澤上篤人のレビュー一覧
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社会人になって10年ほど経過した、今から20年程前から株式や投資信託を購入してきましたが、日本円で計算すると計算すると収支トントンで、良い勉強にはなりましたが資産は増えることはありませんでした。
5年ほど前に、もう投資はやめて地道に積み立て貯金しかないのかなと諦めかけていたところ、この本の著者である澤上氏の本に出会いました。証券会社に勤務されていて、これからのファンドを社内で作ろうとしたらそれが叶わず、だったらということで自分で会社を起こして、自分の理想にあったファンドを作られたという内容でした。お陰さまで、私が体験した投資信託で唯一と言っていいほど、プラスの実績をあげています。
この本は -
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東京五輪が終了しました、そして雨のため順延が続いていますが、夏の高校野球も始まりました、その後にパラリンピックがあって、プロ野球の日本シリーズでしょうか。
コロナ禍で自粛ムードとはいえ、お祭りムードとは正面切って言えないにしても、見たくないものを「コロナ・ワクチン・大雨情報等」で覆い隠しているような気がしているのは私だけでしょうか。
東京五輪を開催するのに多くの追加費用が必要となりました、誘致の時に言われた「スリムなオリンピック」はコロナ対策という名目で誰も文句を言える状態でなく、その上、無観客にしたので当てにした収入も大幅に減少して、この決算が明らかになるのは今年の年末頃でしょうか。
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ここで書かれてある投資手法は
1.5年10年スパンで見て応援したい企業を探す
2.その企業の株を、暴落相場の時に買いを入れる
3.あとは5年、10年とのんびり待つ
4.景気が上昇段階に入ったら保有株の一部を待つ
日頃の値動きなんか気にしない。世の中の景気見通しなんて気にしない。そんな投資スタイル。
著者曰く、その理由は不況は永劫続くものではない。人々はどこかで「このままではマズい」と思って努力をし、どこかで好転に持っていくものだからと説く。(かなりかいつまんでスミマセン)配当狙いの自分のスタイルはここでいう1〜3なのだが、今のところは細々とプラスになってくれている。むしろ細かな値動きに応 -
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この本は「さわかみ投信」を立ち上げた澤上氏が前半を担当し、大部分を占める後半は、長期投資を活用して、ついには「ファイナンシャル・インデペンデンス=通常の生活を送るためのお金に困らない状態」を達成した、または達成しつつある、普通の人達を紹介しています。
ファイナンシャル・インデペンデンスは、私が以前にシリーズをほぼ読み終えた、ロバートキヨサキ氏が別の表現(経済的自由人)で紹介していましたが、そうなるには、ビジネスを持つ、という私にとっては大きなハードルを伴うものでした。
それに対して、この本で説かれていることは、長い時間を味方にする、素晴らしい会社の株式を選んで購入する株式投信を「毎月、ここ -
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ネタバレ・長期投資といっても、応援銘柄を選び出し、年数回ある暴落相場で購入し、上昇相場で売りを繰り返すことで、コツコツと利益を積み上げる方法。もしくは、そういう銘柄を選ぶアクティブファンド(さわかみファンド等)への積立投資を薦めている。
・逆にインデックスファンドには否定的。理由は、現在の金融緩和により低金利で金余り状態が解消されると、低金利でやりくりしていた企業が淘汰されることで、市場全体の株価の足を引っ張るため。
・直販投信で投資信託の安いファンドを分散投資に組み入れることも考慮した方が良いかも。
・真の投資とは、社会全体が豊かになり、みんながその恩恵を受けることが出来ることを目指している企業を応 -
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実体験の中で最も優れていると悟った資産運用法を世の中に広げるべく、サワカミファンドを設立して、素晴らしい結果を出し続けている会社の会長さん(澤上氏)が書かれた本です。
社会人になってそろそろ30年、数々の資産運用方法を試してきましたが、私の経験から言えるのは「毎月一定額をコツコツ貯める」のが一番だということです。コツコツと何を貯めるのが良いかは難しいところですが、この本の著者の澤上氏は、彼が選んだ複数の会社の株ということになります。
近い将来に日経平均が下がることがあるかもしれませんが、全ての会社の株式が下がり続ける、というのは想像しにくいです。それなら良い会社はプロに見つけてもらって、彼 -
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相場の『逆張り』ではなく時代の『先取り』をする銘柄を見つけようとするな。世の中の流れを見よう。
確かにその通り日々の生活の中で気になるものを探し追求する。
自分は逆張りばかりで儲けようとし過ぎる。大きな視点で見よう。
資産を構築する上で損しても納得の出来る投資は重要。
『推』と『論』これをしっかりやればいい銘柄見つかるというが、これをするには凄く知識が必要。気になるテーマを見つけて深掘りが必要。
『推』はイマジネーション。社会がどう変わっていくかを考え抜く。発想は自由、飛躍すればするほど良い。ドンドンイマジネーションを広げる。
書き方はドンドンアイデアを出し、書きなぐる。〔単語のみ、文章 -
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国債が暴落するという本を初めて読んだのは新入社員の頃だったので、もうかれこれ30年位経つと思います。国債発行額がGDPの2倍に迫りそうな勢いですが、いまだに金利は上がらず、最近ではこのような本はあまり見かけなくなったような気がします。
そんな私がこの本のタイトルを見て興味を持ちました。確かに今まで国債を購入してきた市中銀行が手持ち国債を売り始めて、その代りに日銀が自分で購入している様子で、状況は変わりつつある様に思いますので、これからの国債の動きには注意が必要かもしれません。
この本の著者は、国債が暴落して、その結果として生じる「日本円の信用下落」に備えてどのような手を打っておくべきかにつ