あらすじ
伝説の怪盗一家のひとり娘ロザリンは、誘拐された母親の身代金を稼ぐため〈怪盗ギャンビット〉への参加を決意する。それは、世界中の若き泥棒たちが盗みの技を競い合う、違法で危険なコンテストだった。ただし勝者はどんな願いもかなえられるという。ライバルとの壮絶な戦い、信頼と裏切り、許されぬ恋……悩み傷つきながらも、ロザリンは怪盗として大きな成長を遂げ、ついに勝利に手をかけた――はずが、それは初恋の相手デヴローとその母が仕掛けた壮大な罠だったと判明する。
一転して命を狙われる立場となったロザリンは、ふたたび〈怪盗ギャンビット〉の舞台で一発大逆転を狙うことに! カーニバルの仮面舞踏会、南極の氷海、世界中の富豪が集まるカジノを舞台に、プライスレスな秘宝を奪い合う緊迫のシーソーゲーム、大どんでん返し……そして、衝撃のラストへ!
★原題 Heist Royale :Thieves’Gambit #2
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小説で笑うってなかなかないのでマイロに感謝しかない。顔に傷のある男となったタイヨウに対して(笑)
「それを見ただけで、隣のマイロが気絶しそうになった」
「マイロは隣でとろけそうになっていた」
なんかここめっちゃ面白かった(笑)
1巻に続き読みやすく、3巻も読みたい。ただ、やっぱり恋愛は苦手なので、デブローが出てくると嫌だな。
ノエリア、ギョンスン、マイロ、そしてちょっと距離を置いたところでタイヨウと、良い仲間になったなと思った。
Posted by ブクログ
前回の《怪盗ギャンビット》から半年、ロザリンは再び《怪盗ギャンビット》に挑戦する事に……。
ハラハラドキドキのアクションだけではなく様々な人間関係から目が離せなくて思わずイッキに読みました。
ロザリンとデヴローの恋の行方は?初めて築いた友情はどうなる?副題になってる愛と友情に向き合っていく少年少女たちの成長がとても眩しかったです。
Posted by ブクログ
2025.3 おもしろいねぇ。本読んでいるのに映画を観ているような気分になりました。訳者さんの力量もありますね。
本シリーズは完結したようですが別作品も読んでみたいな。