あらすじ
革命前夜――革命部いよいよ建国のとき!
俺たち革命部が創設した新市場KKネクストを中心に、世界経済の景気は急上昇し、空前の巨大なバブルを引き起こす。その一方で、俺たちはKKネクストのインサイダーで稼ぎ出した莫大な資金を、次々と金銀財宝に変えていった。過去最大の世界恐慌が到来したとき、それら物質資産の価値は爆発的に激増するはずだからだ。やがて世界の崩壊が訪れる。その瞬間こそが俺たち革命部の建国の狼煙となるのだ。
ここまで来たらもう後には引き返せない。家族に別れを告げて、俺たちはそれぞれの覚悟を胸に建国の地となる猿島へと上陸した――。だが、世界は当然、建国など許すわけもなく、アメリカをはじめとする列強国は、俺たちの革命を史上最悪のテロ行為とみなし宣戦布告する。
前代未聞のビジネスライトノベルいよいよ怒濤の革命編へ突入!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界の中枢からのスカウトを突っぱねた革命部.
更に国際商業銀行という巨大なバブルを弾けさせ世界を大恐慌へ.
そして遂に建国宣言.
世界200ヶ国から宣戦布告を受ける.
人類の救世主から一転,人類の敵に昇格した春日恒太.
報道される虐殺数がウナギのぼり.
まだ誰も殺していないのにな.
結末まであと少し.
怒涛のペースで突き進んでおりますね.
そして皇帝陛下のハート強すぎだろ.
凄いわー.
凄まじいわー.
面白かったわー.
Posted by ブクログ
いよいよ物語の目標であった「建国」に向けて
具体的に話が動き出す巻。
基本的に経済面の話はいいんだけれども、軍事面に関して、
果たして猿島周辺に、民間船を装っていたとしても
異常な数の船舶を集めることってできるだろうかという
疑問が・・・・。
スクラップ前とはいえ、元空母とかも集めているし
さすがに元とはいえ、未所属な空母で浦賀水道に侵入
できるとは思えないというか。自衛隊も、在日米軍も
動くだろ、普通。
それに衛星からの写真で革命部の戦力分析して、巡航ミサイル
しか配備してないとわかれば
猿島直上からミサイル落とせば、世界の勝ちじゃね?
とか思ってしまうんだけど(迎撃できない)。
でも、それは事情を知っている読者の
視点だから感じるのであって、核を持った相手に迂闊な
攻撃はできないということなんだろうなぁ。
と、疑問もあるものの、話が一気に動き出す勢いで
物語に引き込まれたのも事実。
まぁドンパチ始まって、革命部が戦力を使い果たした
その後にどうするのかが、最後の楽しみなところでしょう。
うまく、まとめてくれる事を期待。
Posted by ブクログ
ついに革命が始まる。
次が最終巻なのかな・・どうなるのか先が読めないので非常に楽しみ。
経済と言うものの本質がわかりやすく書かれていると思います。
無論、誇張等多々あると思いますがw