表になれたかもしれないと思った反面、でも結局自分次第でどうにでもなるよなとも思った。

    このマインドをもってして、学生時代に戻れるのであれば戻ってみたいな。
    ま、現実的な話をしたら、学生時代に戻れないわけだし、今を一生懸命生きないと、また20年後同じような後悔してると思うとゾッとする。そこまで私もバカじゃないわよ。がんばろ。

    0
    2023年07月27日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

    Posted by ブクログ

    なかなか良いテーマだと思うんだけど、毒親よりも酷い指導者たちの話メインで毒親性についての考察が薄いなと思った。まあ自己肯定感が低い、敗者復活戦ってのはほんとそうだよね。どう育てたいかではなくどう育つかだってのはこの人の言葉じゃ無いけどこの本で一番良かったかな。

    0
    2023年06月04日
  • オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉

    Posted by ブクログ

    オシムさんを悪く言う人を見たことがない。
    厳しくも愛のある指導で選手だけでなく、多くの人から尊敬された方なのだとわかる一冊。
    現在理論立ててあるようなトレーニングを以前からやっていたことが本当にすごい。

    0
    2023年05月23日
  • 桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた

    Posted by ブクログ

    数頁読んでは本を閉じ、心を落ち着けまた開く…この繰り返しで、本当に辛く涙が止まりませんでした。この顧問のは体罰ではなく暴行です。この事件以降、体罰は減ってきているそうですが、殴らない分、言葉の暴力がひどくなったという声も。心の傷は、体の傷より気づいたり、立証するのが難しい。学校のような閉鎖的な社会では、他の教師も見て見ぬふりをする事が多く、表に出にくいのも問題。いろんな思いでいっぱいになり、うまくまとめられないですが、風化させず記憶にとどめておきたいと思います。

    0
    2023年02月16日
  • スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか

    Posted by ブクログ

    子供以上に競技に熱中するスポーツ毒親。全国大会出場と引き換えに子供の楽しいはずの人性を奪う親や指導者の暴力など問題提起の書。

    バレー、バスケ、ゴルフ、野球、サッカー、柔道。競技を問わず続く毒親と暴力コーチの問題を描いたノンフィクション。

    ついつい親が子に課題な期待をかけてしまうことから生ずる問題。日本はジュニアスポーツの分野では世界でも上位だが子供の成長と共にランクは落ちていく。スポーツとは本来解放の意味、楽しんでやるのが基本のはずだが、周囲の課題な期待に押しつぶされていく。

    パワハラ、セクハラなどおそらく氷山の一角。日本のスポーツ界の負の部分に光をあてた作品。親として思い当たる節はたく

    0
    2022年08月25日
  • 部活があぶない

    Posted by ブクログ

    部活動のあり方を、著者の研究を元に述べている作品。
    部活動を否定する訳ではなく、本質を改めて、生徒及び教員の部活を通して得るものを高めることを主張している傑作。

    0
    2020年12月20日
  • 部活があぶない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本社会に蔓延する『ブラック気質』、すなわち理不尽なことを我慢することが美徳という風潮は、少年スポーツから始まる体罰、言葉の暴力ありきのブラック部活によって再生産される。部活は生徒指導の場ではなく、スポーツ/音楽に楽しみ、生徒が主体的に取り組む場でなければならない。全時代的な指導法や制度から脱却し、真に子どものためになる部活像を目指す必要がある。

    生徒を主体的に取り組ませるには、時間的なゆとりと精神的なゆとりが必要
    ・①勝敗で一喜一憂しない。負けたときは勝ったとき以上に成長するチャンス。②「わが子」ではなく「チーム」を応援する。③子どもが苦しんでいるとき、すぐに手を差し伸べない。子どもが自分

    0
    2020年03月23日
  • 少年サッカーは9割親で決まる

    Posted by ブクログ

    ・親の方が負けにタフになる
    ・子供の意思を尊重する
    ・自分でつかみ取って行く子が本当の成長を遂げる
    ・「チームのなかで起きたことはコーチに任せるスタンス
    ・アイメッセージの重要性(こうなってほしいかのメッセージを伝える)
    ・試合に出なければ絶対に上手くはならない
    ・自分で感じて判断することが大事
    ・真面目にやっている子を褒めて,ふざけている子の正義感を刺激する

    0
    2018年10月09日
  • 少年サッカーは9割親で決まる

    Posted by ブクログ

    サッカーというより子育てに大事なことを教えてくれる感覚です。
    サッカーをやってるやってないに関わらず他のスポーツにも参考になりそうです。

    0
    2017年11月07日
  • 部活があぶない

    Posted by ブクログ

    2012年に桜宮高校バスケット部の生徒が顧問教師からの体罰が原因となって自殺をしました。それ以来、体罰や暴言、セクハラなど部活動における生徒への虐待がクローズアップされています。著者は部活動の素晴らしさを認めたうえで、教師の過酷な勤務実態や、成果を過剰に求める保護者、知名度UPに利用しようとする学校側など様々な視点から現代の部活動の問題点を指摘しています。
    私自身、部活動(特に運動系)については、今となってはいい思い出がたくさんあります。そういう経験を自分の子供にもさせてやれればいいなぁ、と思うこともあります。しかし、その延長線上に「部活動は厳しいもの」、「部活動はしんどくてあたりまえ」という

    0
    2017年08月09日
  • 部活があぶない

    Posted by ブクログ

    <目次>
    プロローグ  部活動は誰のもの?
    第1章    部活がもたらす効果
    第2章    部活のいびつな歴史
    第3章    ブラック部活が止まらない
    第4章    教師にとってもブラックな部活
    第5章    ブラック部活の正体
    第6章    ブラック部活から子どもを守る
    第7章    部活の未来のために

    <内容>
    大阪のバスケ部の自殺問題から端を発したブラック部活。さらに中学教員が声を上げた、教員をブラック企業にしてしまう部活。その両者を結びつけ、何とか解決策を探る本著。残念ながら、ここでの提案は効果があるものとが感じなかった。文科省も重い腰が上がった気がするが、違う問題が勃発しているし、

    0
    2017年06月29日
  • 少年サッカーは9割親で決まる

    Posted by ブクログ

    私自身、サッカーの経験者ではないので、見守るしかないのですが、のびのびさせてあげたい反面、それでも口を出したくなるのも事実。そんな親たちからの質問に答える形の警鐘に満ち溢れていて、サッカーだけではなく、スポーツを始め、子供の成長に必要な知識が分かりやすく詰まっています。

    0
    2014年12月22日
  • 叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践

    Posted by ブクログ

    心なんてないものとして原因を分析する
    コーチはなんでそんなに偉そうなの?
    自分のやり方ではプロになれなかったから1から野球というものを学び直した
    選手との信頼関係が全て

    全体通じてのメッセージとしては弱いが、個々に印象深いフレーズが沢山ある。

    0
    2025年09月16日