キム・ホヨンのレビュー一覧

  • 不便なコンビニ

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    初!!!韓国の作家さんの本を読んだ。
    すごく面白かった!!!
    トッコさん、元ホームレスで店員さんはもちろん、あまりよく思ってない人間もいるが接していくうちに、トッコさんの真の温かさに触れ、皆がトッコさんを認めていくというか、助けられるというか。。。
    温かくなる物語ばかりだった。
    コミュ障のおじさんかと思っていたけど、トッコさんの素性が知れたり。。。
    でも、賢くないと人を魅了できないよな〜とも考えさせられた。
    すごく面白くオススメです!

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    2024年12月31日
  • 不便なコンビニ

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    不便なコンビニ「ALLWAYS」にまつわる人々が各編でそれぞれの視点になって話が展開していく。
    一旦社会と分断したような正義感のある認知症ホームレスの独孤がコンビニ店員としてまた人との繋がりを大切にし、周りの人々に影響を与える。そして、自分は何者なのか、この先どうしていくのか、最終章でまとめられている。

    とても読みやすく、それぞれに感情移入しながら楽しく読めた。
    特に「おにぎりの効用」の最後が好きだ。
    韓国に行ったらチャム・チャム・チャムをコンビニで買いたいと思う。

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    2024年12月30日
  • 不便なコンビニ

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    2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位

    興味引かれるタイトル。
    記憶を失ったホームレスのトッコ氏は腕っぷしがよく、知能が高く、正義感が強く、一体その正体はなんだろうとわくわくした。
    トッコ氏が迷えるコンビニ客?に寄り添い、店主のヨムさんから受けた厚意をじわじわと広げていくような温かさを感じる物語
    作中に何度も出てくる氷入りのトウモロコシひげ茶が無性に飲みたくなった。

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    2024年12月09日
  • 不便なコンビニ

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    ラストのトッコ氏の語りの部分がこれまでのエピソードと比較すると読みづらい印象でしたが(内容的にも語り口も「思い」雰囲気でしたので)、一話完結型のストーリーはまるでテレビドラマを見ているようでした。
    と思ったらドラマ化の話もあるようです。

    人は誰しも自分のことが一番大切ですし、自分の思うように他人にも動いてもらいたいと思っています。他人の考えていることを100%理解することは不可能ですし、そういった社会の中で生きてゆくためには思いやりが不可欠です。

    トッコ氏がコンビニで働くようになった経緯もそうですし、コンビニの利用客や同僚が抱える悩みを一つひとつ解決してゆく中で描かれていく人と人とのつなが

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    2024年12月07日
  • 不便なコンビニ

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    「記憶喪失のホームレス」に、惹き込まれた。
    コンビニで働くそれぞれの人たちの視点から
    独孤氏の過去が繋がっていくのが面白かった。

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    2025年08月24日
  • 不便なコンビニ

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    ネタバレ

    韓国の小説(翻訳)は初めて読んだ。
    日本以上に広がる貧富の格差社会の中、小さなコンビニで広がる群像劇物語。

    映画『パラサイト 半地下の家族』にテーマは近い。
    映画はサスペンスだがこちらの小説はほのぼのハートフルストーリーなので安心して読める。

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    2025年08月01日
  • 不便なコンビニ2

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    1だけで終わっててもよかったかな。
    だけど、2があるとドラマや映画になったら面白いだろうなぁと思う。

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    2025年06月20日
  • 不便なコンビニ

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    ソウルの下町でコンビニを営むヨムさんはある日無くした財布入りのポーチを拾って悪漢から守ってくれたホームレスの男を自分のコンビニの深夜帯のアルバイトとして雇うことにする。独孤(トッコ)と名乗るその男は初めこそ慣れない仕事でたどたどしかったが、すぐに手順を覚え誠実な働きで店に馴染む。
    不思議な魅力のある独孤と周りの人達の日々を描いた作品。韓国小説は初めてだけど思ったより違和感なく読めた。

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    2025年05月08日
  • 不便なコンビニ2

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    ネタバレ

    1を読む機会がなく、2から読み始めてしまいましたがとても面白かったです!
    たかがコンビニ、されどコンビニ。
    コンビニはどこにでもあるけれど、そこで働く人はそれぞれ違う人で、いろんな過去を持っている。当たり前のことだけど、あらためて気付かされました。
    クンボさんの少しおせっかいだけど朗らかな性格によって、コンビニに関わった人たちがたくさん救われた。クンボさんはコロナ禍で希薄になった、人と人を結びつけるような存在だなと思いました。みんな何かしら心に抱えているけど、コンビニを訪れてクンボさんとはなして少し心がほぐれていく。
    でもそのクンボさんがコンビニに来てくれたのは、オーナーのヨムさんの日々の努力

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    2025年04月20日