樽見京一郎のレビュー一覧
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購入済み
宣伝します!
楽しかった。ベースのテイストとしては既視感があるが、わかりづらい用語への脚注による配慮、時代設定の説明、技術力などのバックボーンから垣間見える壮大な物語性、そしてそれを支える漫画力。これは超大作になる予感。漫画勢だが、注視していきたい。
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Posted by ブクログ
同胞のはずの白エルフによって、故郷を追われたダークエルフ。彼女たちを救助したのはオークを筆頭の多種族国家。暴虐淫獣のオークの奴隷になろうとも、彼らの力の下、未だ逃げ切っていない同胞を助けにいくダークエルフの族長・ディネルース。
同胞を助けた後、彼女たちダークエルフに待っていたのは、奴隷でなく国家の臣民として種族を受け入れるオークの王グスタフの言葉だった。
ファンタジー世界では定番、ド定番の敵役ダークエルフとオーク。闇に潜み禁呪を扱うというような、暗殺者的なダークエルフ。暴虐淫獣のオーク。このイメージは、読み進めるうちに、勝手になくなってゆきますね。
ダークエルフというか、白エルフに対してのイ -
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購入済み
兵站と持続可能性が戦場を支配
本作品を読んでいて、ロバート・H・バロウ米海兵隊総司令官が1979年11月11日付 The San Diego Union 紙のインタビューが思い浮かんだ
Amateurs talk about strategy and tactics. Professionals talk about logistics and sustainability in warfare.
素人は戦略や戦術について語る。プロは戦場での兵站と持続可能性について語る。
https://www.google.co.jp/books/edition/Armed_Forces_Journal_International/ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『オルクセン王国史2 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~』は、単なるファンタジー戦記の続編にとどまらず、国を築くとは何か、指導者の責務とは何かを問う重厚な一冊でした。
本巻では、戦争へと至る「前夜」が精緻に描かれています。軍の編成や演習、兵站の整備といった実務的な側面が、淡々としながらも臨場感をもって綴られ、読者はオルクセン王国がいかにして「力」と「知恵」を兼ね備えた国家へと変貌していくかを、息を呑みながら追体験できます。特に、グスタフ王の冷静さと決断力には圧倒されるばかりで、彼が単なる武人ではなく真の王であることを強く印象づけられました。
また、ディネ -
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購入済み
幼女のいない幼女戦記
と思えば、イメージが大体あうと思います。
幼女の代わりに豚さんが出てきますが、ぼやく幼女に比べると真面目で優しく、オーク的な話ではありません。
説明が中心の場面が多く、ちょっと面白みに欠けるところが端々にありますが、好きな人は好きなのかも。
紙面が説明に割かれるため、ストーリー展開が不足気味に感じましたが、とりあえず2巻に期待です。 -
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