二ノ膳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
建国を目指す高校生たちの物語の第3話
この巻は前回破れた衣料チェーン買収ののリベンジマッチ
相変わらず話のスケールがでかすぎてついていけない部分も多々あるが低調気味だった前巻のフラグをしっかり回収していて面白い展開だった
株式だとかTOBだとか実際の社会で行われていて、自分を含む一般人にはほど遠い話
普通の小説にしたらまったく読む気はしないだろうなぁ(笑)
でも、そこはラノベだからこそ伝えられる表現でうまく伝えることができていて心理描写もうまく描けている
終わり方も次を見据えての終わり方だし楽しみが残った
4巻ではギガスの暴走が見れるかなぁ(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ予想外に難航するEE買収。
マスコミに圧力をかけ革命部を窮地に追い込む右翼の大物フィクサーとの対決。
今回もスリリングです。
本の内容からは脱線するけど、件の大物右翼・海胴のキャラ設定があまりにはちゃめちゃで「そんな馬鹿な」と思っていたけど、まさか実在のモデルがいるとは。
著者があとがきでそう書いていたので興味をひかれ調べてみたところ、海胴の経歴は戦後日本の政財界のフィクサーとして君臨した児玉誉士夫からの引用でした。
旧海軍由来の巨額の秘匿資産、逆コース、CIAへの裏切り、全国の暴力団の統一、そしてフィクサーへ・・・
すごい人物もいたもんだ。
本編は最後で大笑いした。
次巻も荒れそうだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻の起業メインの話から一転、今回はPMC(民間軍事会社)での戦闘訓練から始まる。
途中、沙織の父親の会社を暴力団の詐欺から救うエピソードも挟まってビジネス色が薄れるけど、これらは全部今後の伏線になってました。
そして今回の見せ場の巨大衣料品メーカー・アクアスとの買収合戦に。
TOB、ゴールデン・パラシュート、ホワイトナイトといったおよそ普通のラノベではお目にかからない単語がぽんぽん出てくるけど、その都度簡潔に解説されてるし一つ一つがラノベらしくわかりやすい事例に当て嵌められていくのでとってもわかりやすい。
それにしても沙織がいい子すぎてずるいw -
Posted by ブクログ
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!頭を撃って自害しろ!」
みたいな調子の福山潤ヴォイスが聞こえてきそうなキャラですよね.
春日くんて.
春日くんが史上最年少の銀行頭取へ.
そしてどんどん集まる預金.
しかし高額な金利(2.1%)以上を稼がなければ即死してしまう.
そんな感じで5冊目ですよ.
毎回アレだ,怒涛の勢いで物語が進んでいくなぁ.
で,暗殺騒動の主犯だった海胴さんってツンデレですよね.
むしろキレデレ?
男のツンデレなんてベジータさんみたいじゃないか.
なんなんだろうね,莉音が昔の嫁さんに似てるのかしら.
それとも孫を可愛がりたい的なアレなのかしら.