【感想・ネタバレ】10年先を読む長期投資のレビュー

あらすじ

国も会社もあてにならなくなった今、自らの腕で資産運用に励む以外に道はない。「預貯金しかしたことがない……」と悩む人でも大丈夫。「長期投資」なら目先の相場に一喜一憂せずに取り組める。将来、社会に貢献しそうな企業を選び、暴落時に株を買い、あとは値上がりを待つだけ。長期投資一筋30有余年、独立系ファンドのベテラン・ファンドマネジャーが一から教える、目からウロコの資産運用法!

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澤上さんの投資哲学が述べられています。長期投資とは何か、どうやって実践すればよいか、どんな意義があるかなど、わかりやすく説明しています。
特に、不況期に株式を購入することによって景気の下支えができる、投資家の社会的役割に関し述べている部分はぜひ熟読していただきたいです。個人的には非常に感銘を受けました。

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2011年07月12日

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ネタバレ

さわさみ投信代表取締役社長の澤上篤人さんの本です。

澤上さんといえば長期投資というくらい長期投資の世界では有名な方です。



相場を追いかける後追い型の投資ではなく、

暴落時に喜んで買いを入れられる投資スタイルを提唱しており、

暴落時に買う銘柄を平時に選んでおくべきだといいます。



とはいえ、暴落時に買うのは本当に度胸が必要です。

下がっている途中に買いを入れるため

買っても買っても下がり続けるなかで、

なぜこの銘柄を買ったのだろうと自問自答することになります。

明確な理由があれば待っていればいいのですが

理由があいまいだと暴落相場では耐えられません。





澤上さんが言っていることは結局人生にも同じように当てはまるような気がします。


誰からも評価されていないときから応援してきた人が

何かのきっかけで花開いたときの喜びといったらないでしょう。


またスキャンダルや不祥事など必要以上に価値を下げるようなことがあれば、そういうときこそ応援してあげるのがファンというものです。




マネー哲学=人生哲学


と言われますが、

自分にあった投資スタイルを見つけるためにも一度澤上さんの本は読んでおいて損はないと思います。

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2012年09月20日

Posted by ブクログ

すこしアクティブについてわかった。ただFOFを薦めているのはちょっと考えてしまう。

☆いい企業の見分け方(付加価値分析)
※付加価値=経常利益+経費(人件費、賃借料、減価償却費、支払利子、事業所税、租税公課など)
いい企業:付加価値が3,5年継続的に増加&経費の比率が減少
5~10年の分析を2,30社で行う。。。。骨が折れるけどなるほど、と思う。

基本は景気の波を利用して、底でいい企業だけ買って加熱中のときに一部売りぬけ、とのこと。
買い時:暴落時(2,3回/年)、不況真っ最中、夏休みの夏枯れ相場時
売り時:景気回復期の過熱気味の時、相場で買い人気が出始めた時、世の中が景気づいていると自分が実感した時

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2010年01月28日

Posted by ブクログ

澤上さんの話は常に金儲けではなく社会作りに貢献するための投資といった印象を受けます。
投資を単なる金儲けの延長とするのではなく、投資を通じて将来有望な芯のある会社を買う。
それによってカッコいいお金の働かせ方を実現することの大事さを教えられます。
長期投資のコツは聞いてみれば誰にでも実践できることです。一番の障害はすぐに儲けたいという欲望です。これに打ち勝てれば誰にでも長期投資はできると思いました。
将来を見据えた投資や社会のためになる投資を望んでいる人は是非読んで欲しい一冊です。
単なる金儲けの投資しかしらない人にとっては目から鱗の話だと思います。
また著書では投信に対する考え方、良い投信悪い投信の見分け方も記載されています。
是非参考にして欲しいです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ


1. 10万円ほど用意
2. 新聞インターネットで投信をチェック。手数料が高いものをはずす
3. 運用期間の限定や継続投資できないモノは、はずす
4. 運用している純資産額が安定している投信に、1万円ずつ、10本買う
5. 長期投資を運用方針とし、真に投資家のお手伝いをしようと姿勢がみつかれば継続投資

・巨大投資ばかりでなく、上記1.〜5.に合うところを決める


○紹介
・ありがとうファンド
・クレディセゾンのインデックスファンド

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2019年05月06日

Posted by ブクログ

昨年末、株をはじめた。しかし、株は知らない言葉がたくさん出てきてよくわからん。よくわからんから、何冊か本を読んで勉強しようと思い、本書を取り合えず読んでみた。 この本は、言葉の解説集ではない。従って、私のような「株の用語を知りたい」モチベーションで読んでも意味がない。が、素人には打ってつけの本とも言える。素人は、まず何をどういう基準で買っていいのかよくわからない。買ったらいつ売っていいか分からない。これをわかり易く、素人にも出来る方法で教えてくれるのが本書である。 デイトレードにあくせくすることなく、気長に待つやり方はサラリーマンにも実践できる。なるほど。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

あとがきで筆者が書いてるように、内容的には入門編な感じ。そういうのを求めて手に取ったから、自分的には十分満足。他の本とかも読んでて、長期投資に興味が出てきてたこともあって、書かれてある内容にも結構納得させられる部分が多かった。自分のところのファンドをそこまで喧伝してない姿勢も好感が持てたし。資産運用に当たっても、参考にしたい書籍だと思います。

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2012年11月11日

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最近マメに読んでいる投資信託の本でもよく紹介されている「さわかみファンド」の代表者による著作。
株式は長期投資が絶対で、やたらと売り買いするものではない、というのが本書で繰り返しされている主張。詳しくは知らないがウォーレンバフェットの考え方に共通するところなのだろう。
小心者の私はどこまで耐えられるか?
ただ売ってもいいケースとして会社の理念が株式購入当時と乖離した場合というのがあった。これは今は頻繁に起きてるんだろうと思う。選択して購入してそのまんまというわけにはいかないだろう。売らなくても対象企業の動向を観察しておく姿勢は重要だと思う。

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2012年09月02日

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著者はさわかみ投信株式会社の社長。前半は長期投資の考え方、後半は長期投資の実践について、非常に分かりやすく書かれている。

株式投資については、10年後も社会に貢献していそう、自分が応援したい、という基準で企業を選ぶことが基本的な考え方。そして、暴落時にその企業の株を購入して待つだけ。

また、企業の方針が変わって嫌いになったというような「縁切り」はあっても「損切り」はないという考え方が非常に興味深く、株式投資への敷居が低くなるような印象を受けた。

「投資」と聞くとどうしても「投機」も一緒に思い浮かべてしまうが、投資≠投機(差益を狙った短期投資)は明確だ。自己投資と聞けばほとんどの人は長期をイメージしますよね。

「投資は長期だ」ということを当たり前に考えられたら、もう少し幸せに生活だできそうな気がします。

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2012年01月08日

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ネタバレ

株式投資に関する本ですが、目先の利益をどう稼ぐかというような
投資についてではなく、最低でも10年先、本当は20年も30年も先
のリターンをじっくりと待つ長期投資について解説した本です。
何十年も待つというと、森づくりに近い時間感覚で実感がわきにくい
かもしれませんが、著者の澤上氏が運用する長期投資型の「さわかみ
投信」は、既に10年の歴史を積み重ね、12万人以上の会員を集めて
います。長期投資の支持者は、じわじわと、着実に増え続けているのです。

井上は氏のお金や投資に対する考え方に大変共感しています。加え
て、金融のスペシャリストならではの経済分析の鋭さや世の中の読
み方にはいつも敬服させられています。何より、思考がポジティブ
であることが素晴らしい。それはお人柄にも表れていて、実際にお
会いしたこともありますが、ちょっと真似できない、素敵な笑顔を
する方です。

本書の主張は明快です。預貯金ではもう将来の備えにならないこと。
長期では株式投資が最も安定して高収益を得られること。従って、
これからは長期投資が財産形成の柱となること。特に、これから到
来するインフレ時代において、長期投資はその真価を発揮すること。

今、日本に生きる私達が直面している課題は、成熟社会をどう生き
抜くかということに尽きます。人口減少と経済の停滞は、平安時代
と江戸時代に続く3度目の経験です。過去2度の経験に共通するの
は長い安定と文化の発展ですが、3度目も同じように成熟した時代
となるのか、それとも、未曾有の大混乱の時代になるのか。それは
私達がどんな社会を思い描き、どう行動するかで決まるのでしょう。

澤上氏は、長期投資によってファイナンシャル・インディペンデン
ス(経済的自立)が見えてくれば、お金を社会に還元しようとする
人が増えるだろう、と言います。それは利己よりも利他が優先する
社会です。そう考えると、長期投資は成熟社会を豊かなものにする
ために、欠かせないものなのかもしれません。

成熟社会を生き抜くための方策をお金の面から真面目に語った本で
す。是非、読んでみてください。

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▽ 心に残った文章達(本書からの引用文)

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これまで「預貯金は財産づくりの柱」と信じてこられたのは、預貯
金の構造によって財産が目減りしていく以上に、私たちの給料の増
加するスピードが早かったから。ただそれだけの理由です。

生きにくい時代になったとは、私は思いません。会社や国がなにも
かも面倒をみてくれた、これまでの時代が幸せすぎただけです。

自分もがんばって働くが、自分のお金にも働いてもらう--自分と
お金の働きとが強固な二人三脚を組んで暮らしの基盤を固め、老後
への備えをするのが、成熟経済のなかを生き抜く方法です。そして
それは、よくいわれる「預貯金から投資運用へ」ということの本質
でもあるのです。

長期のゆったりした投資運用で「お金にも働いてもらう」というこ
とは、「お金に働きがいを感じてもらう」ということです。お金を
ガツガツ働かせようと、お尻をひっぱたいてもだめです。(略)お
金が疲れきって、かわいそうです。

複利の効果が財産づくりのカギです。

長期投資の世界では、目先の相場や景気の動向を無視してしまう半
面、景気の「大きなうねり」を先取りしようとします。「うねり」
をわかりやすくいうと、経済が好況→不況→好況→不況・・・と繰
り返していくサイクルの波のこと。この「うねり」が長期投資にと
って、花や野菜を育てるときの「自然の営み」と同じほどに絶対的
なものです。これを先取りしていくことが長期投資家の基本中の基
本なのです。

ある程度の財産づくりがみえてくると、そこから先の人生にたいす
る安心感のようなものが感じられるようになります。自分はもう生
涯にわたって、お金にかんする不安から解放されたのだという意識
を持てるようになる。このような状態を「ファイナンシャル・イン
ディペンデンス」(経済的自立)といいます。
そしてファイナンシャル・インディペンデンスを達成した人たちは
ほどなく、社会還元の行動をはじめるものです。

日本には、お金をどう殖すかを微に入り細にわたり研究する投資家
はたくさんいますが、お金をどう使うかについて真剣に考えている
人はほとんどいません。お金は、使わなければ単なる紙切れ、なん
の価値もないのです。それなのに、お金を貯めることと短期の利ザ
ヤ稼ぎばかりに目が向く、そんな傾向があるように思います。(略)
お金を積極的に手放してやって、お金にも働いてもらうことが大事
なのです。

人が人として生き、そこに経済活動も投資もある。しかし、それら
はすべて「どう生きていくのか」「どのような社会を築いていくの
か」といった、人間としての意思や思いや価値観を反映させたもの
である。けっして、数字を追いかけたりの無機質なものではないと
いうことです。

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●[2]編集後記

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昔の子どもは、いつもほっぺたが赤くて鼻を垂らしているイメージ
がありますね。かく言う我が家の娘もほっぺたが真っ赤で鼻を垂ら
しているので、よく「昔の子どもみたい」と笑われます。

しかし、どうもここ最近の鼻の出方は尋常じゃありません。蓄膿に
なったら大変なので、漢方医に連れていきました。

診断結果は、ストレスが原因だろう、とのこと。舌の変色と肝臓の
熱はストレスの徴候らしく、それが原因で身体を思いっきり動かせ
ておらず、体内の余分な水分が鼻水として出てくるのだ、というよ
うな理屈らしいです。東洋医学の理屈はよくわかりませんが、スト
レスとの指摘には、納得させられました。

実は、娘は4月から入っていた保育園を5月末で辞め、6月からは
預かり保育をしてくれる幼稚園に通い出したところなのです。辞め
た理由は、押し付けがましい教育方針と保育士達の抑圧的な態度が
どうしても気に入らなかったから。この保育園に通わせると行儀が
良くなるとの評判があることを後で知りましたが、それは裏返せば
それだけ子どもを抑圧しているということだと思うのです。うちの
娘をそんな環境に置きたくない。それが転園の最大の理由でした。

娘はそういう環境で行儀良くふるまおうと気を使っていたのでしょ
う。そのストレスに加え、やっと慣れたところで、今度は全然対照
的な環境に移されたのですから、混乱しますよね。混乱し、緊張し、
身構えて生きていたのでしょう。

新しい幼稚園にもすぐ慣れたようなので、さほど混乱はなかったの
かと安心していたのですが、やはり子どもは親が思う以上にデリケ
ートな生き物なのですね。昨日、公園で遊んでいた時も、以前はで
きたことを「怖い」と言って尻込みしがちでした。やはり全身で思
いっきり遊ぶには基本的な安心感や精神的な余裕が必要で、今はま
だ緊張や混乱のほうが勝っているのでしょう。子どもの笑顔の裏側
にあるストレスに気づけなかったことを申し訳なく思いました。

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2011年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

バブルの仕組みp25

企業と経済全体の発展を下支えする意識、「ゼロサム」ではなく完全に「プラスサム」意識を持って行動するので、リスクとは無縁にのんびりかまえることができる。p77

1. 五年先、十年先に社会はどんなものを必要としているだろうか、それを供給しようとしていて、ずっと応援したい企業はどこか、を、徹底的に考えて選び出しておく。
2. そういった企業の株式を、暴落相場のときなどに思い切り買いに入る。
3. あとは、のんびり五年、十年と待つ。
4. 景気が上昇段階に入って、株価が上がってきたら、保有株の一部を売る。

5. ステップ四で得た現金をもとに、一のステップからふたたび長期投資を実践する。この流れでリズムよく投資をしていけば、いつしか長期の財産づくりにつながる。

【買い時】
•株式相場が暴落したとき。一年に二、三回は必ず暴落相場がある。
•不況の最中。
•夏休みシーズン中の「夏枯れ相場」のとき。

【売り時】
•景気が回復段階に入って過熱気味になってきたころ。
•相場で買い人気が沸騰しはじめたころ。
•目先の景気や相場の動向ではなく、世の中や人の様子に対する自分の直感を頼りに、早め早めに売りを出す。

【投資信託で長期投資をはじめるときの5ステップ】
1. 十万円ほどの資金を用意する。
2. 新聞やインターネットなどで投信をいくつかチェックして、販売手数料の高い投信は候補から外す。
3. 投資の条件として運用期間を限定していたり、継続投資がてきなかったりする、つねにフル投資ポジションにしておかなければならないような運用方針の投信も外す。
4. 運用している純資産額が安定的に増えている投信を中心にチェックして、そのなかから「これは」と思うものを一万円ずつ、十本ほど個別に購入してみる。
5. そのなかで、長期投資を基本的な運用方針に据え、真に投資家顧客層の財産づくりをお手伝いしようという姿勢のところがみつかれば、けい

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2011年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
ふつうの人でも、あらゆる株必勝法のインチキを見破り、カモられずにお金を増やせる方法がある!
株をやらないつもりの人でも思わずやりたくなる、クールで知的な株入門。

[ 目次 ]
第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?
第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
第3章 デイトレードはライフスタイル
第4章 株式投資はどういうゲームか?
第5章 株で富を創造する方法
第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
第8章 ど素人のための投資法

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月05日

Posted by ブクログ

さわかみファンドの方針と同様に、暴落時にかうという、長期投資の基本が、かかれてます。付加価値分析の紹介もあり、これは、良い指標かと思います。すぐに読めちゃいます。

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2011年03月13日

Posted by ブクログ

「長期投資は国語」である。という言葉に投資というものの深さを感じました。(実際まだ、なにも分かっていませんが・・・)

高度成長期⇒預貯金   成熟社会(現在)⇒投資
筆者は上記の図式を掲げ、これからの日本における投資の重要性を説いている。

高度成長期においては私達の家計から預貯金の形で集めたお金は企業に注入され、産業資金と使われてきたが、成熟社会において、企業も投資意欲が縮小され資金需要がへり預貯金が「財産づくりの柱」ではなくなるのは時間の問題としている。

筆者は投資は投資でも情報や経済情勢、相場動向により
左右されない(筆者曰く、全て無視)長期投資の重要性をといている。

⇒短期的な投資(投機)ではなく、将来の社会のニーズを読み込み、長期投資する企業を選ぶ。
長期投資による資金がやがて、良きスパイラルを生み、豊かな社会を築いていく方向へと向かっていくとしている。

また欧米において「投資」といえば短期投資ではなく、長期投資を連想する人が多く、日本は、お金の運用そして投資に対する考え方について強制はしていないが見直す必要性があるのではないかと問いかけている。

短期的?投機的な株式の取引で一喜一憂していた自分が恥ずかしくなりつつも、企業の社会性や将来的な方向性に投資するというスタイルに今後変更しようと思わされた1冊。

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2010年04月20日

Posted by ブクログ

メンタル的な話中心でメソッドについては触れられていない。が、デイトレやチャートがだめなことは良くわかる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ここで書かれてある投資手法は
1.5年10年スパンで見て応援したい企業を探す 
2.その企業の株を、暴落相場の時に買いを入れる 
3.あとは5年、10年とのんびり待つ 
4.景気が上昇段階に入ったら保有株の一部を待つ
日頃の値動きなんか気にしない。世の中の景気見通しなんて気にしない。そんな投資スタイル。
著者曰く、その理由は不況は永劫続くものではない。人々はどこかで「このままではマズい」と思って努力をし、どこかで好転に持っていくものだからと説く。(かなりかいつまんでスミマセン)配当狙いの自分のスタイルはここでいう1〜3なのだが、今のところは細々とプラスになってくれている。むしろ細かな値動きに応じて売り買いをしていたら、今よりプラス幅が低かった検証結果が出た。
2008年刊行の本だから、「このあとデフレになります!」と最後締めくくったのはご愛嬌だが、この人の投資哲学を吸収できる本。
面倒くさがりの投資家には良書です。

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2017年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分のお金にも働いてもらおう 長期の株式投資は 定期預金よりも高利回り 投資のリスクも相場動向も気にしない 暴落したらご機嫌で買う 損切りはしないが「縁切り」はある 運用している純資産額が安定的に投信を中心にチェックして、その中から「これは」と思うものを1万円ずつ、10本ほど個別に購入してみます。

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2014年03月29日

Posted by ブクログ

株式市場が大暴落した時、業績の調子が良い会社の株をごっそり買ってあとはほったらかしておきましょうって感じです。

サブプライムローンに始まり、中東革命、ユーロ危機や中国バブルなど最近の経済はめまぐるしく変わっているので、株に手をだすならこのやり方かなあと思っています。

まあでも投資信託の選び方についてはなるほど!な面もあったので3,5あげたいけどそんな☆のつけかたがない('・ω・`)

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2012年01月03日

Posted by ブクログ

株式投資の入門書(主に投資哲学)。澤上さんの他書と基本的に同じ内容。

目新しいところは付加価値分析の項目。
付加価値を毎年増加させている企業が投資対象として望ましいとのこと。
(付加価値=経常利益+経費)

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2011年09月27日

Posted by ブクログ

シンプルでわかりやすい。のだけど、簡単、とか、リスクは考えない、とか、全部鵜呑みにしたら駄目だな、という本。

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2011年07月03日

Posted by ブクログ

商売の基本は安く買って高く売ることである。著者のやり方は長いスパンでこれらを行う事であるが、その中で「自分との対話」というものを考慮しているところが興味深く読ませていただいた。

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2011年05月17日

Posted by ブクログ

さわかみ投信の代表、澤上篤人さんの著書です。

さわかみ投信といえば、長期投資で有名な直売形式の投資信託、銀行や証券会社では販売していません。

澤上氏の投資方法は、10年先をみて、社会に貢献していそうな会社を応援するつもりで暴落した時期に株を買って長期に保有すること。

今回のこの「10年先を読む長期投資」では澤上氏の投資方法の入門編的な位置づけのようです。
考え方はシンプルです。

暴落したときにお気に入りの会社の株を購入して長期に保有して値上がりを待つ。

買い時、売り時のタイミングがポイントになるのですが、長期投資でそんなにあわてずに待っていればいつかチャンスがおとづれるというのがこの投資法のいいところですね。

目次は、

1.投資で暮らしを守る時代

2.長期投資は難しく考えない

3.長期投資を実践しよう-株式投資の巻

4.長期投資を実践しよう-投資信託の巻

5.長期投資の先に広がる世界

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2010年07月03日

Posted by ブクログ

長期投資の基本的な考え方、スタンスが分かります。
長期投資を説明するための、対極の概念として、
相場追いかけ型の投資のデメリットも説明されています。

たとえば、投資には興味はあるけれど、○○ファンドや
デイトレーダーなどを思い浮かべて、つい尻ごみして
しまってきた人に対して、投資の別の側面を知る良
機会になると思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

難易度:2

不自然さを感じない投資

「株への投資は自分が応援したい企業、自分が思い描く世界を実現してくれる会社を選んで行うだけで良い」
という言葉が心に染みます。株というとどうしても儲けることばかりを考えがちですが、本来はこうして
どこかの会社を応援するためのことだと思います。そして長期投資を薦めていることも共感できます。

ただ、あとがきで2008年の夏が盛夏(買い時)と言ってしまっていることは、1年後の2009年に見たら残念です。
長期投資を薦めている以上、直近の予測は控えるべきだと思いました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2008/4
長期投資というものはどのようなものか、そのメリットについて丁寧に書かれている。ただ、丁寧さが過ぎるためか、あまりにも同じような内容を繰り返しかかれて内容が上げ底となっている感じも否めない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

短期的な利益を追わず、応援したい企業に投資。
不況の時にたくさん買うことで、民間の手で景気を刺激。

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2009年10月04日

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