尾八原ジュージのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「カタリナの美しき車輪」
炎上の話。途中まではわざと炎上させたりといった現実的な部分があるが、ラストが呪い系のホラー展開。自分の死に方が何個も書かれているのが絶望感でいいラスト。
「かんのさん」
万人受けしそうな読みやすい話。最初はかんのさんを見ることに関心が無かった主人公が周りの影響と好奇心で一線を踏み越えてしまう。本当に大切なものと、スピリチュアルなものの優先順位は現実世界でも踏み越えては行けないものだと思う。
「夢見鳥」
かなり好みの作品。好かれてはいけない相手だったのかもしれないが、特殊な力を持つものが支えてくれる立ち位置は悪くはない。善意なのがまた良い。
「やどりこ」
ピノコ…?眼球の裏という自分で確認できない場所に得体の知れないものが、という話。自分だけではなく、フコウさんのメモがあるのがいい味を出している。
「噛み砕くもの」
レビューで見ていたほど怖くはない。最後はこちらに来てしまうというところに怖さがあるのかもしれないが、事前情報が得体の知れないものであることからこの結末は当然のように感じる。主人公の頭の悪さにより鈍感な思想のまま展開が進むのが本作だが、設定としての発想は好みなので他の作品も読んでみたい。
「さなぎおに」
不可解な話。あまり怖さが分からず…。人を違うものに変えようとしたのか。個人的にはカマキリを恐ろしいものだと思っているので、中盤に一瞬登場するカマキリの表現が怖かった。