泥ノ田犬彦のレビュー一覧
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勉強について行けず、バイトの仕事もうまくやれない、見かけはヤンキーの小林が、転校生宇野と出会う。宇野は自分がするべき行動をびっしりと書き込んだノートを大切に持ち歩いている。そのノートは宇野にとって命綱のような存在。
「人と同じように生活するのに工夫が必要な人もいる」は宇野の姉の言葉。
宇野との交流に...続きを読む -
この作品がどういう作品かを、ネタバレせずに誰かにお伝えするならば、
宇宙を歩くためには、どうすれば良いんだろう。
そう悩み続け、時に泣き、時にうまく行き、時に怯え、時に救われる。
そういう第1巻です。
また作者のあとがきにある様に、このストーリーはテーマの一部を言語化せずに進みます。
その言語化...続きを読むPosted by ブクログ -
以前、ダ・ヴィンチで紹介されていた時から気になっていた本。レビュー読んで、う〜ん、どうかなぁと購入を迷っていたら、2024マンガ大賞受賞とのことで、書店で平台展開されてたので、エイヤッと購入。
早く買うんだった。とても良かった。
久しぶりに、悲しくてではない涙を流して読んだ。
小林くんは、ヤンキー...続きを読むPosted by ブクログ -
生きにくい2人が出会って変わっていく、物語。できないことは、できないって認めることほど難しいと改めて感じた。切なくも、暖かくて、優しい物語でした。匿名
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心が温まる
ヤンキー×真面目君
みたいな構図って漫画でも小説でもドラマでもよく見るけど、やっぱり好き
特に、バイトの件好きだった
分からない事を、分からないままやってしまって叱られた経験、自分にもあるなぁとか
安心して休憩入れない経験あったなぁとか、懐かしく思う気持ちと、こうすれば良かったのか…...続きを読むPosted by ブクログ -
周りと足並み揃えて生活することは、人によっては広くて何も分からない宇宙を歩くのと同じで、そこから逃げることなく自分なりに努力して周りに迷惑かけないで生きようとしてる宇野くんに勇気を貰いました。
2024年のマンガ大賞に選ばれたけどとても納得がいく作品。
多くの人の人生をいい方向に変えられる作品が生ま...続きを読むPosted by ブクログ -
マンガ大賞受賞作ってことで。まだ1巻だけ、ってのも入っていき易くて嬉しい。根底には似たところのある凸凹コンビの設定が絶妙で、自分の中の偏見と向き合う促進力にもなる。圧倒的求心力で物語が走り始めただけに、キャラも含めて先輩登場以降がやや弱く、先細りしないことを願う。当面は読み続けるけど。Posted by ブクログ
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好きなゲーム実況者の牛沢さんが推していたので、マンガ大賞ということもあり、手に取りました。
宇野くんと小林の友情に、不器用にも"宇宙"を歩こうとしていく姿に胸をうたれました。
あとがきに、時代設定が「平成」であることと、テーマの一部を言葉にして明示していないことが書かれていて、なるほどなと思いました...続きを読むPosted by ブクログ -
思わず泣きそうになった。
こんな優しい世界は夢物語かもしれないけれど、
私の知らない何処かで現実に起こっていてほしいなと思った。
子供から大人になる過程で人前で泣かないってだんだん学んでいく、でも宇野は早くからそれを学んだんじゃないかと思う。泣きたくなる場面も他の人よりたくさんあったと思う。
...続きを読む -
仕事上で簡単なことでもうまくいかず涙がこぼれそうになった経験があったためとても共感しました。
しかしそこで折れるのではなく一本踏み込む勇気を見せてもらい、自分ももう少し頑張れそうな気がしました。匿名 -
誰しもが当たり前にこなしたり、生活していることから、自分だけが出来ないと感じてしまうけど、生きづらさを言語化して自分の出来ないことを受け入れて改善して生きてみようと思える作品です匿名
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「生きづらさ」と向き合う、克服する、共存して生きていく。高校生という多感な時期に、各々が違う「生きづらさ」を持つ系統の違う2人が友情を深めていく。
良作になる予感。Posted by ブクログ -
"苦手が多くて生きづらい"
と感じるあなたに必要なのは
無責任な「がんばれ」ではない。
とにかく横にいてくれる少しの友人と、
テザー(=命綱)があれば、
あなたはやっていける。
自分の手で子どもを守るだけじゃなくて、
心強い命綱をたくさん持たせてやれる大人になりたい。Posted by ブクログ -
アトロクのpodcastで紹介されているのを聞き、試し読みしたところ
刺さる内容だったので、購入した。
ふつうに生きるだけで難しいと感じている人に読んでほしい。 -
えすごく良い!!
自分ができることと苦手なことわかってるだけでもすごいし、こんなに良い友だちができて、良い友だちだと思える心も素敵✨Posted by ブクログ -
「あなたをずっと前から身近で心配してたのに、お互いきっかけがなくて悩みを共有できず、でもきっかけがあったのでポッと出のキャラには悩みを簡単に共有して簡単に心を通わせてずるい!」という、いわゆる「自分が最初に〇〇だったのに」的展開はいつも興味深いおもしろさがある。どうしようもないが、どうすれば良かった...続きを読むPosted by ブクログ
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2桁の割り算につまづいてから、沢山のものを投げ捨ててしまった大和と、分からないことが起きてしまうと混乱してしまう啓介、二人の男子高校生が出会い、少しずつ変わってゆく話。
こんな人にオススメ:
・世の中で自分だけがダメな人間に思える人
・綺麗な理想だけでは生きるのは難しいけれど、技術と工夫はその支えに...続きを読む -
皆が思う「普通」ができない人たちが居る。
色んな形の、その人なりの普通がある。
みんな一生懸命、人生を歩もうとしている。
そんな事を感じる一冊。 -
とにかく可愛い。ずっと見守っていきたい作品です。
今年一番のお気に入りになりました。 -
生きづらさを抱えながらもそれを工夫してどうにかしようと頑張っている姿が良いです。
ヤンキーの小林にも良い影響を与えていて友情っていいなと思います。