椎名高志のレビュー一覧
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いきなり25巻ですが。
あくまでも「25巻を読んで」の文であり、1巻から順に既読でなければわからない内容になっております。
中学生編に入ってからのチルドレンは、これまで皆本が行っていたようなことを同世代のパンドラメンバーとの交流の中で行い、自分達が幼かった頃に皆本がどういう思いだったのか。
はたまた自分達が皆本からどれだけのものをもらったのか自覚するといったことがありました。
小学生の頃は「与える側である皆本。与えられる側であったチルドレン」という関係性が中心として描かれていたものが「成長したチルドレンが与える側になる」という”他者を導くチルドレン”という側面を中学生編で描くようになったと -
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高能力エスパー3人娘と、その指揮官を中心としたお話。
基本的にギャグやパロディが多く、テンポ良く読めますが、どの話にも、著者の子どもへの優しい視線が根底にあるのではっとさせられることが多いです。何度か繰り返して出て来る、「君たちは何にでもなれるし、どこにでも行ける」という言葉に凝縮されていると思います。
その優しい目線があるので、お色気シーンも嫌なものに感じません。
安易かもしれませんが、「エスパー/ノーマル」という構造は、そのまま「何かに秀でている人/それを脅威に思う人たち」という、出る杭は打たれる的な現代の枠組みへ置き換えることができると思います。
そう思うと、裏切られて昔のまま時が止ま -
Posted by ブクログ
初めて少年漫画で全巻そろえた漫画です。(古本ですが。。)
初めてであったのはアニメからでした。
その時は漫画自体あんまり読んでおらず、アニメばかりのおこちゃま(当時小4)でしたが、なぜかこの作品は1巻だけ買いました。(たまたま本屋で見つけて)
その後、ずっとそれだけだったのですが、高校に入り、何を思ったのか古本屋で買って読んでみることにしました。
すると、どうでしょう!!
なんて面白いんだーーーーー!!!!!
アニメではやっていないところ、横島が霊力に目覚め、美神のパワーさえも追い越そうとし、活躍しまくるところがすごく面白い!!!
横島の成長を描く中でところどころのギャグも絶妙な