小原晩のレビュー一覧

  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    波瀾万丈なんだけどほのぼのとしていて、本から伝わる空気感は好き。だけど、自分と生い立ちが違いすぎるからか共感することはあまりなかった。
    繊細にもいろいろ種類があるんだろうなと感じた。

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    2026年06月25日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    エッセーというものがどうもピンとこず、これまであまり手に取ってきませんでした。作家が、「何気ない日常を切り取っている自分」に酔っている感じてしまい、どうしても少し冷めた目で読んでしまうんです。

    ただ本書は、ピースの又吉さんがおすすめしていたので、「これなら好きになれるかも!」と思い手に取りました。又吉さんのYouTubeが面白くて、よく観ているんですよね。

    表題作の「ここでから揚げ弁当を食べないでください」は、とても面白かったです。まず、ビルの間で弁当を食べるという特殊な状況自体が面白い。ただ、その他の作品はそこまで私の琴線には触れず、読み進めるうちに、だんだん飽きていく自分がいました。多

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    2026年07月02日
  • 風を飼う方法

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    ネタバレ

    「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」の著者の短編集。4篇しかなくて本がものすごく薄いので、あっという間に読めてしまった。最初から唐揚げ弁当が登場するので少し笑う。
    エッセイそのままみたいな読み心地で、小説と思うと不思議な感じがした。さらさらした文体で、若い女性のちょっとだらしない生活がダウナー気味にたんたんと書かれる。エッセイならいいんだけど、小説としてはもうちょっとストーリーか心情の変化とか何かあるほうが好みかな。そういう意味では最後の話はちょっと長めで小説らしい感じがしたが、これはこれで主人公が好みじゃなかった。エッセイは出たらまた読むかも。

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    2026年06月17日
  • 風を飼う方法

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    日常を4編収録の短編集。
    すぐ読めた。
    「けだるいわあ」でいきなり唐揚げ弁当が出てきて、ニヤッとした。
    わりとちゃんと小説。

    日本語や常識やいろんなものを一寸立ち止まって考え直すような視点はエッセイから健在。

    川上未映子とかに近いノリかも。でもこちらの方が背伸びしてなくて好きかも。
    散文的なのか、すこし状況がわかりにくいところとあった。

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    2026年06月12日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    口コミやSNSで広まった、今の感覚そのままのエッセイ。
    美容師という仕事を選んだものの熱意はなく、他人との距離感が上手くつかめなくて、苦しくなると逃げたくなる不安定さに若い人ほど共感するかもしれない。逃げられた側も人間で心があるといつか気づいて欲しいけれど、これが若さってことかもしれない。
    気持ちを拙くても言葉にすると、感性が形を伴って他人と共有できるから言葉って意味を持つんだなと思う。
    生きてるだけでいたたまれない

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    2026年06月12日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    自費出版から始まった、エッセイ短編集。
    死を綴った場面では、著者と同じ目線になって涙が出た。たんたんと紡がれる言葉に、感情の糸がひっぱられる。こんな人生もある、そんな人生もある。

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    2026年06月06日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    大学生とか20代前半の頃の人生が最も終わっていた時期に読んでたらもっと喰らってたと思うけど、それはそれとして「本当」の田舎(本当に地図から忘れられているレベルの、田舎)から身ひとつで東京に来た私にはやはり遠い世界観の話である、という印象は変わらなかっただろうな、と思う。

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    2026年06月02日
  • 風を飼う方法

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    エッセイの方が好きだったけれど、小説もなんだか不思議な世界観で好きだった。
    特に弁当屋さんのお母さんとのお話。
    一人でふらっと見つけたお弁当が美味しくて、アルバイトをはじめる。というのはすごく「人生!」ってかんじがした。唐揚げほんと好きなんだな!と思う。私の大好物も、唐揚げ。小原さんとは、仲良くなれそうだーっ。

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    2026年05月23日
  • 風を飼う方法

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    ネタバレ

    けだるいわあ が好きだった。交わらない2人が交わるときに過去は過去になって、傷も癒えるのかなって。すべての商店街にあるちいさなお弁当屋さんにどんな生活があるんだろう…とつい歩きながら、凝視してしまったり。(田舎だからまだ個人のお弁当屋さん結構ある)
    風を飼う方法 があんまりだったかな…。恋愛でどうしようもなくなったことがないからなのかな?自分が。たぶんこの主人公に必要な時間は、何人もの人間の男じゃなくて、もっと1人でコアラを見る時間だと思う。途中にあった、母親に長生きしてほしいな、と思う瞬間と、だからこそ憎くなる瞬間がある描写がどきっとした。感情のバランスの均等をとるのは難しい。

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    2026年05月17日
  • 風を飼う方法

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    ネタバレ

    文章自体は好みだった。
    内容は、3人の女性の日常についてなのかな。
    全4節中3節目までは、離婚とかがあった彼女たちの鬱屈とした、しかしどこかに灯りを感じる描写を楽しむことができた。
    問題は4節目、妙に倫理観に欠けたことをしているなぁと思っていたら過去に彼女が受けたであろう仕打ちが仄めかされた。内容は気持ちの良いものでは全くない。この節でも確かにほんのり光を感じないでもない。でも生憎と私にはそんな内容に対する耐性なんてない。そんな描写が背景にあるとわかっただけで不快感が顔を出してしまう。相性が悪かった。
    とはいえやはり文章や表現は好きだった。『風を飼う方法』が自由を手に入れるための方法を暗喩して

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    2026年05月11日
  • 風を飼う方法

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    4本の短編が収録されてる。エッセイがおもしろかったので小説も楽しみだったのですがわたしにはすこし理解しづらかったかも。
    「けだるいわあ」のあけぼののお弁当食べてみたいな。「カリフラワー」みたいに雨宿りしながらお酒飲んでみたい。

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    2026年04月12日
  • これが生活なのかしらん

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    日常の切り取りが描写が言葉選びが自然ですらすら読めます。何も残らなかったような残ったようなら気はしますがなんとなく心地よさは残りました。

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    2026年04月05日
  • 風を飼う方法

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    小原晩さんの初の小説集。
    去年私が読んだ作品のなかで、特に印象的だったのが小原晩さんの「そこで唐揚げ弁当を食べないでください」で、心に残る言葉が多く描かれいて、
    この作家さんに注目してみようと感じました。
    本作を読んでみて感じたのが、エッセイのような
    小説だなと実感しました。
    小原さんが経験してきた思いが、小説に反映されているような気がします。



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    2026年03月23日
  • これが生活なのかしらん

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    「なんてことのない日常だな」と油断してページをめくっていると、いつの間にか他人の人生の『劇的なターニングポイント』のど真ん中に立たされている。

    小原晩さんのエッセイ『これが生活なのかしらん』を読み進めながら、私はずっと「どうしてこんなにも、ただの生活の記録に引き込まれてしまうのだろう?」と不思議でたまらなかった。だって、描かれているのは、本当にどこにでもありそうな、個人的でリアルな日々の風景ばかりだからだ。

    けれど、途中ではっと気がついた。
    彼女がなんてことのないような軽やかさで書き留めているのは、実は人生におけるすごく大事な分岐点ばかりなのだと。普通の人なら、もっと大げさに、ドラマチック

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    2026年03月22日
  • 風を飼う方法

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    小原晩の初小説。
    掴みどころのない登場人物たちと、抽象的な設定。それが魅力なんだと思います。
    ふわっとした夢の中のような短編集です。
    そのふわっとしたよくわからなさの中に、生きづらさや簡単には癒えない傷が含まれている。
    次作にも期待しています!

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    2026年03月20日
  • これが生活なのかしらん

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    ままならない日々の、とるに足らない出来事をつづったエッセイ集。著者の小原晩さんは、自費出版した『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』でブレイクした方。
    エッセイなので小原さんの実体験がベースになっているのだろうが、創作にも思えるようなふわふわとした読み心地が不思議だった。3人で暮らしたシェアハウスでの日々のことが、明るく温かくて好きで、もっと読んでいたかった。

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    2026年03月10日
  • これが生活なのかしらん

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    スーパーマーケットをふらふらしていると、ペヤングの超大盛りが目についた。私はそれを三つ買って帰り、黒のマジックペンで『すべてかどうでもよくなったときのためのペヤング』と書いてみる。P65

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    2026年01月29日
  • これが生活なのかしらん

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    難しい言葉が使われておらず、かなり読みやすいエッセイだと思う。

    小原晩さんの作品は初めて読み、文体のリズム感が特徴的で面白かった。

    美容師時代の精神的・肉体的な疲労感が伝わって来た。
    美容師時代のスティックパンしか食べてなかった食を意識する余裕のない時代から、ずいぶん食を楽しめるように回復されていて良かった。

    生活の一つ一つを、愛おしむ様な優しい表現も良かった。

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    2025年09月28日