泥ノ田犬彦のレビュー一覧
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購入済み
考えさせられる作品
2024マンガ大賞で大賞獲得していたのでとりあえず一巻購入。他のレビューにもあるとおり、確かに優しい世界で色々考えさせられる作品。
人には必ず何らかの欠点がある。喧嘩が強くても頭が悪いとか、逆に頭が良くても運動神経がないとか、要領悪いとか、コミュ力乏しいとか…挙げればキリがない。自分とは違う、自分ができることができない人を見た時に、違う、気持ち悪い、ウザいと拒絶するのではなく、一旦、そう言えば自分もこれができないよな…と立ち止まって考えると同じ人間なのだと認識できる。皆がそうすれば争いや差別は生まれない…そういうメッセージを感じた。ただ、言うは易し。現実はそう甘くない。結局、関わった人もいじめ -
無料版購入済み
90ページまでの試し読み。うぅ、すでにいい話。ここまで読んだ所で宇野はADHDかASD持ちの人の感じらしい。小林はそうじゃないけど二人とも「周りと遅れてる」と認識されて、お互い迷ってる。「工夫が必要」まさにこれ。小林が勇気を出して宇野みたいにメモを取って、ちょっと楽しさを取り戻した気分になって、よかった。
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購入済み
何度でも読み返したい
絶対に泣いてしまうから明日誰にも会う予定がない日に読みました。そうしてよかったです。尋常じゃない量の水分がでました。自分のことが書いてあると思う作品は今までだってあったけど、この作品はこの先もきっと生涯私のなかで何度も読み返す宝物みたいな作品になると思います。もうすでに何度か読み返して勇気をたくさんもらっています。宇野くんや小林くんみたいに学生でもなく、かなり大人な私でも、いまだに日常生活のいろんな場面で怖くて恥ずかしくて泣きたくなることがあります。諦めたくないって自分と向き合う宇野くんがまぶしくて、そんな宇野くんをかっこいいと思って頑張れる小林くんもかっこいい。私もまだ諦めずに頑張りたくなり
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Posted by ブクログ
美川先輩も先生も、人間味あっていいよな
人間関係は受け取る側と
発する側がいて100になり得るもの。
それこそ相手に怒っているときに
自分ひとりで怒りを解消しちゃうの、
自分もさみしいし
相手にもなにも伝わらなくてさみしかったりする。
発することで、かたちを変えることたくさんあるよな。
まだ知らないことがたくさんある怖さも、
たのしみも、宇宙から見たらちっぽけであることが
プラスになることもさみしくなることもある。
「ホッとするなあ」という小林くんの気持ちがとてもよかった。
三巻まで読んでおいてなんだけど
正直絵柄があまり好みでなく離脱しそうな気配……
たまたまこれを読んだ直後に映画『夜