小原晩のレビュー一覧

  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    声に出さないひとりごとを側で聞き続けているような感じでした。そして、心地よい。そうそう、そんなこと考えてるなあ、と。

    本を読み返すことがない性分だけど、この本は忘れた頃に読みたい、と思った。今日みたいに3連休最終日とかに。

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    2026年01月12日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    又吉さんのYouTubeから購入。

    ダサくて格好悪いことも愛せるような
    「こんな自分でもいいやん」ってなれる本でした。

    日々の出来事を少しずつ書き残してみたいなと思いました。

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    2026年01月01日
  • これが生活なのかしらん

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    優しい。優しくて人一倍感情に敏感なのだ。
    殆どの「うまくやれる側」の人間はずっと矢印が外へ向かっているでしょう。何かあっても深く理由は考えず、自分の方へ矢印を向けることはないと思う。他へ向けて、その向けられた相手もまた他へ向けて。
    それでも他人の感情に敏感で、変なところで真面目なタイプの人間は、その矢印連鎖を自分のところで止めてしまいたいと思ってしまう。むしろ自分がその矢印の最終地点なのかなとも。なんとなくそんな印象をこの本を読んで感じました。

    心のホウプと対話したい。自分の心に耳を傾けたい。
    本当に何もかもが自分のこれまでの生活の中で実際にあったことと重なって、まるで自分の日記を読んでいる

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    2025年12月21日
  • これが生活なのかしらん

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    やっぱりこの人の文章が好きだ。前作と内容や登場人物が被る部分も多いのに、読みたくなってしまうのは、ひとつの出来事や同じ人物に対して、小原さんが特定の感情にこだわることなく、色々な感度から覗きこんで、色々な可能性を含んだ解釈をしているからだと思う。特に「ほんとうはやさしい子」「兄のサービス」なんかは、前作の兄への印象とは大きく異なっていてすごく印象に残った。生き様は真逆でも、同じ人間から生まれ、同じ家で、同じルールのもと育ったから共有できる感覚みたいなものをここまで表現できるのはすごいと思う。

    それから、わさびとテストの話を読んでどこに江國香織を感じるのかまた少しわかった。恋人の善意を無碍にで

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    2025年12月13日
  • これが生活なのかしらん

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    前作につづき、小原晩さんの人柄が文章や選ぶ言葉に溢れており、この唯一無二の世界観が心地よくて、好き。

    小原晩さんの豊かな感受性は、やり過ごしてしまうような何気ない日常、きっと相手にとってはほんのささやかな関わりの中からも、何かを感じ取る。その時の感情に向き合うことで、社会を知り、自分の心を育てていく。自身の等身大の言葉で綴られるエッセーにはリアリティや重みを感じて、感情移入させられた。

    自分自身も日記を残したいと思った。日常で経験するどんな退屈、平凡に思うことさえも、何かを得ているんじゃないかと思わされる。自分の感性とも向き合って日々の棚卸をしていきたい。

    p.s.
    心が「無」である時

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    2025年12月07日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    すごくピュアで、それでいて日常やら人生やらの雑多な感じも詰まった素敵なエッセイ。
    歌手の声に一人ひとり個性があるように、文章にも書き手一人ひとりに個性があって、小原晩さんの言葉選びとリズムにうっとり酔いしれる感覚をいただきました。

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    2025年12月06日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    みくびっていた。若い人には文才はないのだと。とくに、大学も行かずに、飛び出すみたいに家を出て、その日暮らしをしてるようなやつには、文章で、人の気持ちの機微なんて書けないはずだと。
    そうではなかった。タイトルから察すると、しょうもない日常ののほほんとした日々で、まぁ読んだことも忘れそうな、重い本を読んだあとの箸休め的に読めたらいいなと思っていた。
    そこには、確かに、脈略もなく父の死に鳴らさせる和太鼓や、学校の友達の靴の中に入っていたクワガタ虫のことがかかれているけれど、そう言うことではなかった。

    ということで脈略もなく、昔友達になった年上のおじさんのとこを書きます。
    そのおじさんは知り合ったと

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    2025年12月01日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    東京の日常をゆるく切り取ったエッセイ。小原さんの“なんてことない日々”の描き方がすごく好きで、一気読み。

    読んでいるのは作者の日常なのに、気づくと自分の昔の記憶がふわっと重なって、ちょっとだけ胸があったかくなる。そんな本でした。

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    2025年11月19日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    ネタバレ

    あまりにもよかった。
    涙が出てくるところも多かったし、声を出して笑った。これはやばい。だいぶ好きかもしれない。

    以下好きだった言葉など抜粋

    「そうか、わかったぞ、神様はいるんだ」
    神様はいるいないいるいるいないいるひまわりもぎ取り占いましょう

    「笑顔が支えになってたからなあ」
    彼女は言った。しくしくとしくしくの間に言った。
    「あのね、いつ戻ってきてもいいからね。人生はがんばらなくたって、いいんだからね」

    プラスチックでできたビールジョッキをぐっとあおると孤独の味がする。孤独はおもしろい。なにを見て、なにを感じても、だれにも責められない。それがとてもおもしろい。
    私など死んだらいいわ生ビ

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    2025年11月13日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    誰にでもありそうで、ないような。
    友達の話を聞いているような
    エピソードでありながら、
    やっぱり、違う。

    日常の中に、ひっそりと隠れている哀しみの気配が
    あたたかく、時に楽しく描かれていて
    ぐいぐいと惹きつけられる。
    どの話も、一気に読んで、読み終わった後
    何か心に残る、そんな感じ。

    とても評判が良くて、手に取ったのだけれど、
    これは、そうだよな。惹きつけられて
    読んでしまうよな。と、しみじみ。

    次作も楽しみ。

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    2025年10月29日
  • これが生活なのかしらん

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    友人の杉野さんが姉につけられたあだ名が「斎藤」というエピソードは、
    田中芳樹氏『創竜伝』の子犬に「松永良彦」と名付けた以来の衝撃だった。

    それと兄のレモンティーたまらん。

    美容室の先輩の客引きのコツが自分に全く応用できなかった話はふつうに経済のTipsとして感心した。
    対象(客)と自分(販売)がお互い人間だとマニュアル化できなさすぎる好例。
    「自らのストロングポイントを生かして対応しよう!」
    とか具体性に乏しい自己啓発本みたいなのが流通するのはこういうケースがあるからだろう。

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    2025年09月20日
  • これが生活なのかしらん

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    気取ったとこもなくて、何か美しいもので埋め尽くされているわけでもない。凡庸なのに非凡な不思議な筆致。これが生活なのかしらん。

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    2025年06月09日
  • これが生活なのかしらん

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    すごく詩的な文章を書かれる人ですね…!
    恋愛感情に振り回されるようなところもあって親近感。内容も文章も読みやすい。
    ずっと文章を書いていた人なのかと思っていましたが美容師さんだったとは。波瀾万丈な生活をシンプルにまとめていて面白い!

    個人的に三人暮らしがとても微笑ましくて愛おしく感じました。
    他の作品も読みたくなりました。

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    2025年05月15日
  • これが生活なのかしらん

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    ネタバレ

    仲良くなりたいと言ってくれた人が貸してくれた。僕も仲良くなりたかった。友だちになるかもしれず、それよりももっと淡くて名前をつけるにはもったいないような関係になるのかもしれない人。一瞬の気まぐれだと後から思い、知り合いでなかった頃の距離に戻るかもしれない人。僕は近づきたいから、彼女に借りた本を読む。

    とっても良かった。人生を書いているから。

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    2025年06月06日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    作者はどう生きたいのか、どうしていきたいのかわからないけれど、なんとなく東京でもがきながら進む感じが自分の若い時を思い出させて心動かされる感じがする。若い時やったこと、やらなかったこと、やらなかったけどやってみたかったこと色んなことが頭の中を駆け巡った。

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    2026年01月03日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    小説と思って読んだため思った内容ではなかったが、とても心が暖かくなった。小さな幸せを見つめ直そうと思った。。わたしも本を読むのが好きだから、今後好きな場所で本を開こうと思った。また、紹介されていたお店、行ってみたいなあ

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    2026年01月03日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    兎に角あたたかい文章だった
    孤独や、変わりたくなくても変わってしまう心も全て肯定してくれたような気がした。小原さんの言葉で全て包み込んでくれる。そんな本に出会えて嬉しい

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    2025年12月31日
  • これが生活なのかしらん

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    エッセイ今まであまり興味なくて手出した事無かったけど、今年はエッセイ読んでみようと思う、小原さん、新たな引き出しを開けてくれてありがとう。!

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    2025年12月30日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    なぜか、目のつけどころ、と、表現の仕方、と、あるある(人には言えないけど)、が混じって笑。冒頭〜美容師時代、特に面白かった。なんにせよ、一生懸命、生きてる、ってところが素敵。

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    2025年12月12日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    名前から男の人だと思っていたら女の人で、しかも最初の唐揚げ弁当の話から想像がつかないほど繊細な感覚を持っていて、一気に読んだ。江國香織が一般人として生まれ、育ち、生活していたらこんな文章を書くんじゃないかと思った。特に「急につめたくなるもの」とか。

    20歳の誕生日の夜、めちゃくちゃ頑張って仕事を早く切り上げたのに職場に家の鍵を忘れたとき「私の人生ずっとこんな感じなんだろうな」と思った話に、あーわかる、とうなずきながら、似たような感覚の人がいて安心した。小原さんの生き急がない感じは心地いいけど、もちろんダメダメな失敗をして盛大に落ち込む日もあるわけで、そういうのをまるっと受け止めて前に進めるよ

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    2025年12月07日