廣瀬麻微のレビュー一覧
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ネタバレ目次
・5セントのお月さま
・へま
・女が男を殺すとき
・消えた役者
・どうしてなんだベニー、いったいどうして
・球形の食屍鬼(グール)
・フルートと短機関銃のための組曲
・死の警告
・愛しのラム
・殺しのプレミアショー
・殺意のジャズソング
・死の10パーセント
・最終列車
『5セントのお月さま』『フルートと短機関銃のための組曲』『死の警告』が初訳。
フレドリック・ブラウンのSF短編全集が出たとき、どうしてSF限定なのだろうと思った。
ミステリの短編もそこそこあるのに。
『最終列車』が収録されたアンソロジーには、これが最後のアンソロジー未収録作品とあったような気がするけれど、その後にこれ -
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シャーロック・ホームズの二次創作小説。
ベーカー街のホームズの住所宛に構えた組合にホームズ宛の手紙が届き、その組合の社員である主人公がホームズの秘書を名乗って事件を解決するという、今まであってもおかしくなかった…のになかった?お話。
当然、主人公は元々名探偵ではないので、なかなか解決には向かわず、そこが少々じれったくはあり、後半あたりまでジリジリとします。しかも、お恥ずかしながら勝手に短編集と勘違いしてて、なかなか事件解決しないなー思ったら長編でしたね。
シリーズ化されたみたいで機会があれば続編も読んでみたいです。だって最後が駆け足すぎて幼馴染の弁護士オリヴァー(たぶんワトソン的な位置付け -
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ネタバレ主人公は、いかにも正典に登場しそうな、勝気な上流階級のご令嬢。
表層に見えている事件の裏で実は何某かの悪だくみが蠢いている…という構造も、正典に多く採用されている枠組みを踏襲していると言える。
パスティーシュという括りに入るかどうかは微妙だが、オリジナルの世界観を上手く著した作品であることは間違いないだろう。
ただ、長編の割にストーリーの細かいところは意外と粗いなという印象。
特に、終盤で示されるキーの1つとも言える手紙の暗号解読のくだりが、あっさりスルーで驚いた。
次作、次々作も既に世に出ているそうだが、何が何でも邦訳版を読みたい、という気にはならず。
実際にベーカー街221Bに相当すると -
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舞台は1932年イギリス・ロンドン。
シャーロック・ホームズが事務所を構えていた、世界一有名な住所「ベイカー街ニニ一番地B」には、住宅金融組合が建っていた。
ホームズ宛に日々送られてくる手紙(調査依頼)に断りの返事を書く担当者「シャーロック・ホームズの秘書」が置かれる。
上司からのセクハラ・パワハラ(という概念はなかったが)により、この閑職に就くことになったハリーが、ふとしたきっかけで、送られてきたある一通の調査依頼に関心を引かれ、「ホームズの秘書」を名乗って自ら調査に乗り出す。
素人探偵、かつまだまだ女性の社会進出も進んでおらず、社会格差も大きかった当時の中で、実は男爵の孫娘という設定も活 -
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最近にわかにはまっているフレドリックブラウンの短編集。
各短編をコースになぞらえ、オードブルから始まり食後のコーヒーで締めるフレドリックブラウンのフルコースが味わえるという美味しい1冊でした。
以下お気に入り作品。
「殺意のジャズソング」
友人と中古車販売業を営む主人公。ある日友人が何者かに暴行される事件が起こり、犯人の目星がつかないまま、今度は昔の音楽仲間の一人が殺される。
最後のオチが予想外だった。信頼できない語り手。
「死の10パーセント」
俳優崩れの主人公がとあるきっかけで出会った男にマネジメントされトントン拍子にスターへの階段を上っていく。男との約束は、すべての10%を取り分とし -
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・フレドリック・ブラウン「死の10パーセント」(創元推 理文庫)を読んだ。私はフレド リック・ブラウンをほとんど知らない。どちらかと言ふとSF 作家だと思つてゐた。さうではあるがミステリー作家でもあつ た。「フレッドは“二面を持つ作家”で、SF作家としてもミステリー作家としても同じくら いよく知られていた。」(ウィ リアム・F・ノーラン「序文ーフレッド・ブラウンを思い起こして」13頁)ここではミステリー作家としてのブラウンである。本書では「序文」以外はフルコース仕立てになつてをり、 最初のオードブルから始まつて最後のコーヒーまで13編所収、うち3編は初訳で、それらはいづれも第二次世界大戦前の若