キム・ホヨンのレビュー一覧

  • 不便なコンビニ
    記憶を失ったホームレスの店員とコンビニオーナーの女性、店員さんやお客さんとの心温まる物語。
    本当に優しくて、温かくて、こんな風に誰かを助けたり救うことができたらいいなと思いました。
    最高に素敵なお話でした。

    「考えてみれば、家族も人生という旅で出会った、お互いの客ではないだろうか。貴賓であれ、招か...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    どこかにありそうで、でもどこにもなさそうな、ファンタジーよりも得難いあたたかい空間だった。コンビニの外のテラスに座って、ラーメンとキンパをふうふう言いながら食べて、誰かと感想語りながら소주を飲みたい。いまは寒すぎて死にそうだからこの冬をなんとか超えたら。

    いつでも再起可能!ってほどに世の中はうまく...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    読んでみると、韓国でベストセラーになるのがよくわかる素晴らしい作品。コンビニとつく本にハズレはないのかも。

    スラスラ読めた。韓国語は日本語よりも具体的な表現をすることが多く、日本語に翻訳されると、かなり表現が豊かな部分があり、独特な言い回しが面白かった。

    登場人物にリアリティがあって、日本人の自...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    コンビニオーナーが落とした貴重品の入ったポーチを拾ったホームレス。
    入っていた手帳から連絡して繋がりを持ったことからオーナーのコンビニで働くことになったホームレス。
    彼にはお酒が原因で記憶がなかったのだがコンビニで働くにはお酒をやめることが必須だった。

    彼は公務員試験を目指すアルバイトの若者から仕...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    ひょんなことからコンビニの深夜アルバイトをすることになったホームレスの男性と、深夜のコンビニに買物に来るお客さんたちの出会いの物語。
    性別や年齢を問わず、誰もが受け入れられる幅の広いお話で、挫折した人たちが再起する物語。
    結局、生きることは人間関係であり、人間関係とはすなわちコミユニケーションだ。幸...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    初めての韓流ノベルに手を出してみました。「不便なコンビニ」ってタイトルに不穏を感じるこの響き、店員と会話することなく軽く頷くだけで買物できるのが便利なコンビニ。クレーマーや万引き少年のほうが積極的に店員と会話してる気がして、コミュニケーションって相手を攻撃したり不快をもたらすだけのツールになってやし...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    ソウル駅近くのコンビニを舞台にしたヒューマンドラマ。独狐氏とコンビニのオーナーの運命的な出会いから始まり、最後は独狐氏視点でのストーリーの反芻、そして、自身の人生を再起動するまで、走馬灯のような展開が新鮮。
  • 不便なコンビニ
    ─── じゃあ……トウモロコシひげ茶を飲みなさい

    とあるコンビニで働く人やそのコンビニに訪れる者たちを描いた物語。
    最終章ALWAYSで描かれる独孤の過去やこれからはオーナーと共に背中を押したくなるようなそんなじんわりとあったかい気持ちになり、また少し勇気が貰えたような気もする。
    1番印象に残って...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    帯に「Kヒーリングの傑作」とあり、いつもはしんどい韓国文学ばかり読んでるので。タイトルも秀逸だと思う。お客もまばらなコンビニに集まる風変わりな人たち。あるあるだなぁと。
    『人生とは人間関係だ。人間関係とはコミュニケーションだ』と独孤さんは言う。
    そのとおりだと思う。
  • 不便なコンビニ
    こんなコンビニが一軒くらい、あっても良いかもしれないよね?

    ☆山海珍味弁当
    ☆クレーマーの中のクレーマー
    ☆おにぎりの効用
    ☆ワン・プラス・ワン
    ☆不便なコンビニ
    ☆四本で一万ウォン
    ☆廃棄商品だけど、まだ大丈夫
    ☆ALLWAYS
  • 不便なコンビニ
    大事な物がたくさん入ってるポーチを落としてしまったコンビニのオーナー。
    拾ってくれたのはホームレス。
    そして人情深いのかオーナーはホームレスを自分の店に雇う。
    彼が来てからのコンビニの悲喜こもごも。
    コンビニで働く人やお客さんの思いがいろいろ変化していく。
    その中で彼もちょっとずつ記憶が戻ってきて・...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    韓国ソウルの片隅にあるコンビニエンスストア『ALWAYS』。ひょんなことがきっかけでオーナーは『孤独』さんを雇うのだが…物語の鍵は『孤独』さんの過去。『孤独』さんの真っ直ぐな優しさがいい。
  • 不便なコンビニ
    コンビニは便利な店の意味なのに、不便なコンビニ(불편한 편의점)とは…。ソウルの青坡洞にあるコンビニのオーナーであるヨム・ヨンシクは高校の教師を定年退職した後、亡夫の遺産でこのコンビニを開いた。長女は結婚して堅実な生活をしている。長男は離婚して何度も人生に失敗している。このコンビニを売って自分の事業...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    とても温かくて万人に愛されるような物語。
    私自身がコンビニの経営側の人間を8年くらいやっている身なので、韓国のお話とはいえとても共感ができて親近感を持って読めた。

    コンビニという老若男女誰もが24時間利用できるコミュニティーは大変でもあるがなかなか面白い人間模様に触れることができる本当に変で特殊な...続きを読む
  • 不便なコンビニ
    最初は青山美智子さんみたいだなぁってホッコリしてたら最後の「ALWAYS」で一変、韓ドラになった。独孤さんはミュージシャンの秦基博さんかKing Gnuの井口さん(10年後の)のイメージ。生きることは人間関係かぁ。そうだよな。あと、トウモロコシひげ茶飲んでみたい