也のレビュー一覧

  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    なんと桐子編ラストだそうで。残念。
    そのために。志郎と桐子のロマンスが最後にグイっと進展。事件はハッピーエンドとは行かなかったけど、この二人はある意味ハッピーエンドですかね。
    件のようで違和感のある妙子の正体がわかり、桐子は彼女を助けるために動き出す。塔から彼女を連れ出し、術を施す準備を進めていたが、そこには桐子が思いもよらないような誤算が潜んでいた。
    妙子が健気に兄を慕う気持ちが切ないです。
    鬼二人はあんまり出番ないですが、聖の三段重弁当はぜひにも食べたいところです。
    そしてなんだかんだ言っても京都の側近も桐子に甘いのではないかと思ってしまうのでした。

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    2013年01月30日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    命短し恋せよ乙女、朱き唇褪せぬ間に!

    封殺鬼シリーズとは思えぬ甘酸っぱさに床を転げ回る勢いで悶絶しました。いや、普通の少女小説に比べたら甘さかなり控えめな部類のはずなんだが……これがレーベル力ということか。普通の少女小説慣れしていない輩にはもうたまりませんでした桐子さま!

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    2013年01月06日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    怪異の根源である穂積関係の事情を探る桐子。やがて彼女は穂積妙子に「寄生」しているものの正体が祟り神であり、このままでは妙子の生命力が喰らい尽くされるということを知る。

    終わったー!
    妙子と中尉の最後には涙。切なすぎます。死に急ぐ中尉が心配です。

    桐子と志朗もまとまってよかったです。実にふたりらしい結末。

    清香ちゃんと朔さんの恋をひそかに応援しています。
    このふたりで本出たら即買いするほど好きでした。

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    2012年11月16日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    女学院に潜む闇、穂積妙子が、ついに桐子たちの前に姿を現した。自分がなぜ魔性と呼ばれるのかを知らないと言い……。

    女学院いい!
    迦具也が二十歳の兄ちゃんっぽいところが見られて、なんだかギャップに萌えました。でも清香との仲を応援しています!
    最後の桐子の男はろくでなし、あの状況では激しく同感してしまいました。

    あと封殺鬼も一冊しかないなんて!
    読みたいような読みたくないような気分です。

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    2012年11月13日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    昭和初期、見合いから逃げる口実を探せと命を受けた聖が東京へやってくる。そこで耳にしたのは、神職の娘ばかりを集めた女学院に軍部が関わっているという話。早速、上京してきた桐子らだが…。

    あの桐子に友達が出来た!(押しかけっぽいけど/笑)
    赤飯炊いてケーキ焼いてお祝いしたい衝動に駆られました。
    過保護な鬼たち、桐子に仕える家人の存在がやさしくて、それだけで胸がいっぱいになる。

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    2012年11月12日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    昭和初期、陰陽道の影の部分を受け継ぐ神島家の当主桐子は、見合い話から逃げるため東京の女学院に通うことに。

    桐子、女学校に行くの巻。
    女学校ライフが楽しくて、かわいくて好きです。
    穂積さんがわりといい人?妹の手紙に困惑するさまは普通のお兄さんでした。
    相変わらず昭和初期の薄暗い雰囲気がいいです。

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    2012年11月11日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    ネタバレ

    志朗~~~~!!!
    よしっ、よく言った!!
    誰にも渡さない宣言にかーなーりにやりとしてしまった。
    もうっ、ほんっと桐子ちゃんがかわいすぎて。
    志朗じゃなくても抱きしめたくなるわー。
    当主モードのときとのギャップがまたいいんですよねー。
    これがいわゆるツンデレっというやつなのだろうか?
    桐子のお話はとりあえずこれで終りとゆーことらしいですが、
    是非是非続きもかいて欲しいもんです。
    つーか、本編で桐子がでてきたのってほんっとどシリアスな時だったような
    気がするんだが、うーんイマイチ覚えてないなあ。
    あんとき志朗いたっけ?

    妙子ちゃんと中尉は切なかったなあ。
    赤い繭のなかでのシーンはほろほろ涙です

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    2012年10月04日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    桐子編終了。
    封殺鬼シリーズにしては恋愛要素高めでしたが、内容はシビア。時代背景も今後の不安を煽ります。
    鬼たちの活躍がなくて残念でしたが、そのうちぜひ鬼たちが暴れ回る話を読みたいものです。
    封殺鬼シリーズはやはり聖と弓生が活躍してこそですもんね。

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    2012年09月03日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    文庫のレーベルに合わせてか、シリーズ中、最も『恋愛もの』になっているお話でした。
    まさか悲恋で終わらない話をこのシリーズで読めることになるとは思っていなかったので、嬉しい誤算。
    まあ、今回の主人公が相手と結ばれなきゃシリーズの整合性が合わなくなると言われればそれまでですが、それでも予想以上にちゃんと乙女乙女していたので…。
    その分、鬼達が割を食ってるのは否めませんが…まあ、今回は主人公じゃないから仕方がないか。

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    2012年09月03日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    文庫帯に「少女たちの恋心が交差する」という煽り文句があり、「ああ、そういうレーベルだったよね・・・」と、すみません、笑ってしまいました。
    ま、確かに恋愛ものです。封殺鬼シリーズにしては。
    桐子さんはかわいいですが、もっと鬼たちの活躍場面がみたーい!!と思って下巻に期待します。

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    2012年05月28日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    ネタバレ

    魔性、穂積妙子の正体に迫ろうとする桐子。
    その前に桐子と清香+妙子の女学生ライフは恋愛祈願の呪具(笑)を作ったり楽しそうです。
    事件とは別に頭の痛い問題も起きます。
    お見合い写真を持って京都より側近(片桐)現る。
    その中には桐子がよ~く知っている人物がいたりして大変です。
    志郎は志郎で弓生に尻を叩かれてもはっきりしません(爆)
    桐子を怒らせタマに呆れられ柳にまでぶたれる始末。
    桐子、清香、妙子の恋の行方。
    妙子の正体と陸軍将校である妙子の兄、穂積逸人の思惑とそれらが明らかになったときの桐子の判断は・・・。
    最終巻が待ち遠しいです

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    2012年05月17日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    ネタバレ

    はい、きましたっ、中巻!!
    早かった~、嬉しい♪

    そして今回の衝撃はやっぱカグヤさんですなー。
    いやーまさかまさか、でした。
    志朗に会いにいくまで全く気づかなかったぜ・・・・・。
    桐子ちゃんに惚れちゃったかあ。
    なかなか楽しい展開です。
    まったくもってそーゆー感情に理解がついていってない桐子ちゃんでしたが、さすがに清香ちゃんの気持ちには気づいたようで。
    やっぱ経験がなによりものをいうってことなのかしら。
    にしてもほんっとかわいいわあ。
    今回はなんだか恋する乙女だらけでしたな。
    お守りと称して渡す恋のおまじない。なかなかにくい小道具だわ
    しかし、三人とも前途多難な気が・・・・・。
    志朗さん、理

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    2012年04月30日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    桐子さまが可愛らしいのでわたしはもう満足です。
    本当にこういう主人公の少女小説を求めていた……。
    桐子さまの物語はこのシリーズで一旦区切り? という噂を耳にしたのですが、もう少し続いてほしかったりする。あんまりだらだらなるとしまらなくなるかもしれないけど、この作者さんなら大丈夫じゃないかと、希望も交えつつ。続刊を楽しみにしています。

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    2012年04月23日
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ1

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    、昭和初頭の東京。裏の陰陽師にして十四歳の神島家当主、神島桐子は真術会から手荒い招待を受ける。

    雰囲気が大変好みな物語でした。
    甘くなく、しっかりとした構成や時代考察で読みごたえがありました。

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    2012年04月08日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    ネタバレ

    久々新刊だ~、嬉しい。
    そして今回は桐子ちゃんがかわいいっ、かわいすぎるっ。
    なんなのでしょう、このかわいさはっ。
    ああ、私も手をぎゅってしてお友達になってって言いたいわ~。
    カグヤ一族グッドジョブ!
    でもでもかわいいだけに確かに不安。
    傲然として凛とした桐子も好きだし、志朗って口にするだけで
    動揺してしまう桐子も好きだし。
    ホント、この感情とどう向き合ってゆくのか。
    いや、意外とまっすぐいくのか。
    そして最強ばーちゃんへ。ってうーん最近こっちのイメージの方が
    強くて前の、いやつまり現代の話の方どんなだったか忘れつつあるぞ。

    で、こんどはクダン。
    なーんか聞いたことはあるような。なぜ牛なのだ

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    2012年03月29日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    桐子さん女学校へ潜入編。
    封殺鬼本編では無敵ばーちゃんな桐子さんも、16歳だと周囲にいろいろと振り回されてなかなかカワイイもんです。
    そして聖と弓生が完全に保護者・・・。鬼たちに活躍の機会があるのかどうかは、中巻以降かな。

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    2012年03月25日
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ2

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    ネタバレ

    物語は足踏み。
    でも桐子の感情の流れが面白かった。
    今後、桐子の成長が見られそうでとても楽しみ。

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    2012年03月03日
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ1

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    ネタバレ

    本編は発売されるとすぐに購入して読んだものですが、この過去編は今になってやっと読み始めました。
    登場人物達が相変わらずで嬉しい!
    桐子が楽しそうなのも嬉しいです。
    初登場の人物では、挿絵付き場面の宇和野さんがかっこよかった。

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    2012年03月03日
  • 封殺鬼 帝都万葉

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    帝都で広がる霊障騒ぎに何やら絡んできた武見の持っていた簪。
    その簪のいわくを追ううちに達磨に憑いた霊と、昔男と心中した女が何らかの関係があることがわかったが・・・
    この「桐子シリーズ」好きです。強がりな桐子とそれを甘やかしたり見守る鬼たち。
    クスっと笑える件もチョコチョコあって飽きません。
    今回は冷静な顔で内心穏やかでないユミちゃんがかわいい。
    真顔で幽霊に恋のお悩み相談する桐子もうけるし。
    霊関係の話だけでなく、今回は恋愛要素も。一筋縄ではいかない恋愛物語。桐子ばーちゃんの青春☆

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    2011年07月10日
  • 封殺鬼 帝都万葉

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    ネタバレ

    封殺鬼シリーズ、桐子編の続き。
    今回は粋な芸者の姐さんと男気ある「達磨」が、重い話に彩りを添えている。
    鬼二人も相変わらずだが、桐子が主人公の位置にいるためか、あまり活躍がなかったような・・・。
    やはり弓生と聖の見せ場も欲しいなあ、と。
    そしていつか現代編も再開してもらえたらもっとうれしい(現代編の神島・御景・秋川の次期当主たちの話も読みたい)。
    ・・・しかし。桐子と志郎がその後どうなるのか知ってて今回の話を読むととてもせつない気分になる・・・。

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    2011年03月21日