泥ノ田犬彦のレビュー一覧
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購入済み
視点を変えて再読も面白い
宇野くんと小林くんの生きづらさに共感したりして読んでますが、望月くん視点で読んでも面白い。
頭の回転早くて手先も器用な望月くんからしたら、小林くんのミスが想像に及ばなくて、「なんで?」と聞いてしまう。責めるというより、自分の中に答えがないので聞いてしまったのかなって。
お互いに認め合って向き不向きや適材適所で頑張れるバイト仲間になっていきますように。
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ネタバレ 購入済み
生きてるだけで努力してる
社会人なので人間関係やらコーチングやら書籍を読むことがありますが、あくまで相手に配慮するための想像に留まるので自分の視点から抜け出せないんですよね
でもこの本はタイプの違う悔しさや寂しさを、キャラを通して体感するので、すぐに解決できないけど常に努力してるってことを自分の心に刻めるんだと思いました
今はSNSで具体的に苦手な作業を分析してる記事を見かけますが、本作は平成モチーフですがこうしてみると一昔もふた昔も前の時代なので社会がまだきっと理解が追いついてなかったと思います
こばも宇野もこのタイミングで出会えて本当に良かった!2巻も涙止まらなかったー!!
特に2巻は宇野の心情描写がグッときま -
購入済み
みんなに読んでほしい
勉強について行けず、バイトの仕事もうまくやれない、見かけはヤンキーの小林が、転校生宇野と出会う。宇野は自分がするべき行動をびっしりと書き込んだノートを大切に持ち歩いている。そのノートは宇野にとって命綱のような存在。
「人と同じように生活するのに工夫が必要な人もいる」は宇野の姉の言葉。
宇野との交流によって、小林も変わっていく。
キャラクターの多くが何らかの問題を抱えていて、それらの問題は多分完全に解決するのは難しいけれど、それでもみんなが少しずつでも楽に生きられるようになればいいなと思う。
たくさんの人に読んでほしい。 -
ネタバレ 無料版購入済み
生きづらさ
生きづらさを抱えながらもそれを工夫してどうにかしようと頑張っている姿が良いです。
ヤンキーの小林にも良い影響を与えていて友情っていいなと思います。 -
ネタバレ 購入済み
杖となり光となり導きを得る
SNSで知り初めて読んだ時に、無料で読ませてもらうだけじゃいけない。先生が描きたいだけ描けるように購入やレビューという形になる応援がしたいと思ってました。
宇野くんの怖くてもひたむきに歩みを止めず、1歩ずつ踏みしめる姿に涙と勇気をもらってます。
小林くんの弱さを認めて、前を向き1歩を踏み出す力に共鳴しています。
天文部の先生も先輩も2人の成長にどう響き導くのか楽しみです。(先輩も感化されて前向きになれますように)
私も上手にまっすぐ歩けなくて、後退する事があるので、この作品の良さに共感したり励まされています。もっと多くの人に読んでもらいたい作品です。