東吉乃のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
バトルと音楽の饗宴
不審者でスパイ疑い→臨時徴収扱い→フリー楽士くらいの気持ちでいたら、楽士が思ったよりブラック社畜向き危険業種な過酷異世界だったでござる。
最前線で使い潰される騎士団のアーク団長付きかぁ、そりゃ前任者たちも逃げ出すってもんやな。
カスミレアズだけじゃなくて騎士それぞれ専属欲しいとか、争奪戦必至やんね。
藤堂真澄ちゃんがアマチュアでもクラシック楽士てことは、グレード高い生地と縫製の正装クラス着てるんかな。
なんで西洋クラシック音楽の女性正装てドレッシー(=肩や腕や背中や足元とか割と露出高くて寒そう)なデザイン多いのか不思議よねぇ。
ただ制服みたいな扱いだからビジュアル固定できて、連載作画が私服設 -
無料版購入済み
どれだけの優れた音楽家たちが
日本に音大っていくつあると思います?優秀な音楽家ってどれだけいると思います?いまの世の中は平和で子供の時からレッスンできる中流以上の家庭の子ども、比較的、練習することが可能なひとが音楽を続けられるのです。生活ができなければどこかの企業で就職をする。この主人公レベルの演奏家は山ほどいるのに、です。また、音楽家の歴史を見れば音楽家は貴族のお抱え、つまり階級的には低いのです。異世界とて同じだと思います。今と価値観は異なる。学士さまと崇め立てられるこのストーリーは本当の夢物語で、ヒロインはもともと不幸ではありません。むしろ、音楽を続けられてきたことに感謝するべきなのです。
-
ネタバレ 無料版購入済み
ふ~ん
異世界へ転移したことになかなか気づけなくて、会話が平行線になることも多くてまどろっこしいところもありますが、リアルな反応だとも思います。にしても、ヒロイン強気。言葉のバトルが度々あり、それで相互理解を深めている様子。
クラシックの曲解説や朧月夜の時代背景とか、そこまで要るかなぁ?とりあえず、作者さんはそう捉えているのね、と流して先を読みました。
第四騎士団に感情移入していって、最終的には自分の意志でここに居ようって決めたヒロイン。1巻はそれで終わり。2巻も途中までみたいですね。 -
ネタバレ 購入済み
小競り合い
プロのバイオリニストを目指していたヒロイン•マスミが私生活で色々あって思うように演奏出来なくなり階段から落ちたら異世界で、そこは魔術があり魔獣も居る世界で楽士が奏でる音楽には特別な力があってという世界観は今まで見た事が無く、とてもワクワクしました。
スパイ容疑が掛かった状態から諸々あって信頼関係を経て第四騎士団の専属楽士になるまでは非常に面白かったです。
私はクラシック音楽は詳しく無いのですが、弾いてる音楽も実名であったので、BGMにして読んだら臨場感もあって良かったです。
てっきり使われる音色やメロディーによって回復量が違うとかそっち(研究)系に話が行くのかと思いきや、宮廷騎士団との小競り合 -
購入済み
ヴァイオリン分からなかった
話は良かったとは思いますが、ヴァイオリンについての知識が私にはなかったので、説明部分や、演奏部分がやや、私には盛り上がらない要素になってしまいました。ピアノとか歌の方が共感できたのかな?ヴァイオリン好きな人なら共感できるのか?できないのか?は不明です。