小原晩のレビュー一覧

  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    自費出版から始まった、エッセイ短編集。
    死を綴った場面では、著者と同じ目線になって涙が出た。たんたんと紡がれる言葉に、感情の糸がひっぱられる。こんな人生もある、そんな人生もある。

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    2026年06月06日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    大学生とか20代前半の頃の人生が最も終わっていた時期に読んでたらもっと喰らってたと思うけど、それはそれとして「本当」の田舎(本当に地図から忘れられているレベルの、田舎)から身ひとつで東京に来た私にはやはり遠い世界観の話である、という印象は変わらなかっただろうな、と思う。

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    2026年06月02日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    なんだかふわふわした、若さを感じるエッセイ。美容師時代の話はかなり壮絶だし、心配になるくらいお酒を飲んでいるし、給料使い切っちゃったりしていておいおい大丈夫か?と読んでいるこちらは思うのだが、著者本人はあっけらかんとしている。ちょっと他人事みたいなあっさりとした書きぶりであんまり危機感も迫ってこない。だから気が抜けて気楽に読めてしまう。
    読んでいて、著者は友達が多そうで、性格も生き方もいろんな面で私とは全然違う人種だなあとしみじみ思った。そういう全然知らない生き方を垣間見られて面白い。でも、著者の文章からはどこか気だるさというか冷めた感じがなんとなく漂ってきていて、この温度感は親和性がある。不

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    2026年05月29日
  • 風を飼う方法

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    エッセイの方が好きだったけれど、小説もなんだか不思議な世界観で好きだった。
    特に弁当屋さんのお母さんとのお話。
    一人でふらっと見つけたお弁当が美味しくて、アルバイトをはじめる。というのはすごく「人生!」ってかんじがした。唐揚げほんと好きなんだな!と思う。私の大好物も、唐揚げ。小原さんとは、仲良くなれそうだーっ。

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    2026年05月23日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    私家版で挫折し、今度は最後まで読んだがやはりわたしには合わず。でも出てくる喫茶店は素敵。珈琲貴族エジンバラ、行ってみたい。

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    2026年05月18日
  • 風を飼う方法

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    ネタバレ

    けだるいわあ が好きだった。交わらない2人が交わるときに過去は過去になって、傷も癒えるのかなって。すべての商店街にあるちいさなお弁当屋さんにどんな生活があるんだろう…とつい歩きながら、凝視してしまったり。(田舎だからまだ個人のお弁当屋さん結構ある)
    風を飼う方法 があんまりだったかな…。恋愛でどうしようもなくなったことがないからなのかな?自分が。たぶんこの主人公に必要な時間は、何人もの人間の男じゃなくて、もっと1人でコアラを見る時間だと思う。途中にあった、母親に長生きしてほしいな、と思う瞬間と、だからこそ憎くなる瞬間がある描写がどきっとした。感情のバランスの均等をとるのは難しい。

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    2026年05月17日
  • 風を飼う方法

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    ネタバレ

    文章自体は好みだった。
    内容は、3人の女性の日常についてなのかな。
    全4節中3節目までは、離婚とかがあった彼女たちの鬱屈とした、しかしどこかに灯りを感じる描写を楽しむことができた。
    問題は4節目、妙に倫理観に欠けたことをしているなぁと思っていたら過去に彼女が受けたであろう仕打ちが仄めかされた。内容は気持ちの良いものでは全くない。この節でも確かにほんのり光を感じないでもない。でも生憎と私にはそんな内容に対する耐性なんてない。そんな描写が背景にあるとわかっただけで不快感が顔を出してしまう。相性が悪かった。
    とはいえやはり文章や表現は好きだった。『風を飼う方法』が自由を手に入れるための方法を暗喩して

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    2026年05月11日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    タイトルの引きが強い。
    美容師の専門学校時代のエピソードや美容師としての人との出会い、涙や笑い、意外な展開も少しあって良かった。
    作者は若く、お笑いが好きということでとてもライトな内容や軽い箇所もあるのでそこは好みが分かれるところ。

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    2026年05月07日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    初めてのエッセイ。なんてことない日常生活だけど、とても心が暖かくなる文章。

    何より、筆者の心の持ち運び方が素敵。
    文章が上手なひとは、自分の心の移り変わりまで逃さずに書き写すことができるんだなぁ、と感嘆した。

    あと、私は自分の機嫌を取るのがとても下手だから、こうやって自分の機嫌をとればいいのか……と参考になった。

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    2026年05月02日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    ぽやぽやとしてる文章。
    思わず口角が上がってしまう瞬間が多かった。バスの中や公園で読んでたから、変な人みたくなってしまった。とほほ

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    2026年04月28日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    ネタバレ

    自費出版したエッセイがベストセラーだなんて、それはそれでエッセイのネタになりそうです。

    小原晩の自然体の生き方が感じられるようなエッセイでした。時に詩的な表現もあり、若者らしさを感じ、爽やかさも感じました。
    「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」
    やっぱりこのエピソードが印象的です。

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    2026年04月19日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    すらすらと読み進められるエッセイ。
    元々エッセイがあまり得意ではないが、この本は読みやすかった。

    人生につまずいた時、また読みたい。そんな本。

    タイトルのここで唐揚げ弁当を食べないでくださいのくだり、もう少し深堀りが欲しかった。

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    2026年04月14日
  • 風を飼う方法

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    4本の短編が収録されてる。エッセイがおもしろかったので小説も楽しみだったのですがわたしにはすこし理解しづらかったかも。
    「けだるいわあ」のあけぼののお弁当食べてみたいな。「カリフラワー」みたいに雨宿りしながらお酒飲んでみたい。

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    2026年04月12日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    読書が好きな人の中でMBTIがN型の人はエッセイを読む人が多く、S型の人はほとんど読まない傾向にあるとかいう投稿をみた。
    まぁーそうだろうなというか、エッセイを読む事で別に何か学びとか得られる訳では無いし、かと言って秀逸なストーリーがある訳でもないので、読まない人の気持ちは何となく分かる気がする。

    私は、エッセイとはごくごく個人的な、普遍性も再現性もない、N=1の話だと思っています。

    エッセイを読むと、その人が普段考えているようなとりとめのない、でもその人の芯から生まれた思考たちが形に見えると思う。自分もそういう思考が生まれては形にならずにその辺を漂っているような人間なので、文章として形に

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    2026年04月08日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    ネタバレ

    何気ない日々にスポットを当てれば、後々振り返った時に何気ないことも大事な思い出になる……そんな思いを感じることができた!
    10代後半から20代に感じたこと、経験したことが綴られていて、是非10代や20代の人に読んでもらえたら面白いと思うし、30代以上の人は「あの頃の懐かしい気持ち」に戻れるような気がする。
    小原さんの書く文章が可愛らしく、擬音の使い方が素敵だなぁーと感じた。時折、詩や短歌のような表現も混ざっていて、個人的には
    「女の子夜道は危ない送ります君が好きですでも無職です」
    という文章がじわじわきてすごく好きだなぁと思った。
    昨年頃から私も日々の日記をつけ始めたけど、改めて読み返すと何気

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    2026年04月07日
  • これが生活なのかしらん

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    日常の切り取りが描写が言葉選びが自然ですらすら読めます。何も残らなかったような残ったようなら気はしますがなんとなく心地よさは残りました。

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    2026年04月05日
  • 風を飼う方法

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    小原晩さんの初の小説集。
    去年私が読んだ作品のなかで、特に印象的だったのが小原晩さんの「そこで唐揚げ弁当を食べないでください」で、心に残る言葉が多く描かれいて、
    この作家さんに注目してみようと感じました。
    本作を読んでみて感じたのが、エッセイのような
    小説だなと実感しました。
    小原さんが経験してきた思いが、小説に反映されているような気がします。



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    2026年03月23日
  • これが生活なのかしらん

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    「なんてことのない日常だな」と油断してページをめくっていると、いつの間にか他人の人生の『劇的なターニングポイント』のど真ん中に立たされている。

    小原晩さんのエッセイ『これが生活なのかしらん』を読み進めながら、私はずっと「どうしてこんなにも、ただの生活の記録に引き込まれてしまうのだろう?」と不思議でたまらなかった。だって、描かれているのは、本当にどこにでもありそうな、個人的でリアルな日々の風景ばかりだからだ。

    けれど、途中ではっと気がついた。
    彼女がなんてことのないような軽やかさで書き留めているのは、実は人生におけるすごく大事な分岐点ばかりなのだと。普通の人なら、もっと大げさに、ドラマチック

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    2026年03月22日
  • 風を飼う方法

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    小原晩の初小説。
    掴みどころのない登場人物たちと、抽象的な設定。それが魅力なんだと思います。
    ふわっとした夢の中のような短編集です。
    そのふわっとしたよくわからなさの中に、生きづらさや簡単には癒えない傷が含まれている。
    次作にも期待しています!

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    2026年03月20日
  • これが生活なのかしらん

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    ままならない日々の、とるに足らない出来事をつづったエッセイ集。著者の小原晩さんは、自費出版した『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』でブレイクした方。
    エッセイなので小原さんの実体験がベースになっているのだろうが、創作にも思えるようなふわふわとした読み心地が不思議だった。3人で暮らしたシェアハウスでの日々のことが、明るく温かくて好きで、もっと読んでいたかった。

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    2026年03月10日