あらすじ
マンガを見ながら、コーチング&子育てを学ぶ
保護者や指導者の方々のどうすればいい? に応えていくと、
子育てのルールが見えてきました。
大人が変われば、自ら考える子どもに自然と育ちます。
ベストセラー『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』の著者による最新巻
2011年より、ジュニアサッカーを応援しよう! WEBサイトにて毎週火曜日連載している池上正さんの『一語一得』は、
おかげさまで多くの方々に読んでいただいており、読者からの質問はいまだに尽きません。
本書は、その一語一得で寄せられた「練習」「試合」「自宅」などでの指導者や保護者の子どもに対する悩みや、
子どもを取り巻く大人に関する疑問と、池上さんの答えを再編集。
今回はマンガもついているので、それを見ながら、答えを読むことでより楽しく、より理解度が深まります。
どの質問も、間違いなく皆さん、誰にでも共通するものに違いありません。
コーチング&子育てのバイブルとして、ぜひご活用ください。
■わが息子 どうすればいい?
欲がないように見える息子
積極的に走るプレーを見せない息子・・・など
■こんなコーチ どう向き合えばいい?
JクラブU-12のコーチに疑問
「余計なことは言わないで」と言う監督・・・など
■こんなチーム どうかかわればいい?
皆勤賞はいい?悪い?
勝利優先のため同じメンバー、同じポジション。それでいい?・・・など
■よくいる「○○な子」 どうすればいい?
練習中にふざける高学年の子ども
パスやシュートばかりでドリブルしない子ども・・・など
■サッカーの技術・戦術眼 どうすれば上手くなる?
よくオフサイドにかかってしまう息子
サッカーとフットサル、両方してもいい?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
⚫️子供の心は将棋の駒のように親が勝手に動かせるものではない。好きになるのも立ち向かうのも子供次第。成長の速さも時期も一人ひとり異なる。見守ることが一番大切な親の役目。
⚫️指導者は練習方法をどうするかではなく、選手のモチベーションをどうやってアップさせるかを考える。
⚫️子供を伸ばす親は、干渉せずに見守っている。反対に成長を阻む親は、過干渉である。
初めて知った著者だったが、親が陥りがちな思考、そして本来正しい思考を細かく記載されていた。サッカーに限らずスポーツをしているお子さんがいる親必見。
Posted by ブクログ
親の過干渉が子どものサッカーへのやる気を失くしてしまうから、基本親は見守る、褒める、子どもの意思を尊重するの姿勢でいること。その知識はあるし頭ではわかっているけど、勝利至上主義でレギュラー固定をする日本の少年サッカーが変わらないので親もただにこにこ成長を楽しむ心境にはなれない。
比較をされて、格付けをされて、練習にも試合の出場時間にも差をつけられ、面白いわけがない。
重要な試合に勝つこと、それを大事だと思っているのは池上コーチの言う通り大人の都合。
何よりも大事なのはサッカーを習っている子どもが皆平等に楽しんでいるかということ!
これを読むべきなのは少年サッカーのコーチです。
Posted by ブクログ
・親の方が負けにタフになる
・子供の意思を尊重する
・自分でつかみ取って行く子が本当の成長を遂げる
・「チームのなかで起きたことはコーチに任せるスタンス
・アイメッセージの重要性(こうなってほしいかのメッセージを伝える)
・試合に出なければ絶対に上手くはならない
・自分で感じて判断することが大事
・真面目にやっている子を褒めて,ふざけている子の正義感を刺激する
Posted by ブクログ
私自身、サッカーの経験者ではないので、見守るしかないのですが、のびのびさせてあげたい反面、それでも口を出したくなるのも事実。そんな親たちからの質問に答える形の警鐘に満ち溢れていて、サッカーだけではなく、スポーツを始め、子供の成長に必要な知識が分かりやすく詰まっています。
Posted by ブクログ
スクールが、あっていたのに、クラブな雰囲気のスクールに入れてしまい、サッカーを嫌いにさせてしまった今。もっと早くに読んでおけばよかった。サッカー未経験の親ほど読むべき一冊。