藤森ちひろのレビュー一覧
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▼あらすじ
天涯孤独になった大学生の碧生の前に、突然現れた英国貴族・ケネス。その彼に英国へ連れ去られ、祖母の形見の指輪のために花嫁姿にさせられる碧生。期間限定の形だけの花嫁のはずが、彼の弟との仲を誤解されて、お仕置きとして陵辱される!
そんな横暴なケネスが許せない碧生だが、犬好きな優しい一面などを知るうちに…?
英国貴族とのスイーツロマンス♥
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地位、名誉、財産、美貌、才能を持ち合わせた英国貴族のスーパー攻め様が、平凡だけど健気で純粋な日本人の受けを溺愛するお話で、最初から最後まで王道且つ甘々テイストなお話でした(笑)
作者さんがハーレクインを目指していたというだけあって、確かに全体 -
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兄弟の禁忌もの。好物なのですが、それだけに見る目が厳しくなっているかもしれません。
これが私的にファースト兄弟ものだったら、迷うことなく絶賛したのですが、なんか入れ込むことができなかったのです。というのは設定とか行き着く先があまりにも類型的でまとまり過ぎなんです。「禁断兄弟」というサブタイトルからして、お手本とかサンプルとかみたいなかんじで、あまりにもテンプレ。もう、ぴったり想像通りのストーリーでした。
父親の死をきっかけに、14年ぶりに再会した兄弟。27歳の兄は都会で司書の仕事に就き、7歳年下の弟は故郷で父親と同じく新進日本画家としての道を歩み始めようとしています。
そして、父親の葬式が終 -
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ネタバレ主人公は、経営が悪化し、買収の危機にある桐原物産の御曹司・桐原忍。
忍は、元々別の会社に就職していたが、父が経営する会社の経営状態が悪化し、請われるようにして「改革担当」として父の会社の取締役になったのだ。
しかしながら、徐々に改革は効果を表しつつあるものの微々たるもので、なかなか思ったような効果が上がらない。
そんな時に、外資ファンドから投資の話を持ちかけられる。
突然訪ねてきた彼らに、忍が対応することになるが、投資ファンドの代表の顔を見て、驚いた。
投資ファンドの代表は、高嶺秀幸という男で、彼は忍が好意を抱いていた相手だったが、とある一件から忍の前から姿を消してしまった大学の先 -
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「密約は淫らに甘く」の弟版。
桐原物産の次男・悠は英国の紅茶ブランドの日本での独占販売権を得るように代理店契約の商談に訪れていた。ロンドンの道に迷ってぶつかった相手はその紅茶ブランドのオーナー貴族・アレクシスで、販売権の代わりに恋人のふりをしてくれと持ちかけられ…。
兄編が先に出てるのでそちらを読み始めたのですが、挿し絵に違和感を覚えてひと月以上、放っていました;兄編はまだ途中です。で、こちらはまだ読めたので一気に頑張ってみました。
ストーリー展開と悠の気持ちの流れに無理が無かったのが良かったのと、兄編の時のイラストよりキャラが可愛らしいのが同じレーターさんでも兄編より気にならなかったのかな