廣瀬麻微のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026年17冊目
タイトルが気になって購入した1冊
今までシャーロック・ホームズは知っていても
原作のホームズ作品は触れたことがなかったから
原作ではないけど1度シャーロック・ホームズについての本を読んでみようと思った
いつもは日本の作家さんの作品を読むことが
多いから、翻訳作品を読むのは初めてで
読みにくい印象もあったけど、
これは日本人にも入ってきやすいような翻訳になってるなぁと感じた部分もあれば、
きちんと外国風の言い回しがされていたりと
絶妙な使い分けになっていて面白かった
登場人物や地名がすべて外国名でカタカナ表記だから覚えるのが大変だったから
軽くメモをしながら読むと良かったかなぁって
読みながら思った
ただの事件解決する話って単純にも思える作品だけど、裕福な家と貧困の家の問題にしっかり向き合った話にもなっていて考えさせられる話だった
原作では2作目・3作目と続いているけど
まだ翻訳にはなってないから
全てのシリーズが日本語訳されて発売になるのを
楽しみに待とう -
Posted by ブクログ
私は普段洋書邦訳の小説は読まないのですが、人づてに読む機会を得ることができ、本書を手に取りました。
なぜ洋書をあまり読まなかったのか、それは横文字(カタカナ)の登場人物が数多く出てきて、それぞれの名称や人物像・関係性を把握するのに一杯になってしまって、物語にいまいち入り込めない体験が過去に何度かあったからだ。
しかし本作は表紙の折り返しにおいて、丁寧にも主要な人物紹介が載せられていたため、そんな私の懸念はいとも簡単に一掃され、無事に物語として受け止めることが出来たのでした。
シャーロックホームズにもあまり詳しくないですが、本作はそういった背景知識がなくとも十分に楽しめる単発のミステリー作品になっており、滑稽な設定から始まり主人公の強い意志のもとで数々の困難を解決していく様は、中々にハラハラしつつ結末を予想しながら楽しく読み進めることができました。
また日本語訳がとてもわかりやすい単語やフレーズ・言い回しを用いて下さっていて読みやすく、海外作品をこうして国内で楽しめることに感謝を感じた次第です。
原作には既に2,3作目があるとのことなので、次作邦訳も期待したいところです。 -
Posted by ブクログ
題名に惹かれこの本を選びました。
シャーロック・ホームズの住所は「ベーカー街221B(221B Baker Street, London)」
今実在する場所:はロンドンの実際の番地では「ベイカー街239番地」付近にあり、現在はシャーロック・ホームズ博物館になっているそうです。
何かこれだけでも夢がありますよね。そりゃあ、ホームズ好きならこの住所に手紙を送りたいですよね。しかも、これが一種のエンタメになっており、送った手紙はお届け先不明などで戻って来ることはない。
ハリーホワイトが気になった一通の手紙から物語は始まります。この作品をきっかけにまたコナンドイル作品を読みたくなりました。緋色の研究が好きな作品ですって全く感想を書いてねぇ…笑笑
次の本は舟を編むを読みます。 -
Posted by ブクログ
世界一有名な名探偵シャーロック・ホームズ宛の手紙。
コナン・ドイルの生み出した架空の人物宛の手紙。
実在したアビー・ナショナル住宅金融組合、ベイカー街221B宛の手紙。
それらの手紙に返事を打つ仕事に就いたハリー。
あらすじだけでワクワクしてしまった。
シャーロック・ホームズの引退した後の時代設定というのも面白い。
男爵の孫娘という恵まれた生まれながらも、自立していて、とても自分を持っているハリー。
危なっかしい所も多々あるけれど、正義感が強くて、弱さの自覚もあるし、驕らないところがすごく応援したくなる主人公。
冬に第2弾刊行決定の帯、シリーズ化はとても嬉しい。映像化しても、とても面白そう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々に面白い本に当たった。読んで良かった。
個人的に、後半の第3ステージがクライマックスで面白かった。ノエリアとの誤解が解けたときは、私も馴染みがあるEtsyやPintarestなんかが出てきて現代だなと思った。
マイロに笑わされた。なかなか小説で笑うってないのですごい。「でも、オレとロザリンは同意してない」(笑)タイヨウ、第3ステージ出番割とあったのにセリフなくないか(笑)
脱落したギョンスンが出てきた時は滾った。どうしてもデヴローとの関係が濃いけど、2巻でも1巻で登場した9人には出てきて欲しいくらいには愛着が湧いた。
ただ、恋愛が苦手なのでデヴローとの恋はいらなかった。そういう関係だからこそ裏切りが効いてくるのかもしれないけど、世の中の恋愛至上主義は気色悪い。恋愛のない読書がしたい。
映画を見てるようなシーンもあり、本当にハリウッドで映画化すると聞いて納得。スムーズに事が運ぶので気持ちが良い。「どうしてこうなったんだっけ」と戻ることも少なく、読みやすかった。 -
Posted by ブクログ
ブラウンのミステリ短編集第三弾。エド・ハンターシリーズから2作品入ってボリュームたっぷりの最高に楽しい一冊!→
シカゴ・ブルース大好きな私はエドたちがでる2作品がイチオシだけど、それ以外ももちろん良作。
「5セントのお月さま」は皮肉が効いていてマル(大衆が求めるのは月ではなく……?)
「球形の食屍鬼」「殺しのプレミアショー」は謎解き部分が好き。
「愛しのラム」は読み進めると感じる違和感の→
正体が分かった瞬間に「ああッ……」ってなる。
「どうしてなんだベニー、いったいどうして」はラストに「うわぁぁぁ」ってなったなぁ。
「死の警告」のなんとなく感じるコミカルさや「最終列車」の余韻など、ブラウンは空気を描くのが上手いんだよなぁ、としみじみ。
最高のコース料理でした。満足! -
Posted by ブクログ
221B Baker Streetに届く(届いてしまう)シャーロック・ホームズ宛ての手紙の担当者になったハリー。時代的にまだまだ女性の立場が弱いが、自立しようと奮闘する若い女性であり、男爵の孫娘という、ハイソサエティにも下の層にも接点を(比較的)もちやすい立場なのがお話として上手いなと思った。
切実な相談の手紙に胸を痛めて、ホームズの秘書を自称して調査に乗り出し、あちこちに首をつっこみ(褒め言葉)、顔を出し、足も伸ばす。
変装を駆使して普段足を踏み入れないようなところへ潜入するなど、シャーロックホームズを彷彿とさせるところもあるが、彼のような頭脳や知識を備えているわけではないので、行動力でカバーしており、ゆえに解決へ至る過程は「聖典」とは異なる。しかし楽しかった。お屋敷のようすは「ダウントン・アビー」のことを思い出しながら想像した(あれは伯爵家だったけども)。 -
Posted by ブクログ
1932年、ロンドンのベイカー街。
主人公のハリーは社長秘書として働いていたが、
上司のペンバートンのセクハラを拒絶したことから地下の郵便室へ左遷されてしまう。郵便室には
毎日、世界中から「シャーロック・ホームズ宛て」の調査依頼の手紙が届き、ハリーは「ホームズは引退しました」という型通りの返信をする仕事に就く。
単調の仕事の中、ある日届いた一通の手紙。
メイドとして働いていた姉ミリアムが盗みの嫌疑をかけられて解雇された末に姿を消してしまった、
姉の無実を信じる妹のエズミが、ホームズへ救いを求める。この手紙に心を動かされたハリーは、
ホームズの秘書を名乗り調査に乗り出す。
ハリーは実は男爵の娘。身分を隠して働いて
いる。自立心旺盛で、車の運転もこなす。
そんなハリーは、魅力的なとてもキュートな
女性だ。そんな彼女が、セクハラ上司の嫌がらせで地下の仕事場に追いやられてしまう。だが彼女は
負けない。依頼された事件に持ち前の冷静さで
丁寧な聞き込みをし、時には体当たりでこの事件の謎に迫る。そんな彼女の姿に思わず応援したくなる。
ところどころ原作へのオマージュも散りばめられており、ニヤリとしてしまった。
ホームズは出てこない、本格ミステリーでも
ないけれど、読後感がとても良かった。
実際に、ベイカー街221Bに届く依頼の手紙を
放置せずに大切に扱うという、実在した「ホームズ
宛ての手紙の返信係」のエピソードを元に生まれた
この小説、こんなところがホームズを愛する英国人
らしくてとても好きだ。
次巻は2026年12月に刊行予定だそうで、
とても楽しみ。次回こそは、セクハラ上司
ペンバートンに制裁を!笑